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新居のアフターサービス点検、何を言えば?

2020年04月10日 21時44分30秒 | 宅地・建物の豆知識

写真は引渡し後1年が経って、壁のクロスに裂け目が生じているものです。建築部材は季節による温度や湿度の変化により絶えず伸縮し、また、建物は地震や風などによって揺らされています。従い、新居の引渡し時点では、問題がなくても、お住まいになってみると、不具合は出てくることもあります。そのためにアフターサービスがあります。但し、アフターサービスは法律で決められたものではなく、売主のサービスですが、勿論、予想金額は売値に含まれています。
アフターサービス期間は、一般に引渡しから2年間です。その間、通常、売主による点検が3回(3ヶ月目、1年目、2年目)あります。その点検によって不具合は、原則、無料で補修されます。以下に不具合の出やすいチェックポイント、並びに点検時に言うべき点を書き出してみます。
1.天井・壁のクロスの状態:クロスの裂け、ジョイントの開き、浮きなど
2.フローリング床:床のきしみ、そり、変な色落ちなど
3.建具(ドア・引戸・窓など):開閉がしぶい、音がする、扉のそりなど
4.設備(水道・給湯・ガス):水・お湯の出具合など
5.その他:お住まいになって気になる箇所
マンションの場合、部屋の中は専有部分ですので、買主が部屋の中をチェックして、管理組合からのアンケートに不具合を記載することになります。普段から気になる点は、付箋を貼っておくか、家チェック用のメモ帳を作って、そこに書いておくと、点検時にまとめやすいし補修の履歴もわかりやすくなります。(9.12)


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