感謝!

C病院で診察を断られてしまった頃は、膀胱がんと告知されてから4~5年が経っていたと思います。

他の皆さんのブログを見ていると、年表などで時系列をキチンと書いていらっしゃいますが、何せ私は主婦感覚なものですから、ダラダラと書き連ねている事をお許し下さい。

C病院の診察は、残念な結果となりましたが、この頃の私の状況は、自分自身がガン患者である事を忘れてしまう程、元気に回復していました。

出血はもちろん、何の症状も無く、毎日を楽しく過ごしていました。

膀胱炎の症状から膀胱がんと告知され、私自身は一がん患者になった訳ですが、最初の何年かは、病院を移ったり、毎日続く血尿(出血)により、精神面で限界続きの毎日でした。

その様な状態から幸いなことに、徐々に体が回復し、それに伴って精神面も少しずつバランスが取れていった感じです。

膀胱がんになった当初から、病院の先生に言われ続けていた、リンパ節や他の部位への転移は、この当時も見受けられませんでした。

ずっと転移しない事に関して私自身は、当然の様に考えていましたが、先生曰く、「個人差はあるけれどもおはなさんの膀胱がんのタイプは、あっという間に転移してしまう。」との事なのです。

その様な言葉を、繰り返し繰り返し聞かされて来ました。

今までの闘病を振り返ると、当たり前だと思っていた事が、実は当たり前ではない事が、ようやく分かって来た時期でした(遅い位ですが・・・)。

膀胱がんと診断された時、娘達やお父さんが必死に支えてくれた事、早い時期に膀胱がんに関する情報収集をして行動してくれた事が、私の命を救ってくれた要因だと思うと感謝しかありません。

人それぞれ、手段や方法は違っていても、良いと思う事は積極的に取り入れて行く事、先手を打って行く事が大切だったのだと云うのが、この頃の実感です。

笹野さん(末期の肝臓癌(余命3ヶ月と宣告)を克服された方)が教えて下さった

『癌とは時間との勝負。いかに早く手を打つべきか!』

その言葉をひしひしと感じていました。

今思えば、様子を見てなどと悠長な事を言っている時間がないのが「癌」なのです。

私自身の経験でも、あっという間に悪化していく体験をしました。

その様な最中、笹野さんから頂いた言葉、

『奇跡は起こるものではなく、起こすもの。』

この言葉に、どれだけ勇気を頂き励まされたか分かりません。
 
■笹野さんのブログ
肝臓ガン末期症状にて、余命3ヶ月の宣告から克服までの闘病記

毎日毎日、血尿で染まった便器を覗き込み、どれだけ心が折れそうになったか分かりません。

その度に、娘やお父さんが私を支えてくれました。

家族の支えがあったからこそ、今まで頑張って来れた様な気がします。

結構、長い間書き続ける事が出来ている闘病ブログですが、今回は途中下車をして、改めて娘やお父さんに感謝の気持ちを伝えたいと思いました。

 

 


「おはなの膀胱がん闘病記」を読んで頂き、ありがとうございます。

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