このところ、ブータンの家族との話ばかりだったので、それはちょっとお休みにして…

今日は、私がブータンで一番 好きな場所。というか、魂の故郷のように感じる場所の紹介をさせてくださいね。 キラゴンパは、尼僧院。 初めてブータンに行った時に来て、心奪われてしまい、毎年通っています。 

キラ・ゴンパは瞑想の場として9世紀初頭に建立された、由緒ある僧院で、一度、火災で焼失し、25代目大僧正(ジェ・ケンポ)によって再建。  1986年に尼僧院となったそうです。現存する尼僧院の中で最も古い7つの尼僧院のひとつです。 標高は3500m~3600mと言われていますが、敷地内にかなり高低差があり、2度目の訪問の時、ガイドさんが高度を調べたら、一番高い所で3900mありました。今日は、そこを目指しての道のり。この日は、霧が濃く、少し先も見えない状態。歩道は、人一人が歩けるほどの広さなので、慎重に登っていきました。前回までは駐車場から1時間近くかけてゆっくり登ったのですが、今回は、だいぶ身体が慣れたのか、頭痛もなく、前より早く到着することができました。深山幽谷という言葉がぴったりのヒマラヤの山。そこには、満ち満ちた「氣」と深い深い静けさがあるのです。

 

昨年夏に訪ねた時には霧が深く、一層、この尼僧院が「別次元」にあるように感じました。この日は、僧院長様にもお会いし、お話することができ、尼僧院についてお話を伺うことができました。現在は、約40名の尼僧さんたちがいらして、最年少は7歳とのことでした。お勤めの時に、その小さい尼僧さんに会ったのですが、一生懸命自分の役割を果たしていました。尼僧院長様から、今度いらした時には、是非また声をかけてください。と言って頂けたので、とても嬉しく思いました。今回で3度目。段々、尼僧さんたちも、私達のことを覚えていてくださるようになりました。訪問した日は、何か特別なお祝いの日で、13~16時まで特別なおつとめがあるとのことでした。初めの一時間半だけ一緒に瞑想させて頂いたのですが、ここで瞑想すると、ググッと深く瞑想に入ることができ、なんとも言えない幸福感に包まれます。有り難いことです。次回は、少し長く滞在させて頂きたいな・・・と願っています。 (つづく)

 

 

 

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