2019年10月10日

学年の食事会

考査のなか日ということで、試験が終わってから学年で食事会に出掛けた。
自動車で30分弱走れば、お山の観光地に洒落たレストランがたくさんある。

今回は、「肉が食べたい」という若手男性教員のリクエストにより、肉料理店になった。

生徒を放課させてからなので、出発は13時半。
さすがにこの時間になると、お昼休みになる所が多く、お店選びに難航したようだが、私はただ連れて行ってもらい、食べるだけなので、そうしたことには関知しない。

私の学校では、試験中の日中、こうした食事会をよくやっている。
ほとんどの場合、夜も教室で勉強させているので、その担当者も学年から出ており、食事会で夕食をとるのは、生徒が休みの日以外は難しいのだ。

生徒が休みの日は、教員も休みだったりするので、これもなかなか難しい。

何のことはない。ただ、皆で出掛けて食事をするだけであるのだが、こうしたコミュニケーションの場は、いろいろなところで効いてくるだろう。

私の学校では、いわゆるアルコール付きの懇親会は一切行われないので、こんな食事会でも、職場を離れたリラックスタイムになる。

山が近づくと、山が赤っぽく見てた。
そろそろ紅葉のピークで、観光客で週末は大渋滞するほど。

そんな観光地に、さまざまなレストランが点在している。

肉料理とは言っても、地元牛のステーキは5000円ほどするので、そうした高級料理には手は出せないが、それでもおいしい手作りハンバーグをいただいた。

さすがに早食いの教員たち。
あっという間に平らげてしまう。
ゆっくりコーヒータイムを取る間もなく、学校に戻る。
このあとも採点する先生ばかりなのだ。

私は隠れ家で、畑を耕し、愛犬たちの散歩。
何日か分の餌を作ってきた。

試験は明日までだが、生徒たちは大騒ぎしながら遊んでいる。

先日、テレビ番組で、定期試験を廃止した東京の公立中学を特集していた。
「こんな方法もありかな…。」
とも思う。

一番大切なのは、生徒が「勉強しよう」、と自発的にやることだ。

そうでなければ、成績は伸びない。

そう思いつつ、易しい問題にしてしまった中間考査を眺めながら、最低作業に勤しんだ。
時折、気分転換にピアノを弾きながら…。

saburo-netbird at 23:00│Comments(0)教育現場の出来事 

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プロフィール

丹澤 三郎

中学、高校の教員になってもう30年以上になります。なんだか、がむしゃらに歩んできたような気がします。このブログでは、日常の学校生活中から、子供とのかかわりを紹介しています。若手の教員の方に参考になれば幸いです。タイトルは、以前学級通信を発行し続けてきたことがもとになっています。

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