普通のシナリオと、最悪のシナリオ。

 

今後おこるであろう、普通のシナリオと最悪のシナリオを

書いてみた。

 

普通のシナリオ

 

中小企業倒産が相次ぎ、失業率が上昇。

全産業が不景気なので、再雇用先はない。

結果、自殺者数が過去最高を更新。

 

職にあぶれた外国人が凶悪な武装強盗団を

結成し、治安が最悪化する。

 

不況はすべてコロナウィルスのせいにされる。

 

こっちはいい方のシナリオ。

 

この程度で済めばいいなと思うこと。

 

最悪のシナリオ

 

各国が、緊急事態を宣言し、輸出制限を敢行。

食料輸入が途絶し、国内に食糧難が始まる。

食べ物不足から、都市部から人が流出し、

都市がゴーストタウン化する。

 

都市から地方部に人が大量に流入し、

医療インフラ等を破壊し、田畑を略奪する。

 

自警団が結成され、盗賊狩りが始まる。

 

都市部の治安が最悪化する。

 

あんまり予想したくないが、日本の穀物自給率は5割程度

なので、現実的に輸出制限がかかってしまえば

容易に最悪のシナリオに直行することになる。

 

PS

今日もテレビで都市の住民による買い占めが

放送されていたが、彼らはそもそも概形の議論などには

一切興味がない。

 

目の前の食べ物を買い占める。

 

ということ以外に興味がないので、そもそもどうして

我が国の穀物自給率がここまで低くなっているのか?

 

(それ以前に、自国の穀物自給率を知らないし、

 知ろうともしないだろう)

 

ということや、

 

有事の際、こうした食料関係の自給率が低いという

社会がどうして構築されてしまったのか?

 

というようなことをかんがえる事は一切ないのである。

 

結局、すべての問題は、馬鹿が多すぎる。ということに

集約されてしまうようである。

 

戦後、パン食がアメリカの策略でもちこまれ、

日本人のアメリカ産小麦への過剰な依存、

そして、組織的に実施された米ばなれ・・・。

 

これらの結果、我が国の穀物自給率は50%を切る

ところまで低下してしまったのである。

 

最近も、近所の田んぼが、外国人用の賃貸マンションに

変わっていた・・・。

 

田んぼを作る、ということは膨大な時間がかかる。

 

それこそ、何百年という単位でそこに労力を注いできた、

生きた歴史であるが、

それを覆すのは極めてたやすい。

 

それこそ、1ヶ月もあればなくなるわけであるが・・・。

 

それを元に戻すことは不可能である。

 

何が貴重で、何がゴミであるかが正しく判断できない

というのは、なんとも悲しく馬鹿げたことである。

 

普通のシナリオと、最悪のシナリオ。