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左がりんたろーさん。茶髪のほう。



最近テレビでよく見る2人組の人気タレントEXIT（イグジット）。

そのりんたろーさんのツイートがバズりました。

認知症のあばあちゃんがよく電話をしてくる。

その時の対応がいいと話題になりました。


このツイートのように、

「介護って良い意味で適当さが重要」

というのは、そのとおりだと思います。

これは今までボクも言ってきたことです。


バカがつくほどマジメな人ほど、潰されやすくなります。

「全部キチンとしなければならない」

「きっちりしないといけない」

「あれもこれも、ちゃんとしないと」

こういう考えの人は、一見すばらしいと思うかもしれませんが、

つぶれてしまう可能性が高いのです。

介護をする人が体を壊す、心を病んでしまう。

まじめ一辺倒では、やっていけないのです。


りんたろーさんのツイートのように、

「僕もわからないよ」
「そのうち思い出すよ」
「そんなに曜日が重要？」
「職員さんが教えてくれるよ」僕は適当に言葉をかけます！

これこれ、この適当さが大事なのです。


適当さは相手をバカにしているとか、軽く見ているとかではなく、

介護する人のストレスを減らすためのテクニックです。

相手は認知症でこの会話すら、すぐに忘れてしまう。

この「忘れやすい」という認知症の特徴をうまく利用するのです。

すぐに忘れちゃうから本人は傷つかないし、

こちらも本気になって毎度こんこんと説明するのも疲れる。

なので、いい意味で適当が重要なのです。


ほんとうに避けたいのは、

「介護人がストレスや重労働でつぶされてしまう」

ことです。

こうなると介護できなくなりますから。

虐待のきっかけになりますし。


なので、双方が笑顔で過ごすためには、

いい意味で適当にするのがいいのです。

介護はあと何年続くか分かりません。

先が見えないからこそ、末永くいい関係でいたいものです。


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