連れ合いを奈良市内まで送って行き、道中で眺めた若草山は秋の
装へと変わり、市内は他府県ナンバーの車も多く、帰り道に立ち
寄った先は平城京跡です。でも東の春日奥山の稜線もぼんやり。
西を向けば、第一次大極殿がススキの海の中から。
〝第一次大極殿の建物は二重で、上重の屋根は入母屋造本瓦葺で、
初重の柱は身舎と庇の高さを同高に揃える、中国の『営造法式』
(1100年に北宋で編纂された建築技術書)にいう「殿堂」形式と
しています。組物、軒は薬師寺東塔を、内部架構や小屋組は
法隆寺金堂を参照しています。”と
朱雀門との違いは屋根上、両側の鴟尾を挟み、真ん中ある宝珠に
似た「大棟中央飾り」があるのが第一次大極殿です。
大棟中央飾り 鴟尾
内部には復元された高御座(たかみくら)、令和の即位礼正殿の
儀で、天皇陛下が昇られた高御座を参考に造られている。
ススキとセイタカアワダチソウの群落、色づいた桜の葉、
そしてその上に生駒山のテレビ塔が遠くに見えます。
そして南西側には、朱雀門もススキの海からぬっと顔を・・・。
朝堂施設の上に第一次大極殿が・・・
整備がなされ、舗装された宮跡内朝の散歩をされる方々の姿も。
草が朝日を浴び、きらりと光ります。良く見ると小さな水滴が
朝露です。今朝も寒かったので霜が降り、溶けたのでしょうか。
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