マインクラフト「はじまりの島」なら本が好きではない息子でも読めた。
タイトル通り、うちの息子は読書が好きじゃないのです。絵の多い本や文字が大き目の本とか漫画は見ます、、、かろうじて、、、
そこで、少しずつ文章が多めの本も読んでみてほしいな~と思ってたんですけど、無理強いはかえって良くない、ますます本が嫌いになるな~といったところでした。
そんな中、見つけたのがゲームを小説家した本!?となんだかイメージが良くなさそうですが、もうなんでもいいんです。とかかりとして興味が沸けば!!
ドラえもんの映画を小説化したとか、ディズニー映画の小説バージョンとかなら、もっと耳障りがいいのかもしれませんが、そんなような物です。
で、マインクラフトの小説があると聞いたので、レビューも良かったし買いました。
それを買って良かったよ~という話です。
またあらかじめ言っておきます。マイクラに興味がない子や、したことがない子には当てはまらないのでスル―して下さい。
マインクラフト「はじまりの島」はゲームのマイクラを小説化した本
そうなんです。そのまんまあの、有名なゲームのマイクラが小説になってます。結構分厚いです。厚み2cmほど。
読んでいたら、賢そうに見えることうけあいな外観です。
内容は、初めてマイクラの新しい世界をはじめた時からの描写から始まります。
そして、何もないところから建築したり、農業したりして原始的な生活を進化させたりするサバイバル生活が詳しく書かれています。
そう、読んでいるとマイクラの世界がそのまま頭に浮かんできます。
そんな中、主人公が学んだことや哲学的な内容も盛り込まれていています。
マインクラフト「はじまりの島」は、文字が多い
写真を見てもらえばわかるように、文字ばかりの本です。しかも字がギュッと詰まっています。見るからに我が息子が敬遠しそうな感じです(;´∀`)
今までは少しでも手に取ってもらえるようにとの思いから文字が多めの本でも、スカスカというか、余白が十分に感じられる本しかすすめていなかったんですけどね。
パッと見ただけでは、ウチのように本が苦手な子にはハードルが高そうです(;´∀`)
でも、これが大丈夫だったんです。以外にも読めましたよウチの息子でも。なんででしょう!?そこをもう少し掘り下げていきましょう。
飽きずに最後まで読めた理由
文字がこんなに多くて分厚い本を読めたのは、主人公に対して共感することばかりで、
自分自身の物語として読めたからという部分が大きかったようです。
すっと入り込める
マイクラのゲームをしたことある人なら必ず経験した事(ゲーム上で)が物語になっているので、「ああ、そうそう!そうだった、この感じ!」と導入部分から乗っかりやすいです。
疑似体験の疑似体験
そして、ゲームしていた時にコントローラーで作り上げて夢中になっていたことが、文章を読むことで、また蘇ってくるといった感覚が生まれます。
そうなったら、もう本の主人公に自分がなりきれて、ワクワクするしドキドキするし夢中になれるのでしょう。
主人公になりきれば、学びも多い
ウチの子は今小学4年生ですが、この子がゲームをしながら、何を感じていたのかは
わかりません。
ですが、この本を読むことで今の自分では及ばなかった考えに気づくことができたり、本人が共感できる部分に関しては、こういう言葉の表現があるんだということを自然に吸収できてるんじゃないかなと感じました。
マインクラフト「はじまりの島」で読書感想文が書ける
小学校高学年になってくると、読書感想文が夏休みなどの宿題でも出るようになってきますよね。息子は作文も苦手なら、読書もそんなに好きではないので、どうしたものか、、、
もう本当に、漫画か漫画風の知識物とか、いまだに怪傑ゾロリとか(低学年用)しか読みません。なので、どうしても困ったときにはこの本で感想文書くしかないと思ってます。
他に続編もあります
作家さんが変わるので、文章ののせ方がまた違うみたいです。
そして、「はじまりの島」より少し難しいようなので5年生、6年生ぐらいが適齢期と思われます。
最後に
本が苦手なマイクラ好きの子(なんだかマニアック)におすすめなので是非読んでみてください!!