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こんにちは、絶學無憂です。いい記事が書けた〜、と思ったのですが、仕上げにボケての画像を貼り付けようとしたら、長い記事が全部ぶっ飛んで消えてしまいました。久しぶりですね、この徒労感。

 

 
何にエネルギーを使って生きていくのか、っていう話、実は数年前に、今は亡きオヤジから、同じ話をしてもらったことがあります。
 
息子が歯のことでおかしくなって変なものをたくさん試しているのでなんとかしてほしい、という嫁さんからの相談を受けて、オヤジが一対一で珍しく話をしてくれたのです。
 
笑顔で
 
「笑ったら入れ歯がカポっと外れる、おもろい大科学者になったらええやないか」
 
と。
 
だからそんな効果があるのかないのか分からないような治療法を探したり試したりということにエネルギーを費やすのはもうやめたら、と。

 

これねえ、当時の私はもちろん受け入れられず、その直後に筋肉反射テストの独習を始めて、我道を得たりと思い上がり、家庭崩壊への道をまっしぐらに進んでいくわけですが、今になれば、オヤジ殿の愛を感じますね〜。

 

血迷った息子をどうやって励まそうか、とかなり知恵を絞って、明るい雰囲気で語ってくれたんだなあ、というのも今はよ〜く分かります。

 

家庭内では異常に地位の低いオヤジでしたが、こんなファインプレーをしてくれたんだなあ。

 

親の心子知らず、と言いますが、今は分かるよ〜、ありがとう、オヤジ。

 

 

 

今回のハイヤーセルフのメッセージで一番の肝は、「そんなことより、あなたにとって一番はなんですか?」っていう質問です。これは上の話で言っていたゴール設定とか、天命とかと、またちょっと違います。もっとずっとシンプルな、一言で表せるような在り方。

 

 

それより、思い出していただきたいのは、一番最初に私があなたに問いかけたことです。あなたにとっての一番はなんですか?望みはなんですか?ということです。それは極めてシンプルです。たとえばそれはあなたの感覚感情や状態なんです。幸せでいたいのか、寛いでいたいのか、エキサイティングでいたいのか。まずそこなんです。それさえはっきりさせていれな充分すぎるほどなんですが、いかがでしょう。

 

では、あなたは一番自分のお気に入りの状態は何ですか

 

それはあなたにとってどんな感覚なんですか。

 

そしたら、すべての指針をそれにしてください。私は常に幸せを感じていたいから、いつでも今ここの瞬間に居るんだ、それだけを指針のすべてにしたら、この先もう失うことというのはあなたの指針にそぐいません。なぜなら今のこの瞬間には関係ないからです

 

 

「お見事ですね。全くその通りですね。」なんて調子よく返事していますが、後から振り返ると、このメッセージを本当に100%受け取れているのか正直なところ自信がありません。

 

ですが、おそらくこういうことだろう、というのは分かる気がします。

 

そのとき、どんな感情でいるのか、というのが引き寄せの法則の作用点になります。現実創造の決め手となります。

 

あなたにとっての一番、私の場合は「幸せ感」でしたが、この感じ方というものをはっきりさせれば、他のことは問題にはならない。

 

まず、悪循環サイクルに落ちてしまうことの対極としてこの話が出ていますので、こうやって生きていれば悪循環サイクルに落ちることはない、という話ではないでしょうか。

 

ゴール設定をする場合に、年収が10倍、とか、この地位に就く、というような具体的な目標に対して、自分の筋肉がどう反応するか、自分の波動がどう反応したり乱れたりするのか、というのを見るのはもちろん意味があります。

 

しかし、引き寄せの焦点は感情にあり、ということを考えれば、そういう具体的な目標よりも、そのときに感じているだろう感情の中身が一番大事と言えます。

 

たとえ、年収が10倍になり、部長に昇進しても、その内面が、ズタボロで、常に不安にかられ、他人への怒りが収まらず、ずっとイライラしている、なんていうパターンもあり得ます。これでは元も子もないわけです。

 

たびたび言及している、悪循環サイクル好循環サイクルのワークで、好循環サイクルを設計していくときも、その最初のステップは、望む感情の中身を決めることになっています。やはりそれが現実創造の決め手だからです。

 

ハイヤーセルフの話は、よりシンプルにして、もう自分にとって一番の感覚さえ決めてしまえば、他はいらないんじゃない?と言っているようです。

 

 
実は6月頃に、ブログ記事を読まれた読者の方たちから、最近では新しい治療法がでてきているようですよ、と複数知らせていただきました。ありがとうございます。
 
しばらくそういう視点で探していませんでしたので、自分でも探してみました。紹介していただいた治療法そのもの(歯周病内科、歯槽骨再生治療)はイギリスで見つけることができませんでしたが、有望そうな治療法があるのを見つけました。
 
PERIOBLAST(PERIOdontal Bio Laser ASsisted Therapy; 日本語に訳すと、歯周生体レーザー補助治療。BLASTというのは英語で大爆発を意味します。)という治療法で、Nd: YAGレーザーというレーザー光を当てて、歯茎を傷めずに歯周病菌を殺す、ということのようです。
 
British Dental Journal に紹介記事が出ているのを Google で見つけました。
 
Anon (2016) New clinic to eradicate Britain’s periodontal disease. British Dental Journal 220:372–372. https://doi.org/10.1038/sj.bdj.2016.269
 
この記事によれば、この治療法はイタリア人の Francesco Martelli 歯科医が開発してイタリアで成功し、イギリスにも数年前に上陸したものです。Martelli 歯科医はこの治療法の効果を検証するために、2,683人の患者について、最長2年間の追跡調査を行い、100% に改善が認められたとして論文を発表しています。100% というのは、ちょっと不自然なほど良すぎる印象ですが、論文の図を見ると結果は明らかです。重症の患者でさえ効果があったとしています。
 
Martelli FS, Fanti E, Rosati C, Martelli M, Bacci G, Martelli ML, Medico E (2016) Long-term efficacy of microbiology-driven periodontal laser-assisted therapy. Eur J Clin Microbiol Infect Dis 35:423–431. https://doi.org/10.1007/s10096-015-2555-y

 

コロナウイルスの影響で一ヶ月ほど待たされましたが、二回目のハイヤーセルフとの対談の後で、ようやく連絡が取れました。興味があれば診察を受けて、と言われたので、行ってきました。

 

若いイタリア人の歯科医の診断は「手遅れです。この状態の歯を救おうとして1ペニー(£1の100分の1、約1.5円)たりとも使うべきではない。」という、非常に明快極まりないものでした。自分たちは他の歯科医が諦めるような症例でも歯を救うということを誇りに思っているが、無理なものは無理だ、ということでした。

 

というわけで、私の役には立ちませんでしたが、歯周病でお困りの方で、まだ末期に至っていない人はもしかするとこれが救える歯があるかもしれませんので、ご紹介しておきます。YouTube にも英語で体験者の証言が出ています。なお、私自身が治療を受けてはいないので、効くのか効かないのかといったことにはお答えすることができません。

 

 

お読みくださってありがとうございます。もしちょっとでも感じるところがありましたら、いいねをよろしくお願いします。

 

(つづく)

 

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