こんにちは。結喜です。
前回は私の父方の先祖について書きましたが、今回は私の母方や祖母、曽祖母など私の父方の家系に嫁いだ女性たちの先祖について書いていきます。
が、その前に「妖怪」のことを理解してもらうために 最初は巷で話題の「妖怪アマビエ」についてお話していきます。なぜかというとそれは私の母方や祖母、曽祖母などの先祖たちがこの妖怪との関わりが非常に深く、今後「妖怪」という言葉がとても重要になってくるからです。
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コロナウィルスと
妖怪アマビエについて
早速ですが、最近巷で話題の「アマビエ」という妖怪をご存知ですか?
《ニュースの記事から抜粋》
疫病退散のためにアマビエという妖怪が注目されているようですが、妖怪と言われるものと天災や疫病は切っても切り離せない深い繋がりがあります。
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妖怪も神と同じ
お祈りには等価交換が生じる
私は妖怪アマビエを否定しているわけではありませんし、アマビエに厄除の効果があるという言い伝えがあるのであればそれに習ってもいいと思いますが、妖怪の場合でも神と同じく願い事を叶える=ビジネスです。
商品を買う=商品代金を支払う。と同じように、何かを得るときには何かを失います。そのため疫病・悪霊退散などの現世利益の条件として必ずGive & Take(等価交換)が発生することを知ってもらいたいです。
私は前回のブログ( ⑩ 日本の歴史:〜《2》(先祖編)父方/地縁・血縁継承による因縁〜 ←クリックすると移動します)で九字切りの危険性について書きましたが、お願いする=代償が必要になります。特に悪霊退散系はかなりの代償(ハイリスク・ハイリターン)を必要とします。そのような視点で見れば疫病や悪霊を退散させるよりも、神仏のお力で守護してもらう方がよほどいいのではないかと私は思うのですが・・・。
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神仏への信仰について
私がとても不思議に思うのが神仏をお祀りする僧侶たちの行動です。
例えば一般の方がアマビエの絵を描くことで病役(コロナウィルス)のお守りにすることはまだ理解できるのですが、なぜ僧侶たちは自分たちが信仰している神仏よりもアマビエを商売にするのでしょうか?
こんな時だからこそ、流行りのアマビエより自分たちの信仰している神仏たちにもっとお祈りして祈祷・祈願をするべきではないかと私は思ってしまいます。
《Ameba TVの番組から抜粋》
このような理由から私だったら同じ厄除の絵を持つにしてもアマビエの絵で何かしらの等価交換が発生するより馴染みの深い仏様の絵を持って無償奉仕で守護してもらう方を選びます。
もし仏様を紹介するのであれば、私はまず 観世音菩薩をご紹介します。
仏様たちにもそれぞれ管轄や得意分野があり、例えば病気であれば薬師如来などがメジャーですが、私の中では観世音菩薩はオールマイティーな仏様です。
「菩薩」は自利利他の慈悲の心が基本です。
困っている人を奉仕で救済することがお役目になり、妖怪や神ように等価交換が発生せず安心・安全です。(ノーリスク・ローリクス、ハイリターン)
そんなことを考えていた最中、ちょうどタイムリーに同業者の金母先生から連絡が入りました。
アマビエの絵や仏様について話していたら、なんということでしょう!!!
金母先生からこのような観音菩薩の絵をいただきました。
【金母先生 考案:花言葉 観音カード】
(↑クリックすると移動します)
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※ 金母先生は「金母の占いサロン」もしくは「池袋 占い館セレーネ」で直接お会いすることができます。観音様の絵が欲しい方は金母先生にご相談ください。
ちなみに私はアマビエの絵ではなく、コロナを取り除いてくれそうな「ヒソップ/浄化」の絵を携帯電話の待ち受け画面にしています。個人的にはこちらの方がご利益がありそうな気がします・・・。
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勝てば官軍
負ければ賊軍
ここから本格的に妖怪の話になりますが、私の七代前の先祖たちが、現在の私の実家(寺院)のある肥前国(現在の佐賀県)に伊勢国(現在の三重県)に下りてきたことが「妖怪たち」との血が混じるすべての始まりでした。
⑨ 日本の歴史:〜《1》(宗派編)地縁・法縁継承による因縁〜
(↑クリックすると移動します)
⑩ 日本の歴史:〜《2》(先祖編)父方/地縁・血縁継承による因縁〜
(↑クリックすると移動します)
日本において「妖怪」とか「物の怪」と言われているものは、古代 大和朝廷(ヤマト王権)から大量虐殺され根絶やしにされて殲滅された古代日本の先住民の人々のことを指し、まさに「勝てば官軍・負ければ賊軍」として扱われるようになったのです。そしてその一族は賊軍として、千年以上もの間、人ではなく奴隷として扱われてきました。(これが同和問題にも関連してきます。)
私の父方は由緒がありますが、父方に嫁いだ女性たちは賊軍として忌み嫌われて虐げられてきた一族になり、私はその妖怪の一つである「土蜘蛛=国津神」の末裔になります。
私の血の中には「虐げてきた側」(官軍)と「虐げられてきた側」(賊軍)の両方の血が混じり、さらに肥前国小城郡の土地そのもの(実家=寺院の土地)が「土蜘蛛」(国津神)たちの大量虐殺における恨みや憎しみの残留思念が残り続ける悪因縁の土地になるのです。
古事記や日本書紀(続日本書紀)、日本に現存する5つの風土記の中にはこの土蜘蛛にまつわる大量虐殺の話が歴史としてきちんと残されています。
虐殺された先住民や人々の怒りや憎しみが、後に呪いや祟りとして大和朝廷に禍をもたらしていくのですがその呪いや祟りを鎮めるために始まったのが「怨霊信仰」です。
⑫ 日本の歴史:〜《4》(怨霊信仰編)母方/地縁・血縁継承による因縁〜に続く
↓(順番を変更しました)
《特別編:① 汚れ(物理的・環境)》神と繋がって守護してもらう方法。に続く。
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《関連記事》
⑦ 日本の歴史:《1》(書籍編)アイヌ民族の先祖の因縁・土地の因縁について。
⑧ 日本の歴史:《2》(関連編)アイヌ民族の先祖の因縁・土地の因縁について。
⑨ 日本の歴史:〜《1》(宗派編)地縁・法縁継承による因縁〜
⑩ 日本の歴史:〜《2》(先祖編)父方/地縁・血縁の継承による因縁〜
⑪ 日本の歴史:〜《3》(妖怪編)母方/地縁・血縁継承による因縁〜
《特別編:① 汚れ(物理的・環境)》神と繋がって守護してもらう方法。
《差別について》
【人権編】コロナウィルスに対する差別」 と 「障害者への人権侵害。」
《ご供養について》