今日も当ブログに
お越しいただきありがとうございます。
ところで
ご存知の事と思いますが
野生の世界では老衰はないそうです。
捕獲した動物は骨の髄まで食します。
弱れば他のものの餌になるし
死んだら土に還るのです。
ヒト以外の動物は
自殺もしないし
無駄な長生きもしないんですね。
長生きが素晴らしいことという概念は
先進国だけの価値観みたいです。
それは
前回
で紹介した
篠田節子さんの
「ミッション」
を読むと納得します。
「ミッション」の
あらすじを簡単にいたしますと、
・・・・・・・・・・・・・・・
主人公は４０代半ばの医師
母を看取った院で
園田医師との出あい
リスペクト
OLを辞めて医学部受験を奮起する。
彼女の経済力と学力で受け入れてもらえそうな条件が揃っている
南の医大を園田から勧められ、
医師になってからも奨学金を返しながら充実した日々を送る。
充実した忙しい生活に追われるうち
数年が経ち
連絡がとれない一人暮らしの父が気になり
実家に帰るが
父は既に腐乱死体に。。
数年後には
医学部進学に対し親身に相談に乗ってくれた医師園田の訃報
園田は働きに行っていた
ユーラシアの山間部で志半ばで事故死
してしまったのだ。
園田亡き後
医師がいなくなった
中世のしきたりがそのまま残るマトゥ村に医師として赴任する事を決意。
しかし７年奮闘した園田とは違い
たった数ヶ月で追い払われるかたちで
村を去る。
そこを追い払われるまでの数ヶ月の間に起きたこと
見たこと思ったこと
これらはわたしが
日頃から思っていること
かなりリンクしました。
どう思っているかというと
姥捨制度が復活したらいいのに・・
と、言う事です。
彼女は核家族で育ったせいもあり
老人に馴染めず、
老人の尊さが理解できず
老人を敬えないので
姥捨制度が復活したらいいのに・・・とかねてから思っており、
自分も老人に差し掛かってきている昨今では
早く死ねたらいいのに・・・
人に早く死ねとは言えないので
自分くらいは長生きはしたくないと思っていると言えます。
自殺願望はないし
生きることに疲れたり
この世に絶望してのことではありません。
老いたらほどほどで死のうよ・・・と思っています。
毒親には
早く死んでほしいと常々思っています。
が
自らも
動物みたいに。
中世みたいに。
できれば
人に疎まれるようになる前に
死にたいです。
そもそも
子どもに依存したり
介護させてる親は
充分な毒親なのです。
なので、
彼女は
もし長く生きるにしても
自分の食いぶちくらいは
賄えるくらいの存在でいたい・・・
と、考えます。
補足しますが、
例えば
南の島にいるような
孫が２０人
ひ孫が続々出産中
そんな１００歳近いオバァがいるけど
そういうオバァに対し
早く死ねばいいのになんて微塵も
思わないです。
それにそういうオバァに限っては
たいてい元気で
現役で仕事もしていて
笑顔でイキイキして
存在するだけで勇気や希望をあたえてくれる
ああいう人生っていいな！って思わせてくれるし、
社会貢献度だって相当なレベルだから
国が面倒をみるのは当たり前だし、
そもそも
発達障害や鬱なんていたら
孫が２０人も増えないだろうから生物としてもかなり優秀なはずだし
子孫が二桁もいて
ひ孫やしゃ孫まで揃って食卓を囲めるなんて
生き物のとしてこれ以上の豊かさはないし
究極のしあわせのカタチだと思う。
長生きの亀や象だってやしゃ孫まで一緒に生きていない
やしゃ孫まで一緒に食卓を囲めるのは
人間にしか得ることのできないシステムなのだから
そう言うオバァは
長く生きる意味も値打ちもあるでしょう？？
でも
年金と保険制度をフル活用しながら
たくさんの管に繋がれて
自分でトレイにも行けない
自分の子供も認識できなくて
暴言と暴力をふるい
その介護をする子どもも独身で
やっと親の介護から解放されても
やる事見つけられなくて、
DNAも絶える
そんなになるなら
親よ、長生きなどすな！と言いたい。
すっかり
ポンコツなのに
製薬会社と医者のエゴのせいで
生かされるのはごめんだ
と自分なら思う。
これって
彼女が非道だからなのだろうか？？
いや
みな
言葉にしないだけ
そうでなければ
介護で流す汗と
葬式で流す涙は反比例
なんて言葉はうまれないし、
耳にも入ってこないでしょう？？
と、思います・・・？
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