ニュージーランド移住を目指す夫婦のブログ

ニュージーランド移住を目指す夫婦のブログ

まずははじめの一歩、2018年11月から南島オアマルで生活をはじめました。

地元の幼稚園で日本紹介イベント

先日、息子が通う幼稚園で日本紹介イベントをしてきました!

 

ある日息子をお迎えに行ったら先生から「子ども達に日本の紹介をしてみない?」と急に言われ、二つ返事でOKしたものの、何をすればいいのやら・・・。先生からは内容も時間もおまかせとのこと。

ネットで調べてみたら、世界中の日本人お母さんたちがこれまでに同じような経験を沢山されていて、その内容をブログなどに残して下さっていてとても参考になりました!

ということで私も、どんなことをしたのかご紹介します('ω')

 

対象年齢と時間

3~4歳児クラスで行いました。時間は30分ほど。

 

やった内容

奇跡的に息子の幼稚園には日本人母さんがわたし以外に2人いて、当日は3人で進行しました。

1.日本の場所

まずはじめに「わたしは〇〇のママです~、日本からやってきました」と簡単な自己紹介をして、日本がどこか知っているか子ども達に質問。そして世界地図を広げて「ニュージーランドはここだね~。ここから上にUp up up.....これが日本!

f:id:takeus:20240326103710j:image

ニュージーランドから日本はとても遠くて、朝ここを出発して、日本に着くころにはもう夜の寝る時間なんだよ」と説明。この表現は他ブログで拝見した知恵で、幼稚園くらいの子どもには具体的な時間(〇時間かかる、等)を言うよりも、こういう表現のほうが理解しやすい模様。

2.日本の国旗

家から小さいホワイトボード(冷蔵庫に貼るやつ)と赤のペンを持参していて、「日本の国旗はとても簡単です。今からたった5秒で描きます!」と言って子ども達に5秒数えてもらい、実演。

f:id:takeus:20240326103723j:image

3.ひらがな、カタカナ、漢字

簡単に「日本語には3 different alphabetsがあるよ」とだけ紹介。たまたま家に先輩日本人お母さんの書道作品があったのでそれを披露。「漢字にはそれぞれ一文字で意味があって、これはBambooだよ

f:id:takeus:20240326103737j:image
子ども達は "馬🐎に見える~!" など自由な発想を楽しんでいました。

4.日本のもの紹介

では・・I'd like to introduce you to some Japanese things」と言って、お寿司、マリオ、ハローキティピカチュウの絵を1つずつ見せながら「Do you know this?  How about this?」などと子ども達に質問。ハローキティだけあんまりみんな知らないみたいだったけど(今回の年齢に合っていなかったのかも?)、ほかは子ども達が率先して答えてくれて結構盛り上がった。

絵は前日に母ちゃん夜なべして作った。子ども達が結構気に入ってくれて、マリオは幼稚園に飾られていて、ピカチュウとお寿司はだれかのおうちに今頃いるはず。

f:id:takeus:20240326103749j:image

5.折り紙

日本のもの紹介の続きで「日本には "折り紙"というトラディショナルな遊びがあります。紙を折ることでいろいろな物が作れます」と言って、あらかじめ作っておいた折り紙のカブトや鶴、ふうせんなどを披露。

f:id:takeus:20240326103819j:image

カブトはこっちの子ども達に分かりやすいように「Pirate hat(海賊の帽子)」だということに。
そして最後にみんなで紙カップを作りました。「今からみんなでpopcorn cupを作ろう★

事前準備として、子ども達の折り紙にはぜんぶ折り目をつけておきました。これをしててめっちゃヨカッタです! 
年齢が3~4歳、しかも生まれてはじめての折り紙なので "できない~!やって~!"が多発。危うくカオスになりそうでしたが、折り目をつけておいたことで先生たちもヘルプしてくれたり、上手な子は自分でできたので助かりました。

 

以上、幼稚園でやった日本紹介の内容でした!

当日の子ども達の反応は良く、後日幼稚園のオンライン通信簿で紹介された際には保護者の方から「こういう異文化教育大好き!」的なコメントもあったので、成功だったのではないかと思います('ω')  緊張したけど頑張ってよかったです。

【2023年版】1ヶ月の生活費を公開

前回の生活費の記事から3年が経ちました。

この頃と比べて子どもが1人→2人に増え、家も持ち家となり、インフレもあり・・・など色々状況が変わっているので、現在の生活費を公開したいと思います。

赤裸々に綴るので、移住を検討されているどなたかの参考になれば嬉しいです。(あくまで一例として)

 

