ムスメとオットとジィちゃんと。

デビューのムスメ、復帰のオット(父)、イーグルアイのジィちゃん、3人がつむぐド素人野鳥物語。

ゴメンナサイの探鳥まとめ・2020-2~3月

 

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カケス「毎日ブログ見に来てくれている方々に謝れ…。」

オット「ホンッとに申し訳ないデス…。」

 

流行り病に汚染されてはおりませんが、

仕事の疲れが生活のリズムを崩し…。

 

 

<やさしいきもち>

 

(や)野外活動、無理なく楽しく

(さ)採集は控えて、自然はそのままに

(し)静かに、そーっと

(い)一本道、道からはずれないで

(き)気をつけよう、写真、給餌、人への迷惑

(も)持って帰ろう、思い出とゴミ

(ち)近づかないで、野鳥の巣

 

日本野鳥の会さんが提唱するフィールドマナーです。

 

四季オリオリの日本で、野鳥たちがイキイキと生きていくため、

未来のバーダーさんたちに、ステキな探鳥環境を残すため、

はたまた、海外に渡った野鳥たちが、現地で困らないため、

 

どーですか、みなさん、いっしょにやりませんかー!!!

 

 

2月10日、役1ヶ月前の話か…。

人気を避けて、ま、いつもなんだけど、丹沢湖へ。

 

ココは、カケスがよく地上に光臨している。

で、オットの気配を感じて、ギャースカと逃げる。

 

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カケス「ハァ~、毎回だけど、ビックリさせんなよ。」

オット「そのギャースカでビビるコッチのセリフだ!」

 

丹沢湖畔は、早戸川同様、非常に歩きやすい。

日陰が多いから、団塊写真家がいないのがウレシイ。

 

ベニマシコの声を聞きつつ、シアワセのアイツと。

 

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ルリビタキ「この冬シーズンは、よく会うね!」

オット「ホント、よく会う。たまらなくウレシイよ。」

 

ルリビタキオオルリコルリ、そしてカワセミと、

青系の野鳥と出会うとドキッとして、テンションが上がる。

 

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コゲラ「このアタリは、何かご馳走があるかのー!?」

オット「オッシ!いいぞいいぞ、コゲラよ、壁を叩けぇ~!!」

 

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カケス「サイドのあたりが、チョッと青いが…。」

オット「いいね、半分青いどころか、チョッと青い、か。」

 

この角度からの、チョイと哀愁漂うカケスが大好きだ。

 

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ベニマシコ「何よ、青しばりで、赤は出番なしって感じ!?」

オット「そーではないが、マダム…、赤くはねーだろ…。」

 

駐車場で、ツバキに埋もれたメジロをガン観して、終了。

 

 

 

2月11日、はぁぁぁ、ズイブンサボったな…。

この日は、オシドリが観たくて、名栗湖へ。

 

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ホオジロオシドリ、今年いないよ…。」

オット「ウン、到着して湖面見たら、そのよーだね。」

 

ホオジロ&人工物、すばらしい写真ゲットにテンションあがる。

 

名栗湖半も歩きやすいんだけど、ケッコウ車&バイクが通るのでご注意を。

 

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カワセミジョウビタキとコンビで、半分だいだい、ってのどぅ?」

オット「いいねぇ!さりげなく冬の主役ジョウビタキを立てるねぇ。」

 

キミは、ヒスイっていう特別な位も持っているのサ。

どこで会っても、カワセミ、いいよなぁ…。

 

カワセミだけで写真集できちゃうくらいですから、

ウン、やはりいいな、カワセミ

 

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ルリビタキ「ヌググググ、メラメラ、メラメラ!!」

オット「勝負じゃない、マダム、勝負じゃないよー!!!」

 

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カヤクグリ「ズルッ、モグモグ、ズルルッ、モグモグ。」

オット「ハナから、勝負を避けたな…。賢明だ…。」

 

キミは、ツグミ師匠あたりと勝負するがよぃ。

 

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ミソサザイ「いざ、いざ、いざぁぁぁぁぁ!!!!」

オット「おぉ、地味系のスーパースター、キミならばぁ!!」

 

2月の上旬、まだ美声は聞かれず。

 

 

2月19日、思い立って新規開拓へ。

この努力が、春~初夏~盛夏へつながるだろうと。

 

わずかなネット情報を頼りに、小菅へ向かってみる。

歩く場所は決まっていない。

 

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ホオジロ「ハッ!?ヒト!!」

オット「ほほぅ、そーゆーレベルで誰も来ないトコロか…。」

 

イロイロと彷徨ってみたが、取り立てて収穫もなく、現地を後に。

 

フワフワとバイクを走らせ、たどり着いたのは高尾山近く。

 

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キセキレイ「1日、何やってんのよ。」

オット「新規開拓ってこんなもんよ。ワリと楽しいゼ。」

 

バーダーなんて、毎回収穫があるわけでもない。

ノンビリノンビリもあってのバードウォッチングだと思うのです。

 

 

2月22日、またもやネボーしたこの日、

以前から気になっていた、横浜自然観察の森へ。

 

オットにとっては、新規開拓となるのです。

 

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シジュウカラ「う~ん…。」

オット「ハハハ、う~ん、か。ハハハハハ。」

 

ま、そんな感じです。

 

 

 

2月23日、それとな~く春の訪れの予兆のカケラを感じ、

思い切って富士山麓へ行くことにしました。

 

昨年ドンダケ富士山麓へ行ったか、数えてはいませんが、

ソレを上回るだろうことは、ビシビシ感じています。

 

ド素人バーダーよ、富士へ行こうぢゃないか、今年も。

 

スッタモンダと、昨年からモロモロあった道志みちを抜け、

山中湖でドン突きになる。

 

いつもは、左に曲がって山中湖別荘地を抜けて行くのだけれども、

な~んだろ、たまには右折してみっか、が大当たり!!

