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経理の副業は稼げる?仕事の種類・単価相場・探し方

決算書類の作成や給与計算、請求書発行など経理部門の業務に関する副業案件の獲得を支援するエージェントや求人サイトが増えてきました。

この記事では、経理代行や会計業務、記帳代行など財務・経理に関する副業のはじめ方、報酬・単価相場の目安、土日で出来る経理在宅ワーク/リモート案件の見つけ方などを紹介します。

経理の副業をはじめよう

会社の経営や事業の運営において、仕入れや販売、経費などお金の出入りを管理すことは重要です。

売上管理や給与計算、決算書作成など保険料や納税などの法制度とも向き合いながら、業務を積み重ねていく姿勢が求められます。

そのような経理の仕事は、個人事業やスモールビジネスでも必要とされ副業人材のニーズも高いのです。

経理担当者の副業が一般化する背景

クラウドソーシングや副業エージェントなど人材や求人情報が流通する仕組みが整ってきました。財務・経理や会計に関する案件を発注する側も、受注する側も双方でマッチングしやすくなっています。

また、これまでは副業が全面禁止だった会社などでも、副業を解禁する会社なども増えてきました。コロナウイルスの流行で在宅勤務やリモートワークが推奨されたことも副業推進の後押しになりました。

事業会社の経理担当者のほか、会計事務所や監査法人などで働く会社員も副業市場へ供給されています。

経理関連の副業収入の相場

会計や経理に関する副業をはじめた場合、実際にどのていどを副業収入として稼げるのでしょうか。

これから初めて副業をする場合は、月10万円程度を目標とするとよいでしょう。

ただし、仕事内容によって報酬の相場も様々です。記帳代行や入力作業などの仕事は単価も低めですが、コンサルティングや講師業務などの時給は高いです。

経理部員が副業するメリット

収入になる

副業のメリットとして、一番にあげられるのは、なんといってもお金が稼げる点でしょう。経理部員として働く以上、華々しい活躍という点での期待は少なく、会社での昇給やボーナスにも限りがあるでしょう。

その点、副業は自分の頑張って仕事をこなしただけ報酬をもらうことができます。やり方次第では、副業で本業以上に稼ぐことも可能なのです。

自信がつく

会社での経理業務では、与えられた環境のなかでベストを尽くすという仕事も多いですが、副業ではより挑戦的な案件に取り組むこともできます。

副業での仕事は、エージェントを通したとしても自分の実績です。会社の名前でなく、個人名義で仕事を獲得し納品してお金を稼いだ経験は、自分自身の能力への自信にもなるでしょう。

経理・財務に関する副業案件の種類

会計業務

依頼主から業務を受託して、損益計算書貸借対照表など決算書の作成業務を代行します。データ入力などの代行作業では、在宅ワークの仕事も多いです。

会社がおこなう法人決算だけでなく、個人事業主も支援の対象となり、確定申告に必要な帳簿の作成や会計ソフトの入力など記帳代行の需要もあります。

ただし、税務相談や申告書の作成、税務申請の代理には税理士の資格が必要となりますので注意しましょう。

コンサルティング

経理としての視点から会社経営に関するアドバイスをおこないます。決算書類に記載される数値を分析し、資金繰りの改善や業務の効率化を提案します。

書類を自宅に持ち帰り土日で作業したり、平日の午前などで打ち合わせに対応したりある程度時間に余裕がある方向けの副業です。

案件によっては、M&Aの支援や会計システムの導入支援などを実施することもあります。

講師

日商簿記など資格取得の講座や財務・会計などに関するセミナー講師は、会社員のかたわら副業で受けやすい仕事です。

求人サイトやエージェント経由で応募することができます。人に何かを教えたり、人材教育に興味がある場合は、検討してみてもよいでしょう。

経理・会計の副業の始め方

経理・財務の実務経験をつむ

経理に関する副業案件を受注するには、3年程の実務経験が求められるケースがほとんどです。財務・経理関連のキャリアが積める就業先としては、事業会社の経理部門のほかに、監査法人や会計事務所、税理士事務所などがあります。

経理担当者としての就業経験がない未経験者は、まずは転職して経理で働くことを目指すとよいでしょう。

副業できる環境を整える

副業で受注したプロジェクトの業務範囲や仕事内容にもよりますが、経理として請け負った業務を完了できるような準備は必要でしょう。

平日の業務時間後や土日など、副業に対応できる時間を確保しておきましょう。

また、在宅ワークで業務を実施するには、自宅にPCやネット回線なども必要な点は考慮にいれておくとよいでしょう。

いまの会社で副業が禁止の方は、副業OKの会社に転職するなども検討が必要です。

副業の仕事を受注する

経理部門での実務経験があり、副業を受ける体制が整っているなら、インターネットなどで実際に仕事を探して受注しましょう。

また、これまでの会社での仕事や実績、日商簿記2級、3級など取得した資格などをまとめておくとよいでしょう。副業を業務委託で請け負う際にもスキルシートや職務経歴書は必要です。

社外で仕事を受けるのが初めての場合は、クラウドソーシングやマッチングプラットフォームで小額の案件からはじめてみるのもおすすめです。

経理の副業の探し方

エージェントに登録する

副業希望者と受け入れ先の企業を仲介するエージェント事業者に登録すると、これまでの経理経験やスキルに応じた求人案件やプロジェクトの紹介を受けることができます。

最近では、副業専門のエージェントや経理担当者の専門エージェントなどもうまれています。

クラウドソーシングで探す

リモートワークや在宅ワークの副業案件をサイト上から探して手軽に提案できるのがクラウドソーシングです。エージェント経由の案件よりも単価は低い傾向ですが、事務作業を中心に幅広い業務の募集があります。

知人・友人の紹介

会社の同僚や友人、知人など知り合い経由でも副業の仕事を受けることは可能です。副業を探している場合は、その旨を周囲に伝えて、経理や資金繰りなどの相談を受けてみてもよいでしょう。

まとめ

今回は、財務・経理などの部門で働く経験者向けの副業について紹介しました。会計業務の代行をおこなう人材としては、事業会社の経理部員のほか、会計事務所や監査法人出身者などへの求人需要が高いです。

経理や会計のしごとは税務とも近い分野の仕事ですが、税務相談や申請の代行は税理士でないとおこなえません。

記帳代行やデータ入力の仕事の単価は決して高いとは言えませんが、会社員の給料と副業収入をあわせるとそれなりの金額は達成できるでしょう。