DJ tamaのCDラック ~6000枚の中からchoice!

DJ tamaのCDラック ~6000枚の中からchoice!

溜まりに溜まった約6000枚ものCDを中心に、1枚1枚紹介していこうと思います。ひとまずは、がんばって1日に1枚のペースで書けたらいいなぁ。

 

 

 

前年度に引き続いて、大沢伸一の仕事をまとめたコンピレーションアルバムが発売されました。2012年から2013年のお仕事集。


前作は2枚組だったので、今作1枚組というのはちょっと寂しい感じもするけれども、1年で14トラックも手がけているところは職人だなぁ、と感じさせます。


歌と曲、色々な面から大沢伸一のこだわりを投入。MINMIや藤原ヒロシ、若旦那やCharaなどといったアーティストの曲を手掛けたり、OFF THE ROCKERやModek、The M Machineなどのトラックを操ったり。


大沢伸一自身のナンバーもあり、この年のサウンドの傾向も見えてくるかな。面白い1枚。

 

 

アルバム「TP.3 Reloaded」をリリースしたばかりのR. Kellyが、謎のアイテムをリリース。プライベートレーベルからのリリースっぽいこの作品、どこかしらブートレグのような感じだけれども、真相はいかに。 収録内容は未発表曲や未発表バージョン、さらにはライブトラックなどを収録したレアトラック集となっている。 レア曲やレアバージョンは本当に聞き応えあるし、特にコラボナンバーはなかなか貴重だと思う。だがしかし、ライブトラックは一体なんなのか。まるで隠し撮りのような音の悪さが残念。 きちんとした形でお蔵入りのナンバーを大放出してもいいんじゃないかな、Robertさん。

 

 

橘いずみがレコード会社を移籍して、カムバック。オリジナル作品としては、実に約4年ぶりとなる作品で、全6曲のミニアルバムです。


どこかしら肩の力が抜けたかな。どうしても言葉に注目がいくんだけれども、今回は落ち着いているというか、年相応というか、リラックスしているような雰囲気が好印象。


今作では、門脇学とのプロデュースで、新しい橘いずみの世界を聞かせてくれるわけです。

 

 

 

R&Bテイストをにおわせつつも、ポップな味付けで聞かせてくれるアップチューン。これもNao'ymtの仕事というから、随分と幅広く手がけているよね。でもって、ストレートな応援歌。1人じゃないから泣かないで、というメッセージを伝えてきます。


メロディもキャッチーな仕様で、口ずさみやすいところもポイントになるよね。安室奈美恵の曲な中でも飛び抜けています。後半のキラキラ感も印象深いな。



M-2「Nobody」
シングル「White Light」の続編的ナンバー。トラックもほぼ同じで、クリスマス的なアレンジは除き、ゆったりどっぷりと聞かせてくれます。安室奈美恵のヴォーカルもソフトに、まったりじっくり、あなたへの思い出を思い出しながら、切なさを出してきます。

 

 

 

 

 

 

John Legendがフィラデルフィアで行ったライブの模様を収録した作品。とにかく終始、観客の歓声が入ってきては、盛り上がりがダイレクトに伝わってくる。


1st、2nd Albumからのシングルナンバー、代表曲をはじめとして、 The Beatles「I WANT YOU」やSly & The Family Stone「DANCE TO THE MUSIC」、Roberta Flack「FEEL LIKE MAKIN' LOVE」などのカバーも披露して、楽しさを伝えてきます。 やっぱり、そのヴォーカルに魅了されるし、さらにコーラスのバックアップが入ると、とてつもない力を発揮してくるね。


編集されているのか、とにかくトントン拍子に次々と進んでいき、どんどんとステージが展開していく。その時間も全く退屈させないパフォーマンスで、引き込まれてしまいます。 また、ゲストにCorinne Bailey Raeを迎えて「WHERE IS THE LOVE」をデュエット。この2人のハーモニーが素敵すぎます。うっとりです。


スタジオ作品とはまた一味違って、ライブならではの魅力で伝えてくる作品ですね。

 

 

 

ついに放たれたOfficial髭男dismのメジャー2枚目となるフルアルバム。シングル「Pretender」でもはや国民的バンドにまで登り詰めた4人。今作では、シングル「I LOVE...」や「UNIVERSE」、EP「HELLO」、配信シングル「Cry Baby」など、強力ナンバーをとにかく詰め込んできては、あっと言わせる。


と同時に、今回は自分たちのやりたい曲を収録したとのこと。特に藤原聡以外の3人が制作に参加しては、巧みなヒゲダンワールドを聞かせてくれます。ちゃんまつ「フィラメント」、大ちゃん「Bedroom Talk」、楢ちゃん「みどりの雨避け」と、それぞれが個性と色を出してきました。そして藤原聡。やっぱりどんどんと才能が華開く。


そして溢れんばかりにこぼれ落ちて届けてくれる。オープニングのタイトルチューン「Editorial」の多重コーラスといい、そこから「アポトーシス」への流れがもう最高です。


