わたくしNAVI彦が、
これまで訪れた神社を
ご案内する『NAVI旅』です。
越木岩（こしきいわ）神社につづいて
そのすぐ北にある
北山（きたやま）公園へ
行ってきました。
北山公園というのは、
磐座（いわくら）の宝庫です。
なかでも、
太陽石（たいよういし）を中心とした
磐座群にはなにか
不思議な力が宿っているようで、
いつも心が浮きたちます。
北山公園の
太陽石と
越木岩神社の
甑岩（こしきいわ）は、
南北のラインが
ほぼ揃っていて
この直線上には他にも
たくさんの磐座が
あるといいます。
そもそも、
西宮の地は
奇岩巨石だらけであり、
太古の
磐座信仰の跡がのこる地と
いわれているようですが、
開発のすすむ
高級住宅街でもあるので
すでにおおくの磐座が
消失しているといいます。
ここはそんな
太古の姿をそのままにのこす
数少ない場所かもしれません。
公園内には、
散策道が迷路のように
巡らされているので、
一日中
愉しむこともできるでしょう。
ですが、
とても広い公園ですので
太陽石になかなか
たどり着けない方もいらっしゃるようです。
ですから今回は、
散策ルートも載せてみます。
もっともわかりやすいルートは、
北山緑化植物園
（きたやまりょくかしょくぶつえん）
からのルートだと思います。
駐車場から、
植物園（無料）の敷地に入って
すぐ右へ曲がると、
ほぼ一本道で、
池にまでたどり着けます。
途中一箇所だけ、
猪除けの柵を
越えてゆきます。
池までくれば、
もうすぐそこです。
池にそって右にまがり、
池と池の
あいだの道をぬけて、
勾配のきつい
小高い丘をのぼると、
太陽石のある
磐座群です。
この磐座群は
丘のうえにあるので、
眺望がとても素晴らしいです。
南は、
夙川（しゅくがわ）の
河口付近まで眺められ
東は、
西宮（にしのみや）市の一帯を
眺めることができます。
そうして西は、
六甲山（ろっこうさん）のふもと
六甲アイランドや
ポートアイランドまで
望むことができるようです。
磐座というのは
山頂や丘のうえに
あることがおおく、
ひとの手によって
意図的に置かれたのでは？
という太古のミステリーを
感じられるのも
魅力のひとつです。
たしかに、
ここの磐座も
東西南北のラインや、
夏至冬至の
太陽のラインにあわせた
配置になっているとも
いうようです。
また、
この磐座のちょうど真下を、
新幹線が通っているのも
とても面白いことです。
さまざまな見方をできる
磐座ですが、
ぼくとしては単純に
おおきいなぁ、すごいなぁと
岩そのものを堪能すればいいと
思っています。
そんな一コマが、
こちらです。
動く磐（いわ）がありました。
これは
剥がれ落ちたのでしょうか？
それとも、
意図的に置かれたものでしょうか？
興味は尽きませんが、
とにかく愉しいものでした
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☆NAVI旅vol.8 全記事リスト☆
NAVI旅 vol.8 ① ～越木岩神社～
NAVI旅 vol.8 ② ～太陽石～
NAVI旅 vol.8 ③ ～目神山～
NAVI旅 vol.8 ④ ～六甲比命神社～