※この記事長いです!


紅葉

行きたい大学ができて、高2の課題も毎日毎日しっかりこなして、模試も受けて、オンラインのスクーリングを受け、東京のスクーリングにも泊まりがけで行って。

N高は、12月に学年の課題締め切り、1月とか2月に、学年末の試験を受ければ、晴れて進級というタイミングの今です。

男の子「高校辞めていい?」

と話がありました。

ポーン

ゲッソリ

チーン


そもそも、N高は、私がすすめて、本人も通信ならということで、他の選択肢もなく入学した感じでした。

思ったより大変なカリキュラム。だけど、想像以上にしっかりこなしてました。体調悪い中、高一のスクーリングにも無理して東京に一週間行きました。私も一緒に行ったのですが、本当につらそうで、見ていてかわいそうでした😢

いつもいつも、もう辞めたいと言ってました。
辞めていいよと言っても、「いや、他にやりたいことがあるわけでもないし、頑張る」と言ってました。

イチョウ

ところがなんと、いつの頃か、勉強したいことができたとのことで、大学に行くと言い出しました。大学受験というモチベーションのもと、高2の学業も頑張り、N高の三者面談の際には、この実績をもとに指定校推薦も取れるかもしれないと言われ、私は舞い上がりました✨

その後、模試を受けたり、今月の上旬には高2のスクーリングに行ってきたばかりです。去年のスクーリングの時に比べ、体調も良くなってるし、機嫌良くこなせたように思えました。

とはいえ、スクーリングが嫌だということに関しては、去年と変わらず。あと、学年末の試験を受けに、また東京です。なんとか頑張らなきゃね✨


というタイミングです。今。

先週急に
「高校辞めたい。」
と言い出しました。

ポーン

理由は、
「行きたかった大学について、よくよく調べてきたけど、どう考えても自分がやりたいことと食い違ってる。行く理由がない。まずは、自分で勉強できることをがんばる。」


「大学受験資格のために、高校卒業資格が欲しかった。受験しないとなると高校の学業へのモチベーションは維持できない。大学行かないなら高卒資格はいらない。今、興味のない高校の教科学習をする理由がないし、時間の無駄。やりたいことが出来なくて本末転倒になってる。高校を辞めて、やりたいことの勉強に時間を使いたい。」


大枠は、こんな感じでした。


まず、大学の受験に関しても、もちろんたくさん話し合いましたが…そこは割愛。本人が行きたいというから応援しただけで、行きたくないなら私がどうこう言うことじゃないです。


でも、高校は別!!
高卒資格自体は、別になくてもいいかもしれない…

でも!!すでに、1年生をクリアして、2年生も学年末試験でクリア!あと1回東京で試験受ければ…2年をクリアする!!

2年をクリアすれば、、、2年生の分の就学支援金が返ってくるのよえーん!!

笑い泣きそれはいいとしても(痛いけど笑い泣き


なにより、あんだけ頑張って東京のスクーリングを2回もこなしたのにえーん
日々の勉強や毎月の課題。ここまでの頑張りを見てきただけに…

もったいないえーん!!

あと3分の1ちょい!
あと1年やれば、高卒資格がもらえる…

ここまでの3分の2が、無駄になるんじゃない?
えーん


先回りと分かっていても言わずにはいれなくて。

①なにかやりたいことができた時に、高卒資格が必要かもしれない。
②何か取りたくなった資格の受験資格が高卒以上かもしれない。
③やっぱり大学に行きたいと思う日が来るかもしれない。そしたら高卒資格が要る。高卒認定もあるけど、せっかくすでに高校半分こなしてるし!
④気が変わるかもしれないから、休学か、せめて3年に進級してから考えるのはどうか。
⑤2年をクリアしてくれれば、就学支援金が返ってくるのよ。


以上のようなことを、出来るだけ、感情的にならないように、

「あなたの判断を尊重するけど、これだけ言わせて」と話しました。

それに対しての回答
①②③ 
また大学に行きたいとか、なにかやりたいことに対して、高卒資格がどうしても必要となれば、また一から3年間高校やればいい。それが嫌だというならその程度のやりたいことだから諦めればいい。やりたいことなんかいくらでもあるし、高卒資格がいらないこともいくらでもあるはず。なんにしろ、その時に考えればいい。あとはその時の俺に任せる。


ガーンポーン

衝撃…

思わず出た言葉が

滝汗「あんた…すごいね…」でした。

男の子「どういうこと?」

滝汗「勉強になりました…!!」


その会話が、私が仕事に出る直前だったので、じゃ、行ってきまーすとなったのですが

運転しながら、感極まって涙が…

もちろん高校を途中で辞めるのは嬉しくはないのですが

自分自身で筋道立てて、しっかり考えて、確固たる信念を持って、声を荒げず淡々と説明して…

1号はもう、お伺いを立てるという感じではなく、きちんと説明して納得させるために話してました。

なんか、我が子が、そんなに成長してるのかと思うと感動に打ち震えて…笑い泣き

マジ手のかかる大変な子どもだったので、走馬灯のようにグルグル…

紅葉

とはいえ!
高校〜辞めるの?もったいないえーんという気持ちもあって。

イチョウ

大人の目で考えると、いろいろ思うことはもちろんあるし。

でも、高校出たから有利かといえば、そうとも言えない世の中。むしろ、高校卒業にこだわって、今勉強したいことの邪魔するのはどうかと思うし…。


そんなこと言ってて、やりたいことなんかすぐ変わるよ!後で後悔するかもしれないよ!お願いだから後一年頑張って!!

という言葉が浮かんだけど、それこそありきたりだし、上っ面に思えて、とても言えず。


彼の人生だし、
自ら考えて選択することこそが一番の学び。

そもそも失敗のない人生なんてありえないし
いいことも悪いことも起こるものだし。

正解も間違いもない。
選んだ道が正しい。

毎日の積み重ねが人生。
今日選んだことが明日になる。


イチョウ


とはいえ…

ちょっと日を置いて、もう一度だけ、進級しないか、さりげなく聞いてみようかな…


って思ってました。改めて。


今は、本人もそう思ってるけど、数日したら、やっぱりどうしようかな?ってまた考えるかもしれない。

イチョウ

翌日

「もう高校の課題、しなくていいんだよね?」
と聞いてきたので
「自分で判断して。自分で決めるんだよ。」
と伝えましたが、

毎日やっていただけに、やらないというのは、かなり違和感があったみたい。

でも、やらない!と決めて、やらなくなって。

それからまだ3日か4日ですが…


毎日、晴れ晴れした表情です。

課題とやりたいことに追われて、何をするにも時間を惜しんで、詰め詰めのスケジュールで過ごしていた1号。

たっぷり時間が出来たので、存分に、今やりたいことに時間を割いてる。


1号は日頃から、「イライラしながらやりたくもないことをするべきじゃない」とよく言うんだけど、まさにそんな状態に耐えてたんだなぁ。
よく1年半も頑張ったなぁ…。

もうこちらからは、高校のこと言わずにおこう。


ちなみに、
④に対しては「無理!もうモチベーションが完全になくなった!」
⑤に関しては、「かかるはずだった3年の学費と、スクーリングの交通費や宿泊費を払わなくていいんだから、差し引きで考えたら変わんない変わんない!」



…とのことでした笑い泣き


おしまい!!