土曜日、祖母が入居していた特養を引き払うため お引っ越しした。
荷物を持ち込み過ぎて、私の車では2回祖母の家と施設を往復した。
貴重品入れを10月に買ってその中に2万円入っていると聞いていたけれど、住人が1ヶ月近くいなければ何かが無くなっていても、不思議なことではないね
結局、お金は見つからず。
円満に特養を去る方がお互いに気分が良いと思った。
今日日曜日は祖母のお見舞いへ行った。
東京はさむく、雨が降りそうな空模様だった。
意識が無いと後見人からの情報しか無かったので、気が重かった。
病室を確認する為に受付の医事科で受付をした。
祖母の名を言ったら、直ぐに受付の人がハッとして 「インフルエンザになった Yさんですよね。」
(祖母はどんな状態でも有名になる不思議な人だと感心した)
どこの病院でも インフルエンザになった患者の面会は断っているけれど
私は10日経っているから面会可能かとS県からきたことを申し出た
祖母の面会は既に解禁になっていた。
病室へ向かうと
4人部屋に一人だけいる祖母を見つけた。
(長年の家族関係で私達は祖母をお姉ちゃんと呼んでます)
「お姉ちゃん、Mちゃん来たよ」
「わかる?わかる?」
祖母は目を閉じたままだったけれど、ハッキリ
「わかる」
って言った。
祖母は目をつぶったまま、私に反応して何度も起き上がろうとするけれど、起き上がれない。
私は祖母の身体をさすりながら頑張ろうと励ました。
脳梗塞で意識は戻らないと、言われたけれど
祖母は長命だからもしかしたらこのまま長生きするかもしれない。
しかし、この病院はナースコールするボタンが無い。
ナースもナースステーションに居ない
なんという病院なんだろう。
でも、長期入院ができる病棟へ移れたことで次に行く病院や施設を探さなくて良いのだから仕方ないのが現実的なんだな

祖母に声をかけて 祖母は反応したし、涙も出た。
私も涙が出た。

今回祖母の引っ越しと病院の見舞いで感じたことは、特養の施設の方、祖母の入院している病院のナースに共通して ハートを感じなかった。

そして、今日は運転走行中に駐車場から出てきた車がぶつかってきた
最悪。