こんにちはonpuまひろです顔

 

 

 

う~、今日のカンサーイは寒かった~ガーン

木枯らしが吹いて、一気に冬がやってきた感じの一日でしたうずまき

 

 

 

皆さんのお住まいの地域はいかがでしたかニコニコ

 

そんな時はおうちの中から出なけりゃいいんですよね、わんわんチワワ黒

 

 

 

 

 

 

 

私も3年以上ブログを書くうちに

ずいぶんフォローくださる方も増えました照れ

ありがとうございますにっしっし

 

 

 

 

 

こちらは2年前に投稿した記事です。

 

はい、息子の不登校時代の思い出話でございます照れ

 

 

 

渦中で苦しい思いをしてらっしゃる方に

 

何か参考になることもあるかもしれないと思い

 

再度紹介させていただきますにやり

 

 

 

もう前に読んだわ~って方は、どうぞスルーくださいね口笛

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在息子は大学4年生の22歳

 

工学系の学部に所属し

 

大学入学以来、欠席は記憶の限りたった1日。

 

履修科目は全部修得し、現在は卒業に向けて卒論の作成に取り組んでいます。

 

そして、来春には大学院進学を予定しています。

 

現在バイトはしていませんが、サークル活動(健康麻雀)にも時々参加しています。

 

 

 

こんな風に大学の4年間を順風満帆に過ごしてきた息子ですが

 

小5~高3までは、ざっくり不登校だったわけです。

詳しくは息子の経緯★をご参照くださいませ~ぶーハート

 

 

 

 

と言っても、まったく自宅に引きこもっていた訳ではありません。

 

結構がんばって学校に通っておりました学校

 

 

 

学校にがんばって通う不登校って変ですかねショック!あせる

 

 

でも、文部科学省によると

 

「年間30日以上の欠席で不登校」という規定だそうですので

 

うちの息子は間違いなく8年間不登校だったのですシラー汗

 

 

 

彼の場合、OD→副腎疲労症候群による慢性疲労が主訴でごさいましたので

 

とにかく疲れるしょぼん

 

度を超すと精神的に落ち込んでしまう…ダウン

 

そこから「嫌な気持ち」が出現して、学校に行けなくなってしまう…ガックリ・・・

 

それがたいがい11月えーん

 

引きこもって自宅療養→春に向けてボチボチ復活

 

 

 

不登校後半の4年間は、毎年そんな感じでした。

 

 

 

 

 

 

 

そりゃあ、まだ10代の子どもが

 

体調がすぐれず、自分の身体が思うように動かない叫び

 

悔しさ、やるせなさは、想像を絶するものがあったと思います。

 

 

 

 

そしてそれに伴う、将来への不安…。

 

 

真面目な彼でしたから

 

ゲームや動画に逃げてばかりいるように見えて

 

たっぷりあり余る時間の中で

 

それはいろいろ考えていたと思います。

 

 

 

 

 

なので、どうしても自分の中だけで

 

その思いをとどめ置くことができない時が

 

何度かありました。

 

 

 

 

大学入学以来、2階の自室で寝ている息子ですが

 

当時は朝少しでも起きやすいようにと

 

リビング横の和室に、布団を敷いて寝ておりましたZZZ

 

 

 

 

 

たいがい10時半くらいには床に着くのですが

 

その後、私が2階の寝室に向かおうとする気配を察して

 

抱えきれない思いを持て余し

 

和室からなんとも言えない唸り声をあげてきます。

 

 

 

 

我が子からのヘルプサインです

(今から思えば、めちゃ分かりやすい子ですよねシラー

 

 

母は見過ごすわけにはいきますまい。

 

 

「どうしたの…?」と声をかけ

 

フスマをそ~っとあけて、様子を伺います。

 

 

 

 

たいがい

 

「寝られへん…」から始まり

 

ポツポツと自分の思いを吐き出し始めます。

 

 

 

 

