火炎樹

映画、アニメ、コミックを鑑賞します。少しは本も読みたいな。

気分の悪くなるほどグロテスクな変身もののSF映画「ザ・フライ」

2020年01月11日 | 映画

気分の悪くなるほどグロいクローネンバーグ監督の「ザ・フライ」。科学的にははちゃめちやだが、変身のプロセスがしつこく追跡されていて、見るのをやめたくなるほどだ。蠅男も、自分の子供が堕されると知るまでは理性的で、昆虫の世界には妥協のようなものがないために政治というものが存在しない、だから自分は昆虫の政治家になりたいと言っていたのだが。久々にみたグロテストなSF映画で、クローネンバーグ監督の力技に驚き直した。

 ザ・フライ


解説
科学者のセスは記者のベロニカに開発中の物質転送装置を公開する。生物の転送実験で失敗が続くが、やがてセスは自らの体を転送することに成功。しかもその後、彼の体には驚異的な活力が備わる。セスは、転送装置に一匹のハエが紛れ込んでいたこと、そしてそれが転送後にセスの体と遺伝子レベルで融合したことを知る。彼の肉体はみるみる変化し、ついには惨たらしい姿に……! 58年作「蝿男の恐怖」をリメイク。おぞましくも悲痛なドラマが展開する。

1986年製作/96分/アメリカ

スタッフ・キャスト
監督
デビッド・クローネンバーグ
製作
スチュアート・コーンフェルド
原作
ジョルジュ・ランジュラン
脚本
チャールズ・エドワード・ポーグ デビッド・クローネンバーグ
音楽
ハワード・ショア
ジェフ・ゴールドブラムジェフ・ゴールドブラム
ジーナ・デイビスジーナ・デイビス
ジョン・ゲッツジョン・ゲッツ



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (mobilis-in-mobili)
2020-01-11 23:17:47
癌化した肉がそげ落ちた姿は見せ場だったはずが、隣の女性から『カワイー❗』の声が。それまでのグロさに比べたら拍子抜けでした。
Unknown (ambos)
2020-01-13 14:21:58
グロテスクも、続くとあまり効果はなくなりますよね。一番気味が悪かったのは、最初の爪が落ち、指からピュッと体液が飛び散るあたり。あいにくと「かわいい」と言ってくれる女性もとなりにすわっていなかったので、そのときは見るのをやめてしまいました。最後はもう慣れてしまって。

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