スキルを売買できるココナラのメリットとデメリットとは?【クラウドソーシング】

在宅ワーク
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スキルを売る「ココナラ」が副業に向いている理由

政府も推奨するテレワークは働く時間も場所も自由

会社に出社せず、働く場所や時間も自由に決められる働き方は誰もが夢見るライフスタイルです。

働き方の多様化による「働き方改革」の一貫として、政府は自由な時間や場所で働くテレワークを推奨しています。

テレワークが広まれば、通勤ラッシュの緩和だけでなく、2020年の東京五輪の開催時には渋滞の緩和にも繋がることが期待されています。

テレワーク(telework)あるいはテレコミューティング(telecommuting)とは、勤労形態の一種で、情報通信技術(ICT, Information and Communication Technology)を活用し時間や場所の制約を受けずに、柔軟に働く形態をいう。「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語。また、テレワークで働く人をテレワーカーと呼ぶ。(引用元:Wikipedia

誰でもテレワークが可能かというと、パソコンだけで仕事が完結できる人はまだまだ少数派です。普通の会社員よりも、ネットで生計を立てるフリーランスやネット副業に取り組みたい主婦が実践できるライフスタイルなのです。

ただ、テレワークで稼ぐ方法は簡単に見つからないものです。

そこで、今回、在宅テレワークとして注目したのは、知識やスキル、経験を販売できるWeb上のフリーマーケット「ココナラ」です。

自分の得意なスキルや知識、経験を売ることができるWebマーケット

ココナラはすでにメディアにも頻繁に紹介されているので知っている人も多いと思いますが、インターネットでモノを売るだけではなく、個人の知識・スキル・経験を売り買いできるフリーマーケットです。

すでに利用者数は85万人で、スキルの出品数20万件、取引件数が累積250万件を超える国内最大級の市場規模となっています。

では、実際に、どんなサービスが出品されているのでしょうか。

  • 【似顔絵・イラスト・漫画】
    ブログの似顔絵アイコン/ウェルカムボードの似顔絵/LINEスタンプ/VTuber用キャラクターモデリング/商品紹介の4コマ漫画
  • 【デザイン】
    チームや企業ロゴのデザイン/イベントのフライヤーデザイン/名刺やショップカードのデザイン
  • 【ライティング・ネーミグ】 
    ブログ記事作成/キャッチコピーの提案/文章の校正、リライト
  • 【Webサイト制作・Webデザイン】
    バナーやヘッダーのデザイン/WordPressカスタマイズ/ホームページ制作
  • 【音楽・ナレーション】
    セリフや文章の読み上げ/作詞、作曲/コンペ用の仮歌/音声ガイダンス/オンライン楽器レッスン
  • 【翻訳・語学】
    外国語文翻訳、添削/オンライン語学レッスン
  • 【動画・写真・画像】
    写真や画像の加工/結婚式のプロフィールムービー/アニメーション制作
  • 《IT・プログラミング》
    VBA開発/サーバー構築、相談/アプリ開発

これだけスキルの出品範囲が幅広いと、ブロガーやアフィリエイターもスキルを出品することができそうです。

しかも、ココナラは出品する際の初期費用や会費は無料です。

ココナラのメリットとデメリットとは?

出品者は自分のサービスに自分で価格を設定できる

では、出品者はココナラにどんなサービスを出品しているのでしょうか?

ココナラが12月4日に初の忘年会を開催しました。その忘年会に出席したユーザーの声を一部紹介したいと思います。(引用元:ココナラユーザー忘年会

KEN0570さん
サービス:似顔絵「好きなキャラにコスプレした似顔絵描きます」2,000円
エネルギー関連の企業に勤めながら休日に絵を描いている。独学でイラストレーターの友人に指南を受けながら勉強中。ココナラで自分のスキルを磨け、評価をもらえるのがやりがい。ココナラをきっかけに、将来はイラストレーターを目指すようになった。

