小細胞癌　がん治療費　（4）

2019年7月2日　午前8時23分　死去

2018年4月に小細胞がん　肺がんステージⅣと確定診断されて12か月間フォースラインまで

抗がん剤治療をしました。

2019年4月9日抗がん剤が効かなくなってしまって　積極的治療を終了し2か月と少し自宅で無治療で過ごしました。

5月末まではまだまだ元気でいそうな雰囲気でした。6月に入って、夫は癌に蝕まれて、急激にお尻、太もも二の腕、わかりやすいところから

骨と皮だけに変化してゆくとともに、自力では歩けなくなり、数日で自力ではベッドの上でも座ることができなくなってしまいました。

夫はまだ動けなくなる、体力がなくなる、と言う

夫は現実の状況の把握を自分自身の認識が追い付かなかったので、自分で座って、自分の足で立ち、できればトイレまで歩きたい。ずっと言い続け時には本気で立とうとする夫がいました。

最後の3日間はほとんど会話もなく、ぐったりしていました。

夫はほとんど最後まで意識があり,もうろうとすることがなかったのです。

だから、最後までまだ大丈夫と受け止めていました。

最終的には、夫の意識とは別に、身体が、がんに負けてしまいました。

だから、最後の数分、夫は涙を流したのだと思います。

これから、私は夫が残した人生に触れることとなります。

17歳年の差では何があってもおかしくないんだと、わかっていても、夫が私に言えなかった理由を知りたいけれど、きっと誰も教えてくれないことでしょう。

早く終わらせて、早く次に進むように生きていきたいです

そして、21年の結婚生活も忘れたい心境でいます。

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