先日、こんなニュースを見た。

 

オーナーたち「元日スト」表明 “正月休み”コンビニも

 

読んでみると、コンビニのオーナーがストをするという

ことらしいのだが・・・。

 

「オーナー」といえば、日本語で所有者という意味だと

解釈しているのだが、そのオーナーがストをするという。

 

摩訶不思議な現象である。

 

休みたきゃ休みゃいいだろと、普通考えるでしょ?

 

ところがどっこい、休めないらしいのである。

 

コンビニ本部との契約で。

 

アハハ。

 

私は、コンビニのビジネスモデルは一種の詐欺だと

前から思っているのだが、

 

それはこういう解釈からである。

 

コンビニ本部の主なビジネス対象は、一般ユーザーでは

ない。

 

それでは誰か?

 

それは、コンビニの店舗オーナーが、顧客なのである。

 

弁当を例に説明してみよう。

 

本部はまずオーナーに弁当を売る。

 

オーナーは顧客に弁当を売る。

 

一見、垂直的構造に見えるが、本部は、最終的に

弁当が売れようが売れまいが実はあんまり関係ないのである。

 

だって、オーナーが弁当を買った時点で、本部の利益は

確定しているから。

 

アハハ。

 

これが詐欺じゃなくて何なのか?

 

以前、本部社員が無断発注で問題を起こしていたが、

あれは、コンビニのビジネスモデル的には至極当然の行為

であり、社員が悪い的な本部の解答は、

的外れというよりも、恣意的な責任転嫁である。

 

おまけに、営業スタイルや価格、営業時間まで

全て契約で縛られているらしい。

 

おまけに、土地は本部からのレンタルである。

いつまでたっても減価償却しない。

おまけに、建物は美観を損ねるとかいうわけの分からん

理由で定期的に再建築させられる。

もちろん、「オーナー負担で」、業者はもちろん

本部指定業者である。

 

廃業したらなんも残らん仕組みである。

(土地、ノウハウ等一切残らない)

 

あっと・・・。

残るもんがあった・・・。

 

借金と徒労感と手痛い教訓がね。

 

アハハ。

 

いぜん同種の詐欺的ビジネスとして、軽急便が

挙げられたが・・・。実はコンビニも似たようなもんである。

 

要するに、リスクを全てオーナーに取らせて

自分たちは一切手を汚さないという、極悪詐欺なのである。

 

アハハ。

 

これで今日なぜあんなに堂々とCM等でオーナー

募集ができるのか?あるいは、嬉々として地獄に入ろうとする

奴がいるのかが、私には全く理解できない。

 

もはや、阿呆である。

見えている地雷のようなものなのに。

 

ちなみに、私はここ10年一度もコンビニを利用したことは

ない。webマネーを買う時と、小包を出す時、トイレを借りる時

以外は。

 

今日の格言。

やる前に考えよう。見えている地雷は踏まないようにしよう。

 

PS

そもそも、チェーンビジネスでないと開業できないレベルの

人間は開業すべきでない。

 

飲食でも、コンビニでもなんでもそうだが、盛栄与奪を

他人に握られてしまえば、それはサラリーマン(奴隷)と

なんら変わらないのだから。

 

だったら最初からおとなしく奴隷をやっている方が

遥かに安定するし、楽である。

 

コンビニのオーナーとは、

 

「オーナー」という美名があるのみで、一片の実もない。

只の詐欺被害者である。

 

コンビニの売上、出店数とも良好らしいが・・・。

既存店舗の売上は下降の一途らしい・・・。

 

当たり前である。

 

パイが一定しか無いのに、売り手だけが増えたらさて

どうなるでしょうか?

 

普通のビジネスモデルなら、出店を手控えるが、

前述した通りコンビニのビジネスモデルは詐欺なので

その必要すら無いのである。

 

ようは、弁当を買うオーナーを増やせばいいだけ

だからである。

 

マジで酷い。酷すぎる。