湖畔の音工房さん(35歳)山梨県在住 
サービス:「オリジナル楽曲が必要な方に作曲・編曲します」30,000円〜100,000円
プラチナディスク、ミリオン認定、オリコン1位の実績がある作曲・編曲・トラックメーカー。地方移住を希望し、東京から山梨の湖畔がみえる場所に移り住む。地方にいながら、収入を確保し自分のスキルを全国の人に届けられることが幸せ。

ルネッサンス伊藤(25歳)
サービス:「コント・漫才書きます」500円〜1,000円
趣味でコントを書いていたが、実際に仕事としてコント作成してみたいと思い、ココナラで書き始めた。驚きの設定が舞い込んだり、web掲載に至ったりと、ココナラきかっけで良い機会をもらっている。面白いことを考えるのが好きで、そのスキルを誰かに提供できることが楽しい。

whitemistさん(67歳)
サービス:ネーミング「商品・サービスのお名前お付けします」「ブログネタの提供します」1,000〜7,000円
もともと外資系企業でSE・営業職を経て、起業してネットショップを運営するなど様々な経験を積んできた。妻から勧められてココナラで出品。ネーミングサービスは170件販売し、和菓子やブログのネーミングなど様々な依頼を受ける。自分の知識のストックを活用して色んな人に役に立てるのが嬉しい。

ご覧のように、出品者の年齢幅も広く、それぞれの方々が自分の経験や得意分野を生かしてスキルを販売しているのが分かります。

しかも、自分のスキルに自分で価格を設定している点が特徴です。

ココナラは登録無料!

クライアントは評価や感想で出品者の実力を確認できる

一方で、出品者から購入するクライアント側にもメリットがあります。

クライアントは、ブログ記事を作成してもらったり、ワードプレスのカスタマイズしてもらったあと、Amazonのレビューのように、5段階の評価や感想(レビュー)が書き込みます。

その感想に対し、出品者が返答しているので、そのやりとりを読むと、おおよその実力がわかってきます。

実際にサービスを利用したクライアントが書き込んだ感想なので、出品者の実力が価格に見合ったものなのか推し測ることができる点がココナラのメリットでもあります。

当然、クライアントに満足なサービスを提供できていなければ、評価も低く、出品者は価格設定を下げているはずです。

支払い方法はクレジットカード、キャリア決済、コンビニ払い、銀行振込など。連絡はサイト内に「メールボックス」があって、匿名でやり取りできます。詳しくはココナラの公式サイトで確認してください。

まとめ・ココナラのデメリットは?

ココナラは他のクラウドソーシングサービスと違い、自分のスキルに値段をつけて提示し、それを必要な人が購入するシステムです。

実力と人気があれば、クライアントから単価を買い叩かれることもなく、理想的なWeb上のフリーマーケットといえます。

しかし、サービスの購入者を待つ方式のため、多くの出品者の中から自分を選んでもらえるようなアピール力や個性も必要です。なんとなくお客さんを待つという姿勢では簡単に報酬を得ることができないかもしれません。

すぐに収入が欲しいという人は、クライアントが仕事を発注し、そこにスキルを持った人たちが申し込む形のランサーズクラウドワークスなど一般的なクラウドソーシングが適しています。

自分のスキルや経験と照らし合わせて、まだ実力不足と感じるのならば、最初はランサーズクラウドワークスで経験を積み、経験値を蓄えてから自分で価格を設定できるココナラを主戦場に稼ぐのが賢明かもしれません。

もちろん、実力のある人は、最初から、自分で価格を設定できるココナラで頑張りましょう。

在宅副業のマッチングサイト・クラウドワークスは安心か【フリーランスの金銭トラブル防止策】
ネット上の副収入は何かと不安 作業量が増えてきたらクラウドワークスを利用したい 私は現在、2サイト、4ブログを運営しています。 稼いでいるアフィリエイターやブロガーは、作業の外注化をしている人が少なくありません。私は書くことが好きなので、できる限り、自分でブログを更新しています。 ただ、これ以上の作業量をこなすのは時間的にも無理なので、近い将来、ライティングは外注化して作業量を減らしたいとも考えて...

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