その「アポトーシス」も、死を身近に捉えては、隣にあるかのような当たり前ということを伝えるように聞かせてくれる。考えさせられますね。もうヒゲダン、次元を超えています。


初回盤は、ファンクラブ限定のオンラインライブを収録したディスクを付属。レア曲満載の熱いパフォーマンス。そして、藤原聡が弾き語りで聞かせるソロパフォーマンスを収録。釘付けです。

 

 

 

 

 

 

YMO、再生を果たしたアルバム「TECHNODON」の中から4曲をリミックスしたCDの登場。


この4曲のうち、3曲はYMOとも縁の深いテイ・トウワが担当。


彼らしさの出た4つ打ちテクノを軽やかに、それでいて、おしゃれで細部にこだわったトラックを聞かせてくれます。


もう1曲は、GOH HOTODAが手がけ、こちらもYMOの魅力をたっぷり聴かせてくれます。

 

 

 

坂本龍一のソロ作品。前衛舞踏家Morisa Fenreiの依頼で制作されたダンスパフォーマンス用の作品。でも、裏で支える音楽なのに、メインとしても聞くことのできる作品でもあります。


当時としては斬新な音使い。この曲で踊るんですか、すごいな。コンテンポラリーな世界と見事にマッチングしたんだろうな。ミニマルやアンビエント、環境音楽的な要素が強いせいか、キャッチーというよりかは、やはり染み渡るような感じで。


再発版には「ADELIC PENGUIN」「Parolibre」のライブトラックを収録。一聴して、ライブなのか?と思ってしまうのは致し方ないかな。

 

 

 

アルバム「Nightlife」を代表するシングルナンバー。イントロの躍るストリングスから一気に世界に引き込まれますね。でもって、サウンドはモロにディスコ。David Morales発案で、Village Peopleみたいな曲を制作して出来上がった曲は、ディスコティークな4つ打ちで大盛り上がりですよ。

特に野太いコーラスの分厚くて迫力たっぷりな部分にノックアウトです。


M-2「New York City Boy (The Superchumbo uptown mix)」
ファンク要素たっぷりの強烈パンチビートをお見舞いだ。オリジナルのボコスカな感じを踏襲しつつも、新たな世界を広げてくれるクラブ仕様のミックスだね。


M-3「New York City Boy (The Superchumbo downtown dub)」
Uptownに対してのDowntown。そして、こちらはダブミックス。Uptownのトラックを使ってのリミックスなので、ファンクなテイストでバチコン攻めながら、ノリよく聞かせてくれます。


M-4「New York City Boy (The Almighty definitive mix)」
これまた、スタイリッシュなサウンドで、オリジナルを幾分にもパワーアップさせたリミックス。キラキラ度もまして、キャッチーさが輝く眩しいトラックです。


M-5「New York City Boy (The Almighty man on a mission mix)」
Definitive mixがメインだったのに対して、こちらはほぼダブな感じで。キラキラな感じはそのままに、ヴォーカルを程よく料理して、フロアで盛り上がれる1曲に仕上げて来ました。


M-6「New York City Boy (The Thunderpuss 2000 club mix)」
Thunderpussによるリミックス。クセのあるビートで、ボコスカと。クラブミックス的手法で、特徴あるビートをベースに。DJ業で魅了してくるリミックスですね。


M-7「New York City Boy (The Thunderdub)」
こちらはThunderpussによるダブ。彼らのクラブミックスをうまく使いつつ、ヴォーカルを浮遊させて、フロアで遊ばせてくれる。ビートがメインなので、とにかくノリが出まくっているんだな。


M-8「New York City Boy (The Morales club mix)」
アグレッシヴなパーカッションのリズムビートをメインに、しゃかりきクラブトラックで楽しませてくれるDavid Moralesによるリミックス。オリジナルに近い形なので、聞きやすい約11分。


M-9「New York City Boy (The Lange mix)」
Langeがこれまた、トランスしように変身させて来たから、超クールでかっこいいんだな。そして、妖しさいっぱい。冷たい夜を駆け抜けてゆくようだ。

 

 

 

 

 

 

ついに登場、Perfume待望のオリジナルアルバム。近未来を予感させる、その名も「Future Pop」。常に時代の最先端を行くチームだからこそ、納得なタイトルだね。


トラックの方も、中田ヤスタカこだわりの音をストレートにぶつけてくる。シングルでも斬新だったフューチャーベースを日本に浸透させたいという思いも伝わってきますが、 従来のピコピコテクのポップな曲もあり、自由度が増している感じがするね。


Perfume3人のヴォーカルも、よりしなやかになってきている感じがします。 まだ誰も到達していないところへ、たどり着いては今回もインパクトをどっしりとぶつけてきたかな。


今回は、なんとDVD / Blu-ray付きで通常版仕様という大盤振る舞い。ちなみに初回盤は、収録内容が若干異なっています。