ワタクシ当時は、カウンセリングの勉強などしておりませんでしたが

 

うん年前に受けたヘルパー2級の講習で

 

「認知症のお年寄りにはまず傾聴耳」と教えられました。

 

 

ま、対象は違っても

 

とりあえずツラい人には傾聴でしょーウシシ

 

 

 

 

そして市の教育センターで学期ごとにやってくださる、子育て支援講座では

 

子どもに何かを伝える時は

 

「アイ・メッセージが大事」と教えてもらいました。

 

 

アイ・メッセージとは

アイ=I つまり、「私は」です。

 

「あなたはすごいね。」

「あなたは素晴らしいね。」

ではなく、

「あなたがこれこれをしてくれて、お母さんは嬉しいわ。」

「あなたがこんなこんなで、お母さんは幸せだわ。」

という伝え方です。

 

 

 

ということで

 

「そうかー。それはツラいねー。」などと相槌を打ちながら

 

ふんふんと聞きます。

 

 

そして

 

その悩み事に対してあまりいい解決策が浮かばない時は

 

(ってか、たいがい解決策なんてないんですけどねぼけー

 

とりあえず、アイ・メッセージで褒めます。

 

 

息子のいいところは

 

とにかく人に対して優しいこと。

 

 

その優しさや他人への思いやりが

 

結局彼を助けてくれていました。

 

 

だからそれを強調することが多かったと思います。

 

 

「自分がツラくても、人に優しくできる君は、素晴らしいよね。そんな君が息子でお母さんは嬉しいよ。」

 

「君が人に優しくしているからこそ、周りの友達や先生方が君のことを大切に思って優しく接してくれているんだよね。よかったね。お母さんも嬉しいよ。」

 

 

みたいな結論を導きだせるような実例をなるべく引っ張り出してきて

 

上のどちらかでまとめてましたかね~にやり

 

 

 

ある程度吐き出して、納得して

 

「うん、わかった。寝るわ。」と言ってくれるまで

 

そばにいました。

(そんなに無茶苦茶長い時間いた記憶はないですけどね…)

 

 

 

 

そして、「おやすみ」とフスマを閉める時

 

必ず彼は

 

「おやすみ。ありがとう。」と言ってくれました。

(ねっねっ、優しいでしょードキドキ

 

 

 

こうして私は一仕事終えて、無事に寝室へ向かうのでした。

 

まひろちゃん、お疲れ様にやり

 

 

 

 

 

この寝際グズグズシリーズ

 

しょっちゅうあった訳ではありません。

 

半年に1度ほどの頻度だったと思います。

 

 

 

 

 

大学に通い出してからは、全く言うことはありませんぶー

 

 

 

最後にこの寝際グズグズを聞いたのはいつだったかな~困

 

 

確か、高3の春じゃなかったかしら…

 

4月とか5月くらい…

 

 

上で書いたのと同じような流れから

 

「なんで勉強せなあかんねん?

何のために大学行かなあかんねん?」とか言ってきました。

(関西弁大丈夫ですかね?汗

「なぜ勉強せねばならないのだ?何のために大学へ行かなければならないのだ?」と言っております。)

 

 

 

 

おや?

 

その直前に、春に受けた模試の結果が返ってきていましたが

 

それ、特に悪かったわけではありませんでした。

 

第一志望校合格が難しそうで、そこからの逃避のために言ってるわけではなさそうです。

 

 

 

 

これは、文字通りの「大学へ行くことの意義」を問うものではなく

 

これから立ち向かっていかなければならない、大学受験に際して

 

自らの体力的な不安

 

なんだろうな~…と察しがついたので

 

(大学へ行く意義なんて、もうとっくにこの寝際グズグズシリーズで、やってましたからねシラー

 

なんと言ったもんだろうな~汗と思いつつも、その時

 

 

ひとつだけ、普段ちょくちょく感じているものの

 

