【レビュー】"ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ"のヒミツ要素ってなんだろう
『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』
マクドナルドの創業者レイクロックがあのマクドナルドを立ち上げるまでのお話です。
個人的に心が痛くなった映画です!!!
ちなみに、
★★★★☆ 星4!!
そもそもレイクロックって誰??
マクドナルドさんじゃないの??ってツッコミは多少ありそうですが…
マクドナルドは元々マクドナルド兄弟が始めたハンバーガー屋さんです。
(だから、マクドナルドなんだね)
そこにシェイクの機械を売りにきたレイクロックが「これは面白いビジネスだ!」と言って、マクドナルド兄弟からマクドナルドを奪いフランチャイズ化して大きな会社にします…(悪どい言い方)
私はこの映画を見て心が痛くなったのです!!!!!(2回目
レイクロック派かマクドナルド兄弟派か、どちらの視点に立ってもなんだか辛いのです。
《レイクロック視点》
ハンバーガー屋経営というより、お店をフランチャイズ化して不動産経営してるのと同じ。
アメリカ中のマクドナルドの品質を統一するための基礎作りを行う。
このビジネスを面白いと感じ、人生の折り返しを過ぎても執念で挑戦し続けることで成功した。
マクドナルド兄弟がビジネス視点では邪魔なので、強硬手段で兄弟をビジネスから排除する。
利益!利益!利益!それがビジネス。
《マクドナルド兄弟視点》
バーガー作成における分業システムは兄弟によって作られた。
多くの出店は商品の品質が保たれないので目の届く範囲での出店しかしない。
利益を上げることに興味はない。
品質!品質!品質!
つまり、レイクロックは経営者、マクドナルド兄弟は職人だったのだと思います。
レイクロックはマクドナルド兄弟を排除すべく手切れ金を渡し、兄弟のお店は、マクドナルドと名乗れなくなります。
マクドナルド兄弟もレイクロックのやり方(利益重視)にはついていけなくなり、お互い縁を切ります。
レイクロックのビジネスで成功できるチャンスが目の前に転がってて掴みたいけどマクドナルド兄弟邪魔!という気持ちもわかるし、マクドナルド兄弟のレイクロックにお店を取られた。腹立つ!みたいな感覚もなんとなくわかる映画でした。
さて、ヒミツってなんだろう。
実はレイクロックがハンバーガー生み出した訳じゃありませーん。創業当時は人間関係ドロドロでーす。
ってことかしら…
いずれにしても今のマクドナルドがあるのはレイクロックのおかげです。
レイクロックがいなければ、マックのポテトもハンバーガーもクリスプも食べられなかったのです。
結局はレイクロック様様です。
感謝。