わが家の環境

<場所と気候>  
南島の田舎町。気候は1年を通して北島よりも寒く、夏でもたまにコート必要。

<家族構成> 
4人家族(夫婦+4歳と2歳)。ペットなし

<家> 
持ち家の一軒家で2LDK+庭。

  • 断熱材:  全部屋の床・天井・壁に断熱材あり
  • 窓: 全窓ダブルグレーズ(ペアガラス) ➡なので割と冬でも家の中は暖かめです
  • エネルギー: 給湯はガス、キッチンコンロは電気。暖房は基本エアコン+子供部屋は夜間ヒーター。

<食事>
外食は月に2~3回程度で、だいたいFish&Chipsなど。半年に1回程度、旅行の際にレストランに行く。

<お小遣い> 
夫とわたしでそれぞれ毎月200ドルずつ。お菓子やジュース、カフェ代や個人の娯楽品などは自分のお小遣いから。

 

だいたいの1ヶ月の生活費

今年の家計簿を見返してみました。こんな感じでした ↓


このほかにかかる出費として以下がありました。

 

詳しくお話すると・・・

住宅ローン

住居にかかるお金は、賃貸のときよりもマイホームのほうが我が家は少し高くなりました。なんといっても住宅ローンの金利が高いです。毎回、返済額の大部分が金利でもっていかれているので悲しいですが、粛々と返済するほかない。

固定資産税(Rates)

持ち家になってからかかるようになりました。Otago RegionとWaitaki Districtの両方に払っています。(日本で言うと 'Region' が都道府県、'District' が市区町村、みたいな感じです、たぶん)

住宅ローンに合わせてこれもなかなか効いてきます。どこの地域でも同じなのか分かりませんが、Ratesの額は持ち家の '土地の評価額'と '家の評価額' を元に計算されています。

あと、水道利用料や下水利用料などもRatesに含まれて請求されています。(一律料金)

ガス

我が家は給湯だけガスです。都市ガスじゃなくて、毎回残量がなくなったらガス屋さんにガスボトル(45kg)を持ってきてもらうスタイルです。1本約60ドルで、夏場は月に1本、冬場はよくバスタブに入るので月2本のペースで交換しています。

電気

電気代がかさむ一番の要因は冬場の暖房です。冬は毎日、朝起きる前にエアコンがつくように設定している(じゃないとベッドからなかなか出られない)&夜間はずっと子供部屋は室温19℃に保たれるようにヒーターをつけています。こういうの ↓

夫いわくこのタイプは電気代めちゃ食うらしいので、子供部屋にエアコンを導入することを検討中です。

通信

家のネットは2degreesのファイバー無制限で70ドル(元値97ドルですが割引契約でこの料金)、夫の携帯はSparkの2GBプランで20ドル、私の携帯はKogan mobileの365日プランで月あたり1.5GBで約13ドルです。
Kogan mobileはかれこれ2年以上使っていて今のところ満足しています。Sparkみたいに余ったデータのroll overがないので、たまーにデータ使いすぎてトップアップするはめになっていますが、ほぼ家にいる専業主婦にとっては1.5GBくらいあれば十分です。

ゴミ収集

これもほかの地域ではどうか分からないのですが、私たちが住んでいる町では行政によるゴミ収集サービスがありません。なので、個人で業者と契約する必要があります。我が家は240LのWheelie binを、必要なときにオンコールで収集してもらう契約にしています。1回約20ドルで、だいたい月に1回くらいのペースでお願いしています。

240 Litre Wheelie Bin | Wheelie Bins Online さん

食費・外食費

去年~今年にかけて、スーパーの買い物であらゆる物の値段が上がっていることをヒシヒシと感じました。去年のインフレ率は7.2%、今年(10月時点)のインフレ率は5.3%だったそうです。どうりで最近ちょっとした買い物でもすぐ60ドルとかいっちゃう。

参考- Annual inflation at 5.6 percent | Stats NZ

交通

公共交通機関のバスや電車がない町なので、ほぼ車のガソリン代です。ガソリン価格はNZ国内で地域差があるようですが、この辺りの最近の相場は1リッターあたり2.6~2.7ドルです。これより安い町に行ったときにはまとめ買いしたりしています。

幼稚園

3歳以上は週20時間まで幼稚園が無料なので、長男はその範囲内に収まるようにしていて無料です。ただ次男がまだ2歳なのでその費用がかかっています。次男は週2(1日6時間)で通っていて、政府の補助後の額で毎月190ドルくらいです。

 

 

・・・どうでしたでしょうか。

この家計が平均的なのか平均から外れているのかは分かりません。都市部と地方とで変わってくるようにも思います。きっと私は、都会に住んでいたらもっと食費が増えるはず(美味しい外食の誘惑には勝てない!)

以上、我が家の生活費@2023でした!