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防音箱

2018-11-25 09:41:34 | 日記



今寝泊りは新しい部屋でしているが荷物はまだ全部移しきっていない。
最も大きなものは自作の防音室(箱)でこれの始末をどうしようか思案中である。
今までいた建物は築50年以上の木造建築で防音など一切考慮されていない代物である。外部から入る音と自分の出す音を遮断しようと防音室について調べてみたことがある。製品としては最も小さいもので縦横1m高さ2m程のものが楽器メーカーや住宅メーカーから発売されているが、このような物でも30万円以上して簡単に買えるものではない。最も安いものでダンボール製の「ダンボッチ」という商品がある。80x80x164cmの最小のものでも送料を加えると8万円もするがこれだけでは役に立たず遮音シートなどのオプションを付けて何とか使えるようにするには10万円以上かかる。

自分で作ればもっと安くできるのではと思いネット検索したところ同じ思いの人は沢山いるらしく何件もヒットする。
それらを参考にして作ったものが画像(昨日撮ったカメラの専用ケーブルが見つからずUP出来ないため、今朝タブレットで取り直したもので位置をずらして分解し始めた状態になっている)のものである。
大きさは市販の合板(91x182x1.2cm)を基準にして内寸93x93x200cmとした。重さは80kg超ある。
胴縁で骨組みを作りそこに合板を張り付け、その上に50mmの吸音材、更に2mmの遮音シートを張ったものである。これで25デシベル程減衰できた。
置き方は横置きで中に布団を敷いて寝ながらテレビ(パソコンのモニターも兼ねている)を見たり音楽を聴いたりするためである。そのためガラス窓を作ったり、2.1チャンネルのアンプ付きスピーカーも1組置いていた。

ただ、最大の効果を出すためには密閉しなければならず、夏場は中の温度が我慢できない程に上がるので10cmのアルミダクトを取り付けて片方にエアコンの冷気を送ることで解決できた。逆に10月に入ってからは暖房いらずの暖かさになって快適に過ごせていた。
新しい部屋は鉄筋コンクリート造りで、しかもワンフロアに2世帯しかなく防音に関しては全く問題なくて、もう使うことも無いので分解することにするがまだ新しいものなので合板だけでも持って行きたい。3畳ほどのカラオケルームを作りたいとの微かな願望とスペースはある。

スプレーマムは近所の人に譲ることができた。他は全て処分するので「プランター園芸」の看板は下ろさなければならない。



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