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「国内総生産」の定義

2019-11-14 20:21:20 | 日記

公務員試験ではけっこうよく出題されます。

国内総生産とは国内で産み出された「付加価値」の合計です。

付加価値=生産高(売上)-中間投入(仕入)

仕入れた部分は自らが作ったものではないので控除します。

また、国内総生産とまぎらわしい言葉がいくつかあってその差異についてよく出題されます。

国内総生産 - 固定資本減耗 = 国内純生産

国内総生産 + 海外要素所得 = 国民総所得

国内総生産(市場価格表示) + 補助金 - 間接税 = 国内総生産(要素費用表示)

国内総生産を支出面から分類すると以下の式となり、マクロ経済学で最もよく使われる式です。

国内総生産(支出面)=消費+投資+政府支出+輸出入

 

それから、国内総生産に含まれるもの、含まれないものの事例問題もけっこうよくでます。

 ・含まれるもの

自家消費(生産物・不動産)、建物、行政サービス

 

・含まれないもの

家事労働、中古資産、土地・有価証券、社会保険給付

 


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