 

後で調べたら、メッカだそーで。知らんかったワ…。

知らんかったこその、いわば偶然の出会い。

 

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ヒレンジャク「トロいのぅ、ココはメッカじゃ、そりゃ張り切るワ。」

オット「知らんかったワ。なんじゃ、このヤドリギの数…。」

 

アカショウビン号で走っていたら、上品そうなご夫婦がカメラを構えている。

ソレも、樹上をめがけて。

 

上を見てみれば、ヤドリギ、間違いない。

即座に邪魔にならんトコにバイクを止め、アタフタとカメラを出す。

 

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ヒレンジャク「急ブレーキからのイソイソ準備のくだり、笑えるワー。」

オット「うっせー、うっせー、それだけの価値のある野鳥じゃわい!!」

 

ココがメッカと知らなかったオットにとっては、

ソレは偶然の出会いであり、偶然は脳ミソを刺激するのだ。

 

上品なご夫婦と雑談すると、メッカはまだこの先らしい。

そのポイント(このフレーズは餌付けを感じさせるのでキライ)、

そこに行き着く前のラッキーだったのかね、とご説明いただいた。

 

合点。

 

どー説明したら、伝わるだろうか。

 

虫が知らせる、だろーか、鳥が知らせてくれたのだろう。

 

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50羽を優に超える群れを観るチャンスに恵まれたことは、

この先もあるのかわからないほどの、至福の探鳥だった。

 


ヒレンジャク、山中湖半でフクフク。

 

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ヒレンジャク1「富士の水、ウメー!」

ヒレンジャク2「富士の水、ウメー!」

ヒレンジャク3「富士の水、ウメー!」

オット「富士の水、そりゃ、ウメー!だろー!!」

 

山中湖・富士の水を堪能したヒレンジャクたちは、

オットの脇2mを通過して、ヤドリギのある樹へ戻る。

 


山中湖で富士の水を堪能するヒレンジャク。

 

ヒレンジャクの羽ばたきの音を耳にする機会はそうないはず。

 

貴重な体験をもたらせてくれたご夫婦に感謝だ。

 

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ヒレンジャクと出会うと、キレンジャクを探すのが、

関東のバーダーの習性だが、それをさせないほど圧巻の数。

 

ひょっとしたら人生で1度あるかないかの経験かも。

 

この日本命の中の茶屋周辺は、出会いが少なかった。

 

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マヒワヒレンジャクさんの後、な~んか影薄いね…。」

オット「そーかね、オットは大満足だが。」

 

 

3月1日は、柳沢峠へ。

 

ウッカリしていると、コマドリコルリの季節が来て、

クズ団塊が、柳沢峠で餌付けを始めますので、その前にっと。

 

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シメ「おー、今年はメシ持ってくるヒト、はえーな。」

オット「あ、そんなクズ団塊世代じゃないから、オットは。」

 

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ゴジュウカラ「ヒョイのヒョイの、ヒョイ~~~~!」

オット「相変わらず、すばしっこいね。」

 

柳沢峠は、もれなくゴジュウカラに出会えるから、好きだな。

 


得意の木登りを披露してくれるゴジュウカラ。柳沢峠にて。

 

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コガラ「あー、いそがし、いそがし。」

 

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コガラ「あー、いそがし、いそがし!!!」

 

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この日、柳沢峠に向かった理由は、キバシリ。

観たくて観たくて、とまらなかった。

 

柳沢峠と言えば、夏のコマドリコルリ

そして通年で、オオアカゲラなんだけんど、

オットが密かに期待しているのは、キバシリだ。

 

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キバシリ「そ、そんなに!?」

オット「そぅ、そんなになんだよね。キバシリ好きだね。」

 


キバシリ、柳沢峠の樹を走る。その1。

 


キバシリ、柳沢峠の樹を走る。その2。

 

地味なカラーリングだからこその美しさ。

 

ツグミ師匠、コゲラにいたってはスーパースターに見える。

 

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キバシリ「そんなモンかねぇ。」

オット「ハハハ、そんなモンなんだよ、バーダーって。」

 

夏、うっすらコルリの気配を感じる場所で、コガラがひとしきり。

 

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柳沢峠で一心不乱にメシを探すコガラ。

 

 

 

イッタン、ここらでアップしときますね。

ホント、毎日チェックしていただいている方には、申し訳ないです。

 

察していただけるでしょーか、エマージェンシーです…。

 

 

 

オットの動画がまとまっているYouTubeチャンネルへGo!

 

オットの違うカオ始めました。よかったら、このブログで。

 

 

 

ハ、恥ずかしながら…。


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