少年野球お父さん審判は要チェック!各種ボークとペナルティー判定クイズ!!

 

 

 

何点とれるかな?

 

 

こんにちは。
『テックロ野球研』のテックロです。

 

 

 

わたくしテックロは少年野球審判用DVD教材野球審判マニュアルで「ボークの種類とペナルティー」を学びました。

 

 

 

野球審判マニュアル〜正確なジャッジができる4人制の知識と動き方

 

 

 

ここで学んだ知識をクイズにして出題してみます!

 

少年野球チームで「お父さん審判」をされる父は、ぜひ、このクイズにチャレンジしてください!

 

 

 

クイズ

 

 

全部で10問あります!
全問正解目指して頑張ってくださいね!!

 

* 答えはページの後半部分に書いています

 

 

クイズ@ 

 

ピッチャーが軸足をプレートに触れたまま、牽制するふり(投げる真似をして実際は投げない)をすること、つまり偽投をすることは許されるか?

 

クイズA

 

 ノーアウトランナー満塁で内野手が前進守備の態勢をとっている。この時、ピッチャーが軸足をプレート上に乗せたまま、前進守備をしている1塁手に牽制球を投げた。審判はどう判定すべきか?

 

クイズB

 

 ピッチャーがバッターめがけて正しい動作で投球をした。しかし、ボールが手からすっぽ抜けて、グランド上をボテボテと転がってしまった。審判はどう判定すればよいか?

 

クイズC

 

 ランナー1塁の状況で、ピッチャーがボークに該当する牽制をした。そして、牽制球がそれて1塁手が後逸した。それを見た1塁ランナーは走って2塁を回り、そして3塁を狙って走り続けた。しかし、3塁手前で送球が来てタッチされた。審判はどう判定すればいいか?

 

クイズD

 

 ランナー1塁2塁の状況で、ピッチャーが2塁に向かってボークに該当する牽制をした。そして、牽制球がそれて2塁手が後逸した。それを見た2塁ランナーは走って3塁を回り、タッチされることなくホームインした。一方、1塁ランナーは1塁に止まっていた。審判はどう判定すればいいか?

 

クイズE

 

 ツーアウトランナー1塁の状況でピッチャーがボークに該当する投球をした。そして、その投球をバッターが打ち、レフト前ヒット。1塁ランナーは2塁に進塁し、バッターランナーは1塁に出塁した。審判はどう判定すればいいか?

 

クイズF

 

 ノーアウトランナー1塁3塁の状況でピッチャーがボークに該当する投球をした。そして、その投球をバッターが打ち、ショートゴロ。ショートは2塁に送球し、1塁ランナーはフォースアウト。その間に、3塁ランナーはホームインし、バッターランナーは1塁に出塁した。審判はどう判定すればいいか?

 

クイズG

 

 ランナー1塁、ボールカウント3の状況でピッチャーがボークに該当する投球をし、その投球はストライクゾーンを外れていたためバッターは見逃した。審判はどう判定すればいいか?

 

クイズH

 

 ランナーが2塁の状況でピッチャーがボークに該当する投球をし、その投球がバッターの体に当たった。審判はどう判定すればいいか?

 

クイズI

 

 ランナー1塁の状況で、ピッチャーがボークに該当する牽制をした。1塁手は牽制球を捕ったが、1塁ランナーは2塁に向かって走っていたので1塁手は2塁に送球。しかし、悪送球となり、結局1塁ランナーは3塁に進塁。審判はどう判定すべきか?

 

 

 

答え

 

 

クイズ@の答え

 

2塁への偽投は許されるが、1塁、3塁への偽投は許されない

 

クイズAの答え

 

ボークと判定する。

 

理由 
1塁ランナーの近くに投げていないので、これは禁止されている偽投に当たるから。

 

クイズBの答え

 

(1)ボールがファールラインを超えた場合→投球とみなされる→「ボール」と判定する
(2)ボールがファールラインを超えなかった場合→投球とみなされない→「ボーク」と判定する。

 

クイズCの答え

 

アウト

 

理由
牽制はボークに当たるので、原則として1塁ランナーは無条件で2塁に進塁できる。
しかし、保証されている2塁進塁を超えて3塁に走った場合、それ以降の結果はランナーの自己責任になる。すなわち、3塁手前でタッチされたら「アウト」となる。

 

クイズDの答え

 

「ボーク」と判定する。すなわち、2塁ランナーのホームインは認められない。ホームインした2塁ランナーを3塁に戻し、1塁ランナーは2塁に進塁させることになる。

 

理由
「送球」の場合にボークがなかったものと認められる条件=全てのランナーがワンベース以上の進塁をしていなければならない。
しかし、クイズ5の1塁ランナーは2塁に進塁していない。つまり、ボークがなかったものとは認められない。よって、クイズ5の状況であれば、「ボーク」があったものとみなされ、それぞれのランナーにはテイクワンベースとなる。

 

 

クイズEの答え

 

「ボーク」はなかったものして、そのまま試合を続ける。

 

理由
1塁ランナーは2塁に進塁しているので、ボークがなかったものと認められる条件を満たしている。よって、審判は、ボークはなかったものとして、バッターランナーの出塁を認める。

 

クイズFの答え

 

 「ボーク」と判定する。すなわち、1塁ランナーを2塁に進塁させる。3塁ランナーはボークのペナルティーとして本塁への進塁を認める。1塁に出塁したバッターランナーは戻して、もう一度打席に立たせて、試合を続行する。

 

理由 
1塁ランナーが2塁に進塁できなかった状況なので、ボークがなかったものとは認められない。

 

クイズGの答え

 

フォアボール(四球)とみなして、バッターを1塁に進塁させ、1塁ランナーは2塁に進塁させる。
つまり「ボーク」はなかったものとする。

 

理由 全てのランナーが進塁することになるので、「ボーク」がなかったものと認める。

 

クイズHの答え

 

「ボーク」と判定する。つまり、2塁ランナーを3塁に進塁させて、バッターはそのまま打席に立ってプレーを再開する。

 

理由 
デッドボール(死球)としてバッターランナーを1塁に進塁させても2塁ランナーは3塁に進塁できない。つまり、ボークがなかったものと認められる条件を満たしていない。

 

クイズIの答え

 

 「ボーク」と判定する。つまり、3塁まで進塁した1塁ランナーを2塁に戻す。

 

理由 
投手からの牽制球を1塁手が捕った時点で「ボーク」が成立するから。(だから、ちゃんとした審判なら1塁手がボールを捕った瞬間に「ボーク」と宣告するので、クイズ10のような状況にはならずにすむ)

 

 

 

お疲れ様でした!
どうでしたか?
ちょっと難しかったかもしれませんね!

 

でも、これらは全て少年野球の試合で起こり得る状況です。
他にも、少年野球の試合では予想していなかったプレーが起こることは多々あります。
どんな、状況でも正しいジャッジをし、試合をぶち壊さないように、しっかりと勉強・準備しておいてくださいね!!

 

 

⇒「野球審判マニュアル〜正確なジャッジができる4人制の知識と動き方」の公式ページ

 

* DVDの詳しい内容を知りたい方はこちらへ⇒「野球審判マニュアル」の詳細内容

 

 

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