【”エトポシド③ 投与に拒絶示した心臓 TP夫さんのケース”】
と言う表題でリブログして頂きました。
夫にとっては最後の抗がん剤治療で、体力は低下していた頃です。
確かに抗がん剤治療によって、身体が悲鳴をあげているんだと私達夫婦は口に出さず歯をくいしばっていました。
抗がん剤治療の途中で他の治療を受けるとなると抗がん剤治療そのクールは終わってしまいます。
心筋梗塞の症状が出て先生もその点で悩みました。

私は看病、介助をするだけしかできません
夫は「最後まで抗がん剤治療を続ける。」
と強く望んでいました。
副作用で抗がん剤治療を「休みたい」と、ぼやくことはありました。
抗がん剤で身体がボロボロになっても延命を望んでいた夫です
私は身体がボロボロになって副作用でぐったりしている夫に何度か「もう、抗がん剤治療止める勇気も必要では、身体に毒だ」と、訴えたこともありました。
でも、治療を受けるのは夫 辛さを実感しているのも夫
積極的治療が出来なくなり2ヶ月後に夫は亡くなりました。
私は夫の闘病生活を今振り返っても
本人の望む方向で抗がん剤治療をし続けて良かったと、思っています。
いろんな意味で夫も私も看護師さんも辛かったけれど夫にとっては良かったです


私の祖母は昨年11月末から脳梗塞で意識障害寝たきりで入院中です
宗教的な言い方かもしれないけれど、人間は生きることが仕事なんだと思っています。
命が終わっても人の心に住み続けています