こんにちは、絶學無憂(ぜつがく・むゆう)です。

 

ウエスタンアンドサザン・オープン(本来はシンシナティだけど今年はニューヨークで開催)、US オープン(ニューヨーク)、イタリアン・オープン(ローマ) と、無観客試合ながら、テニスのプロツアーが再開されて、見ていると楽しいですね。

 

大坂なおみさんの輝かしいUS Open 優勝というおまけまでありました。彼女の大活躍は、日本人にとって、日本人って何?っていうことを考えさせるすごくよい機会になる(と偉そうに言ってますが、私自身の「日本人」の認識も彼女の活躍でかなり変わったと思います)と思っていましたが、今回はむしろ黒人問題、人種問題のほうで、海外での影響力が大きいようですね。

 

我々は皆お勉強させていただいているようなものです。

 

USオープンといえば、男子ナンバーワンのノバク・ジョコヴィッチが、怒りに任せて後ろ向きに売ったボールが線審に当たって、失格、罰金扱いになるという前代未聞の珍事が起こりました。

 

ジョコビッチは、テニス界の Big 3 と呼ばれる一人で、フェデラー、ナダルと記録を争っており、史上最高の選手ではという声もしばしば聞かれる天才テニスプレーヤーですが、たびたびこのブログで紹介してますように、セリアック病でグルテンが自己免疫反応を引き起こすというのに気が付かずに、ずっと体調不良のためにランキングが上がらずに苦しんでいた時期があります。

 

そこから脱出したきっかけは、ジョコビッチ本人による「ジョコビッチの生まれ変わる食事」に詳しく書いてある通りですが、キネシオロジーの筋肉反射テストによって、パンを手に持ってテストを受けたときに、自分の筋力が弱まってグラグラになった、というのが発端です。その後で実際に病院で検査して確かめています。

 

当然、ジョコビッチもこの筋肉反射テストを受けたときは自分の筋力がパンを握るだけで弱くなるということに心底驚いたようですが、グルテンを食事から取り除いて体調の改善を実現して、その後でナンバーワンに上り詰めました。

 

そして、このような成功体験のきっかけが(いかに非常識とはいえ)筋肉反射テストなわけですから、当然、興味を持って調べたらしく、精神科医デヴィッド・R・ホーキンズのパワーかフォースか」を紹介しています。これもこのブログでしばしば扱っていますが、筋肉反射テストに関わるいわくつきの本ですね。「意識のマップ」というのが出てきます。自らの著書でこの本を紹介しているくらいなので、ジョコビッチは筋肉反射テストがどういうものかも、「意識のマップ」がどういうものかも、知っているわけです。

 

ジョコビッチ自身、オープン・マインドであることが大切。非常識だからと頭ごなしに否定せずにいたからこそ、自分は筋肉反射テストの結果をきっかけとしてセリアック病に気づいてナンバーワンになれたのだと振り返っています。

 

私の見る限り、試合中に筋肉反射テストを自分で行って、何かしている、という様子はないのですが、驚異的なフィジカルやメンタルにはこういう要素(スピリチュアルと呼ぶか、オカルトと呼ぶか)も背後にあるのではとずっと疑っています。

 

ロックダウン中には、スピリチュアル系の友人との会話をSNSやYouTubeで発信したりしてましたし、コロナウイルスのワクチンに否定的だという発言が物議を呼んだりしました。

 

その後で、自身が主催者となって、非公式のテニスツアー、アドリアツアーを開催しますが、それに出場した選手からコロナウイルス感染者が複数出てしまい、自身も感染してしまい、このツアーは途中で中止となりました。ツアーのイベントで、まったくソーシャルディスタンスを考慮すること無く、パーティーなどで騒いでいる様子も伝わっており、そりゃ感染者が出てもおかしくないだろうというような状況でした。

 

こういう流れの中で出場したUSオープンでの途中失格だったわけです。

 

