沖縄・台湾友の会

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焦点はジョージア州の「連邦議会上院議員選挙」に移った   1月5日の結果次第で、トランプ戦略が生き残るか、どうか

2020-11-30 20:11:18 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和2年(2020)11月30日(月曜日)
   通巻第6717号
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 焦点はジョージア州の「連邦議会上院議員選挙」に移った
  1月5日の結果次第で、トランプ戦略が生き残るか、どうか
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 トランプはジョージアに選挙応援に行く。
次の焦点はジョージア州における「連邦議会上院議員」のやり直し選挙に移ったからだ。

現在まで開票の結果、上院は共和党が50,民主党48.もし、二議席がともに民主党に流れると、上院は50vs50となり、上院議長を兼任するカマラ・ハリス次期副大統領が、上乗せの一票を民主党側に投じるから、バイデン次期政権は磐石となって左傾路線を驀進できることになる。

上院は外交、軍事、安全保障ならびに政府高官の人事を承認するという強力な権力を発揮し、バイデンの政治に強烈な制約がうまれる。たとえば国務省は、長官、副長官、次官、副次官、次官補にいたるまでバイデンが指名する人事に対して、本人を呼んでの公聴会が開催され、人事の承認か否かを決める。
各国に赴任する大使の承認も上院である。

日本関係で云えば、トランプが指名して次期駐日大使に内定していたワインスタイン(ハドソン研究所所長)は、公聴会が遅れてしまったため、白紙に戻った。

ジョージア州の州都はアトランタ。かつて五輪が開催された。またCNNの本社がある。たしかに民主党が都市部で強いが、全体では共和党も拮抗している。おそらく共和、民主で二議席を分け合い、結果、上院は51(共和党) vs 49(民主党)となるだろうというのが米国の政治専門家の予測ではある。


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