アフターコロナ・ウィズコロナで何がどうなる?!
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
ちょっと前から「アフターコロナ(ポストコロナ)」「ウィズコロナ」とか、あるいはこれらを総称して「ニューノーマル(時代)」とか言われるようになっています。
具体的に言えば「リモートワークが主流になる」とか、だから「判子を押す業務もなくなる(笑)」とか、そういう話も出ていますけども。
コロナで自粛しなければならない状況で、紙の書類に捺印しなければならない業務のためだけに出社する話もありました。
『押印担当が続ける週1出社 コロナでも「ハンコの壁」』(朝日新聞デジタルより)
(そう言えば、デンソーさんと日立さんがコロナ前に、こんな機械を造っておられました。
「書類に捺印し、書面を電子化する一連の業務を自動化」とのことですから、捺印だけがこのロボットのお仕事ではありませんが……。
画像は『デンソーウェーブ、日立キャピタル・日立システムズと共同で「RPA&COBOTTA® オフィス向け自動化支援」を開発〜書面押印と電子化をロボットが担うソリューションを提供〜』から頂きました)
それはさておき。
具体的な業務内容ではなく「大きな時代の流れとして、何がどう変わったのか?」ということを、ここでは考えてみたいと思います。
そう言えば、こんなこともありました。
『NY原油 史上初のマイナス価格、先物に売り』(日本経済新聞より)
今は価格が戻っていますが、一時はマイナスになって「持っているだけで損をする」という状況になっていました。
詳細はリンク先の記事をご参照頂きたいのですが、ざっくり言えば「WTIは“先物を買っている人が決済せず期日到来した場合、現物の引き渡しが発生する”ので、原油自体を決して受け取りたくない投機的な投資家が超投げ売りをした」という話でした。
しかも貯蔵施設がいっぱいになってきているので、原油を受け取るとなると自分で別途タンカーなどを手配しなければならない状態になり、その分さらに損してしまう状況だったと(なので、現物の引き渡しがない北海ブレントやドバイ原油はマイナスにはならなかったとのこと)。
その後さすがにマイナスではなくなりましたが、未だに安い価格で推移しています。
これは何なのかと言いますと、ざっと言えば「工業が主役の時代が終わった」象徴なのではないかと私は思いました。
工業に不可欠で、非常に大事なものと言えば「石油」です。
かつては「石油の一滴は血の一滴」とまで言われていました。
(その前に石炭が「黒いダイヤ」とか言われていたのに、石油に取って代わられていますけど)
その石油が圧倒的に足りないことで、大東亜戦争になって敗戦して大変なことになったわけですよ。
(当時の我が国に足りないのは、石油だけの話でもないですけど)
なのに一時的とはいえ、要らないからと言って押し付け合いになるという。
「皆が要らないとお金を払って引き取ってもらおうとする黒い液体のために、戦争になって負けてえらい目にあったのか」と考えると何か複雑な気持ちになりましたが。
そういう感情的なことはさておき、今回のコロナの件でこの流れが決定的になったのは確かなようです。
リモートワークだけを考えてみても、通勤の必要がなるから電車は前ほど要らなくなるし、それによって駅前の商業施設も前ほど要らなくなるし、出張も減るから航空会社やホテルも前ほど要らなくなるし、要らない要らない要らない尽くしになるわけですよ。
我が国は明治維新の時に工業化し、当時の先進国の「列強に追い付け追い越せ」で今日までがんばってきました。
このことは本当に素晴らしいことだと思います。
実際の話、この工業化に失敗して当時の先進国から没落した国もありますし。
この前9回目のデフォルト(債務不履行)に陥った、アルゼンチンがその例ですが。
アルゼンチンが何故工業化に失敗したのかと言いますと、その理由の一つには「農業大国として、農業と畜産業で大成功していた」というのも含まれているそうです。
こんなに農畜業で成功しているんだから、もう工業化しなくても良いじゃーん、て感じですかね。
となりますとですね、今現在の日本は工業で成功しているわけですが。
「この後、どうするん?」
って言われると、どうしたら良いんですかね?
まー、とりあえず「判子を押すという、無駄で無意味な上に(場合によっては)命の危険まである仕事をやめる」という、わかりやすいところから手を付けますか(笑)。
↓応援よろしくお願い致します!
ありがとうございましたm(_ _)m
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します!!!
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