彼に伝えられていなかったものを思い出しました。

 

 

それは

 

彼への敬意と感謝でした。

 

 

私はその時までに、本当に感じていたんです。

 

 

もし私が彼なら、あんな風に体調が悪い中

学校へ行き続けたりできるだろうかって。

 

何度も何度もぶり返しながら

そこから立ち直り

諦めずに目標に向かってがんばれるだろうかって。

 

 

だから、どうしてもその時

 

彼への尊敬と感謝の気持ちを伝えたくなったんです。

 

 

我が子へ面と向かってありがとう

なんて

 

ちょっと恥ずかしくて言えないけれど

 

今しか伝えられる時はない!と思い、言いました。

 

 

「私は君が、身体がしんどくて

 

本当は学校に行くのもつらくいのに

 

それでもがんばって行ってることを知ってるよ。

 

 

 

本当はこんなしんどい身体で生きていたくないって

 

死んだ方が楽だって

 

思ってることも知ってる。

 

 

 

 

でも、君が死んだら

 

お父さんやお母さんやお姉ちゃんや

 

おじいちゃん・おばあちゃんが悲しむのを知ってるから

 

つらくて苦しいのに、がんばって生きててくれてるんだよね。

 

 

それも、生きてるだけじゃなくて

 

どんなにしんどくても前向きな気持ちを持ち続けて

 

がんばってくれている。

 

 

 

私はそんな君に、いつも感謝してるよ。

 

ありがとう。

 

そして、そんな君を心から誇りに思っているよ。」

 

 

 

そう言いながら、涙があふれてきました。

 

 

 

 

 

それを聞いている彼も、泣いていました。

 

 

 

 

そして

 

「わかった。

わかったよ。」とうなずき

 

 

涙をぬぐいながら

 

 

「ありがとう。

もう大丈夫。」と。

 

 

 

 

 

 

これが一連の寝際グズグズシリーズの最終回でした。

 

 

 

 

その後、温圧療器★を始めて、川本治療所★にも行き始め

 

体調が安定したことも大きかったのかも知れませんが

 

 

ここが、親離れ・子離れの一つのステップだったのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上で思い出話は終わりですべーっだ!星

 

 

 

 

 

 

 

不登校は不幸なことかもしれません。

 

 

 

 

でも、こんな風に我が子と心通わす機会を与えられた私は

幸せな母親だな…なんて

 

今となっては、本当にそう思います。

 

 

 

 

 

 

彼自身も言っています。

 

「あの経験があるから今がある。

あれがあったから、良かったんや。

 

自分の身体ととことん向き合うことができた。

無茶なことはもうしないし、疲れの限界を知ることもできた。

 

不登校は決して無駄じゃなかった。」と。

 

 

 

 

今、不登校で苦しい思いをされているお母さんとお子さんたちに

 

彼のこの言葉を贈りたいと思います。

 

 

 

 

 

いつかきっとお子さんが

 

彼と同じ言葉を言う時がやってきます。

 

 

 

今は真っ暗闇の中にいて

 

どこに出口があるのかさえ分からない状態だとしても

 

いつか必ず光が見えてきます。

 

 

 

その光を目印に進んで行きさえすれば

 

必ずその先の世界に辿り着くことができます。

 

 

 

 

そしてその時、お子さんはこう言うんです

 

「不登校は決して無駄じゃなかった。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後までお読みくださり、ありがとうございましたハート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほんまかードクロって

疑ってる方も疑ってない方も

よろしければ、ポチっとな双葉

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ
にほんブログ村

 

 

 

ホントホント、絶対だって!わんわんaya

よろしければボクのお鼻にも、ポチッとなほし


不登校・ひきこもりランキング

 

 

文中に出てきた温圧療器や川本治療所については

こちらのブログで書いてま~す

ダウンダウン

母の手で回復へ アドレナルセラピストmahiroのブログ

 

よかったら遊びに来てね~ニコニコ