融通の利かない国　日本

 

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ご縁に感謝いたします。

おかげさまで先週の土曜日、消防点検が無事に終りました。

ただブータンへの荷物を送ることで

いろいろトラブルが発生し、まだブータンの荷物を送ることが終わっていない状態です。

なので断捨離もまだ納得した状態ではありません。でも初めに比べれば、ものがずいぶん減りました。これからはものが増えないように何とかがんばっていきたいと思います。

 

今回ブータンに荷物を送るにあたってかなり、がっかりしています。

いつも郵便局から送っているのですが、日本の航空会社の飛行機が飛ばなくなり今回は郵便局から出すことを断念しました。そこで日本の宅配便と提携している外資の会社から出すことにしたのです。通常15000円ほどの荷物が今は送料だけで35,000円もするのです。

ようやく宛名書きをし、インボイスを書きほっとしたところで宅配会社から電話がありました。

ブータンは普通私書箱に送るのが普通です。個人宅に届けると言うサービスがまだ行き届いていないのです。ところが日本のこの外資系会社では私書箱への荷物は受け付けないとのこと。私はブータンは山国で郵便番号もなければ番地もない、人々は確実に荷物を受け取るためにそれぞれの郵便局の私書箱に荷物や郵便物を取りに行くのです。そういう後進国と呼ばれる国の郵便事情を察してどうか届けてくださいとお願いをしました。ところがどうにもこうにも私書箱は受け付けられないの一点張りなのです。

困り果ててブータンの妹に電話をしたら、日本以外のUPSは私書箱に配達してくれるのにどうしたかしら?とのこと。やはりそうでした。

日本はともかく、面倒に巻き込まれたくないと言う意識が強く、その国がどのような状態にあるかなどと言う事は考えに入れてくれず、融通が利かず、今空港に着いた荷物を全てお返しします。と言うのです。最初に送った8箱とその後に送った4箱が返送されてきます。

苦肉の策で私書箱ではないブータンの妹の連れ合いの会社宛に送ることにしました。でも本当のことを言うと会社に送ると言う事は無いので、荷物がついた時点で、空港から連絡があり、空港まで荷物を取りに行かなければならないだろうと言うことでした。

オリンピックの開催、コロナへの対処、そして今回のこと。

融通がきかず、相手の立場に立って考えると言う視点に欠いている。

そんなこの国のあり方にかなりがっかりしている私です。