個人的にはジョコビッチのテニスは好きで、彼のファンですが、スピリチュアルに傾倒する人に典型的ないろいろな態度が、しばしば問題になっている印象はありますね。

 

 

ところで、キネシオロジーの筋肉反射テストを知っているような人だから、きっと他にもいろいろ知っているに違いないと思っていましたが、彼はレイキ(靈氣)のシンボルを自分のシューズに使っていることを公言しています。

 

 

https://www.essentiallysports.com/novak-djokovic-reveals-the-reasons-for-symbols-on-his-shoes/

 

リンク先の記事の靴の写真の2つ目、赤い靴に見える渦巻き模様が、(一応、秘伝とされている)レイキの「第一シンボル」または別名「パワーシンボル」と呼ばれるものです。

 

 

「他のふたつのシンボル」とジョコビッチは続けます。「そのうちのひとつは、レイキ・シンボルだよ。宇宙の全エネルギーがこ今ここに集まっているということを意味している。このシンボルは常に自分の体験する瞬間瞬間を常に意識せよ、っていうことを思い出させてくれる。可能な限り今ここにいつもあろうとすること。そして自分のすることがなんであれそれに100%を注ぎ込むこと。もちろん、この場合は、これはテニスコートさ。個人競技者として、誰にも頼ることができないのだから。」

「自分のチームは例外だよ。彼らはコートの脇にいる。でも、誰も何かがまずいことになったとしても誰も自分の代わりを務めてはくれない。なので、100%に極限まで近く集中していること、身を捧げること、そして今にいること、っていうのが成功の分け目なのさ」とジョコビッチは付け加えた。

ジョコビッチのレイキシンボルの解釈は、私が講座で教えているのとはちょっと違う気もしますが、私が面白いと思ったのは、このレイキシンボルというのはただのマークではないからです。

 

第一シンボルというのは、肉体面に作用する力を持つと言われており、日本の戦前の伝統靈氣では、これ(に相当するもの)が病気の治療に使われていました。

 

ジョコビッチは驚異的な体の柔らかさでよく知られていますが、レイキシンボルを使うと関節の可動性が増します。
 
おいおい、科学者の割にはあんたそんな胡散臭い話をよく断言したな、と思われるかもしれませんが、(キネシオロジーでいうところのスイッチングなど、特殊な状態にある人を除けば)これは今まで誰にやってもらっても、面白いくらいかなりはっきりと差が出ます(たとえば立位体前屈のようなものです)。色々ある中で一番論文のデータになり得そうなもののひとつです。
 
とは言うものの、それはいつもレイキのアチューンメントを受けた人(生徒さん)が使った場合、でした。アチューンメントを受けていない人がシンボルを使ったらどうなるのか。そういえばこれは実際には試したことないのですが、筋肉反射テストで調べたら、効果出ませんよ、ちゅうことですね。
 
さてそれでは、ジョコビッチはレイキのアチューンメントを受けたことがあるのか。ちょっと調べればレイキを使うにはアチューンメントを受けるのが必要(厳密にいえば、アチューンメントを受けなくてもレイキそのものはある程度自然に使えているはずですが、シンボルなどは恐らく無理)ということはすぐ分かることなので、受けている可能性はありますね。彼のスピリチュアル系の友人たちの中にはレイキの先生もきっといることでしょう。
 
もしアチューンメントを受けているなら、彼の元々並外れた柔軟性はシンボルの効果で単純にアップしていることになりそうです。
 
 
上のニュース記事は2019年1月のものでしたが、今でも実際に使っているのか。
 
時々靴が画面に映るときに注目しているのですがこのレイキシンボルが最近は見えないので、やめたのかな、と思っていました。
 
ところがどっこい、本日のイタリアン・オープンの中継でもばっちりとレイキ第一シンボルが映っていました。ここに使うとはね。

 

 

今日の試合も勝ってましたね。決勝戦はナダル対ジョコビッチでしょうかな。