抗MDA5抗体陽性 皮膚筋炎
急速進行性間質性肺炎の初期治療推奨
家内は 2018年8月(平成30年)
筋症状のない皮膚筋炎(CADM)
抗MDA5抗体 陽性(MDA5)
間質性肺炎(ILD)
を罹患し 現在寛解中
2020年 6月に更新されたサイトを
ネットで見つけて読みこむ
2020年(令和2年)6月時点の
抗MDA5抗体陽性 皮膚筋炎
急速進行性間質性肺炎
の初期治療推奨
治療開始フローチャート
1.抗MDA5抗体陽性なら
肺CT、呼吸機能検査、
SpO2測定を行う
2.間質性肺炎(ILD)の有無を確認
3.ILDがあれば、
急速進行性間質性肺炎(RP-ILD)
かどうかチェックする
・呼吸器症状出現から1か月で症状悪化
・肺すりガラス陰影の悪化
・低酸素血症
があれば RP-ILDと判断する
4.RP-ILDがあれば治療を開始する
全体
抗MDA5抗体陽性
急速進行性間質性肺炎(RP-ILD)
皮膚筋炎患者は
最初から併用療法で治療する
併用療法
グルココルチコイド(プレドニン等)と
カルシニューリン阻害剤
(シクロスポリンAまたはタクロリムス)
での2剤併用療法
2剤+シクロフォスファミド静注
(エンドキサン)での
3剤併用療法
これらは
どちらも良い初期治療である。
どちらを選ぶかは安全性プロファイルと
患者の特性で決めるとの事
2018年8月に
家内が確定診断を受けた時は
抗MDA5抗体陽性で
間質性肺炎(ILD)はあったが
咳などの 呼吸器症状は無かった
急速進行性間質性(RP-ILD)
ではないだろうと
入院時に判断して
2剤併用療法を開始していた
10日後 肺炎は止まらず
じわじわと悪化していく恐怖から
3剤併用療法に変更してもらったが
2剤併用か 3剤併用か
どちらが正しかったのか
2年たった今でもよくわからない
2か月に1回ほどの定期検診
プレドニン 3ミリ/day
タクロリムス 4ミリ/day
抗MDA5抗体値 79
それ以外の血液数値は異常なし
ムーンフェイスなし
抜け毛なし
ゴットロン丘疹なし
ヘリオトロープ疹なし
爪周囲紅斑なし 痛みなし 赤みなし
疲れやすいこともなし
風邪なし
ゴットロン丘疹かと思ったら 汗疱だった