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船荷証券、荷為替手形、信用状取引

2020-05-18 00:52:17 | 日記

貿易の流れ

 中国   船会社 ←商品 B/L→ 輸出者 ←代金 B/L→ 銀 行

       ↓ 商品                  B/L  ↓

 日本   船会社 ←B/L 商品→ 輸入者 ←B/L 代金→ 銀 行

      商品:モノの流れ  B/L:書類の流れ  代金:カネの流れ

 

B/L  船荷証券 bill of lading

   船会社が発行する貨物の預かり証、貨物引き取りの際はB/Lが必要となる

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%B9%E8%8D%B7%E8%A8%BC%E5%88%B8

 

輸出者が銀行に提出するものは正確には「荷為替手形」と呼ばれるもの

⇒為替手形+船荷証券+インボイス+保険証券等

 

カネの流れは➀→②の順番となるが、②→➀の順番でも可能になるのが信用状取引(銀行が輸入者の支払いを保証する)

信用状取引にあたっては輸入者が銀行に信用状の開設依頼をして、銀行は審査をおこないます。

 

問題:

(1) 輸入者が信用状取引をおこなうメリットは何でしょうか?

(2) 輸出者が信用状取引をおこなうメリットは何でしょうか?

(3) 銀行は輸入者の信用状開設依頼の審査をする理由は何でしょうか?

解答:

(1) 銀行が輸入者の支払いを保証してくれるので取引がしやすくなる

(2) 銀行が支払いを保証してくれる、またB/Lをすぐに買い取ってもらえる

(3) 輸入者の支払いを保証するリスク、輸入者の支払いの前に輸出者に支払うリスクがあるため


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