こんにちは、絶學無憂です。

 

かなり長大な記事を書いたのですが、下書きも残らず、まるごと消えてしまいました。ま、内容が良くなかったから直せ、ちゅうことかもしれません。1/5くらいに圧縮してお届けします。

 

疲れてしまったので短くまとめると、懸案事項のある、職場のボスとの個人面談において、トーキングスティックという、アメリカ・インディアンに伝わる方式を採用して、対立的な、分離エネルギーの衝突になりそうなところを統合的なエネルギーで収めよう、と思っていたのです。が、いざとなるとなんか自然と会話が始まったので、そのままでいいか、とこれを諦めて、流れに任せてしまいました。

 

どうなったか?

 

結果、途中でこちらの要求を向こうが真っ向から否定した際に、カッとなってアドレナリン放出、非常に険悪な事態を、一瞬とは言え迎えてしまいました。失敗でしたね。まんなか外れてしまいました。

 

 

これだけじゃ分かんないので、状況を説明するとですね、私の仕事が彼の机の上で2年以上止められているんですよ。データを渡したら彼が論文を執筆するという約束だったのですが、20%くらいのところでずっと止まったまま(この点については本人も自分のせいだと認めてくれてはいます)。

 

ところが、1年半前に、すでに数ヶ月という単位で止まっていて私はイライラしていたのですが、ブレインアップデート・オンラインコーチングの一環で、バイロン・ケイティのザ・ワークという方法の練習会でこれをお題に使ったところ、自分の思い込みを外したら、本当に怒りが抜けてしまったんですよ。

 

このザ・ワークという方法は、やり方も公開されていますが、エネルギー療法など使わず、順番に質問に答えていくだけで思い込みを外し、あらゆるストレスを解除する、というもので、自分の持っている観念が感情を作っている、というのを体感するのに非常によい経験になりました。ココナラではこれを文字ベースのやり取りだけで体験してもらおうというサービスもやっていますので、ご興味のある方はどうぞ。

 

ところがこのケースでは、私が怒りを抜いたらそれで解決、とはならなかったんです。周りからは「どうして平気なの?」と不思議がられましたけど、怒りがないのでボスにプレッシャーをかけるようなこともしなかったら、.....何も起こらなかったんですね。2年を経過した時点で、もう待つ必要はないと思い、年末から彼に内緒で自分で原稿を書いており、この日の面談ではそれを渡しました。

 

そこはかなりうまく行ったのですが、怒りがなかったはずのに、なぜ途中で自分が怒ったか、というとそれは単純でして、

 

あんたは2年も待たせたんだから、この条件を飲むべきだ!

 

という設定で乗り込んでおりました。これを最大限(0から10で10)信じていたので、相手がそれに従わないと、途端にネガティブ感情が発生することになります。そもそも最初から私は極性を作っていて、自分に負けていたと言えそうです。その部分が自分で見えてませんでしたけど。

 

 

この、まんなかから外れた状態では、自分の中のエネルギーがまっぷたつに分離しているのですが、筋肉の状態もおかしくなっています。私の場合、右腕を前に伸ばして上から押してもびくともしませんが、下から押すといとも簡単に動いてしまい、左手はそれが反対になっています。エネルギーの分布が、拮抗筋や左右で偏っているのを表しています。ある方面からは非常に強くなっていますが、逆の方面からは非常に弱い状態。

 

この左右は人によって違うようですが、「私が絶対に正しい。」と念じるだけで、割と簡単にこれと同じ状態を作り出すことが出来ます。

 

個人の中でエネルギーが分離して偏ったこの状態こそが、戦争から夫婦喧嘩まですべての争い事の基本になるものです。まんなかを生きる、というのは、こうやって分離したエネルギーをもう一度、再統合させていくことで、バランスを取り戻しましょう、という趣旨なのですが、失敗しました。だって人間だもの。

 

 

面談が終わってだいぶ経ってからですが、アドレナリンがなかなか下がらないので、もう一度まんなかへ戻るために、念仏、すなわち南無阿弥陀仏を唱えての感情解放を行いました。

 

 

「私はこの観念を手放します」と宣言します。そして、

 

ナムアムダブツ

あんたは2年も待たせたんだから、この条件を飲むべきだ!6

 

ナムアムダブツ

あんたは2年も待たせたんだから、この条件を飲むべきだ!2

 

ナムアムダブツ

あんたは2年も待たせたんだから、この条件を飲むべきだ!0

 

極楽浄土におわすという、阿彌陀如来の力を拝借しまして、あっという間にこの思い込み自体は外せました。

 

これ、やり方省略とかしてませんよ。本当にこれだけです。お坊さんもびっくり、じゃないかな。

 

 

相手に飲ませようとしていた要求でしたが、冷静に考えれば、ボスの主張と私のとどちらが正しいかは誰にもわかりませんから、怒る必要も何も初めからなかったんですな。

 

いやーしかし、ミイラ取りがミイラになるというか、対立ばかり起こっているところで違う流れを起こしてみたかったのですが、見事に失敗して争いのほうに加わってしまいましたな。まだまだ未熟であった。

 

ナムアムダブツ