韓国・ムン政権、GSOMIA“再破棄”は失敗か!? 
米空軍「死の鳥」B52で警告飛行
…北朝鮮ICBM発射に警戒
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Incredible Footage of Refueling the B-52 Stratofortress In Flight
2019/11/07
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米軍B52戦略爆撃機を警告飛行

 

 国連安全保障理事会は11日午後(日本時間12日早朝)、

北朝鮮の「核・ミサイル問題」をめぐり緊急会合を開いた。

非核化をめぐる米国北朝鮮協議停滞に不満を抱えた

北朝鮮がクリスマスにも、核実験や大陸間弾道ミサイル

(ICBM)発射に踏み切る危険性があるのだ。

 

米空軍は「死の鳥」と恐れられるB52戦略爆撃機を警告飛行させた。

こうした国際情勢は、

韓国の文在寅(MoonJae-in,문재인)政権の悪巧みを粉砕しかねない。

文在寅(MoonJae-in,문재인)政権は、

日本の輸出管理厳格化を解除させるため、

当面維持した日本韓国の軍事情報包括保護協定

(GSOMIA)の再破棄もチラつかせてきたflash

が、朝鮮半島の緊迫化で選択肢が少なくなっている。

 

 

 「北朝鮮は自らの義務を果たし、挑発行為を避けなければならない」

「われわれが何かをする前に全てやれとは求めていない。

柔軟に対応する用意がある」

 

 米国のケリー・クラフト国連大使は国連安保理の緊急会合前、

記者団にこう語り、北朝鮮に非核化をめぐる米朝交渉に復帰するよう求めた。

 

 緊急会合は、今月が議長国である米国が開催を要請した。

北朝鮮が5月以降、短距離弾道ミサイル発射を繰り返している

そのうえ、7日に北西部東倉里(トンチャンリ)の西海衛星発射場で、

ICBMのエンジン燃焼実験とみられる「重大実験」を強行したため行われた。

理事国ではないが、韓国も「利害当事国」として加わった。

 

 金正恩(Kim Jong-eun, 김정은)朝鮮労働党委員長率いる

北朝鮮は、米国北朝鮮協議の期限を一方的に「年末まで」と区切り、

強硬姿勢を強めて、ドナルド・トランプ米政権に譲歩を迫っているRequest concession

 

「従北(Slave North)・極左(extreme left wing)」とされた

韓国の盧武鉉(Roh Moo-hyun,노무현)政権で統一相を務めた

丁世鉉(JeongSe-hyun,정세현,チョン・セヒョン)氏は9日、

「北朝鮮は、自分たちだけが核兵器をなくすようなlooks like a

米国との会談にはこれ以上、応じない。

クリスマスにはICBMを発射するだろう」

などと、ラジオ番組で予想した。

朝鮮日報(日本語版)が10日、報じた。

文在寅(MoonJae-in,문재인)大統領は、

盧武鉉(Roh Moo-hyun,노무현)政権で大統領秘書室長などを務めている。

 

 ただ、米国は「北朝鮮の暴走」を許さない。

世界最強の米軍も警戒を怠っていない。

 

 軍事偵察衛星のほか、弾道ミサイルの観測能力を持つ米空軍の電子偵察機RC135S

「コブラボール」や、250キロ先の北朝鮮軍の車両

など地上の兵力の動きを追跡できる偵察機E8C、無人偵察機「グローバルホーク」

などが、連日のように朝鮮半島周辺を飛行している。

 

 さらに、核兵器や巡航ミサイルなど多様な兵器を大量に搭載でき、

「成層圏の要塞」「死の鳥」と恐れられるB52戦略爆撃機が

最近、日本周辺を飛行したと、韓国・聯合ニュース(日本語版)が

11日、「北朝鮮に対する間接的警告か」との見出しを付けて報じた。

 

 自衛隊も緊張している。

日本列島を飛び越えるICBM発射が警戒されるなか、

情報収集衛星やイージス艦、早期警戒管制機

などを駆使して、北朝鮮情報の収集を行っている。

 

 東京・市ケ谷の防衛省では、航空自衛隊の地上配備型迎撃ミサイル

「PAC3」2基が10月初めから展開を続け、にらみを利かせている。

 

 朝鮮半島情勢の緊張は、韓国の安全保障戦略にも影響しそうだ。

 

 文在寅(MoonJae-in,문재인)政権は、

米国政府高官と米軍幹部の「強い圧力」を受けて、

GSOMIAの失効期限(11月23日午前0時)

前日の22日夕、「失効回避」という決断を下した。

 

GSOMIA破棄は、もともと北朝鮮が強く韓国に要求していたもので、

中国も賛成していた。

「従北(Slave North)・親中国」の

文在寅(MoonJae-in,문재인)政権としては

「レッドチーム入り宣言」ともいえるものだった。

 

 このため、文在寅(MoonJae-in,문재인)政権は

「いつでもGSOMIAを終了できる」

「協定延長は日本の輸出管理厳格化への対応次第だ」

といい、「当面維持」「暫定措置」という姿勢を示していた。

 

 ■潮匡人(Masato Usio)氏

「北朝鮮はSLBM発射の可能性

 

 日本米国情報当局関係者は「文在寅(MoonJae-in,문재인)政権が年明けにも、GSOMIAを再度廃棄決定する可能性がある。

『米国の要請で当面維持したが、日本が輸出管理厳格化を緩和しない』

と、日本にすべての責任を押し付ける悪巧みだ。

中国の王毅(Wáng Yì)国務委員兼外相が4~5日に訪韓したが、

相当ねじ込まれたのではないか。

 

文在寅(MoonJae-in,문재인)政権の

『反日・離米国・従北(Slave North)・親中国』という基本姿勢は変わらない。

ところが、朝鮮半島の緊迫化で、保守派や軍がGSOMIA破棄に抵抗しそうだ。

文在寅(MoonJae-in,문재인)政権の戦略は失敗するのではないか」

と語る。

 

 韓国は偵察衛星を持たず、対潜哨戒機の老朽化も指摘されている。

北朝鮮が軍事的圧力を強めるなか、

GSOMIAを再度廃棄決定するのは致命的といえる。

 

 文在寅(MoonJae-in,문재인)政権がグラつくなか、北朝鮮はどう出るか。

 

 評論家で軍事ジャーナリストの潮匡人(Masato Usio)氏は

「北朝鮮は『クリスマスプレゼント』だと挑発しており、24~26日に、

新型潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を発射する可能性がある。

日本列島上空を飛ばす危険性もあり、しっかりと備えるべきだ。

 

核実験は中国を刺激するので、可能性は低いだろう。

こうした軍事挑発に、トランプ政権は来年の米国大統領選もあり、譲歩はしない。

今後、事態はエスカレートするだろうが、日本も決して警戒を怠ってはならない」

と語っている。