柴犬はこんな性格と特徴と歴史を持っている犬種になる! | 犬の雑学と豆知識!たまに柴犬について紹介するブログ

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柴犬の性格や特徴、歴史についてです。

今は海外でとても人気があって、家族として迎える人がうなぎのぼりような感じで増えてきて、特にヨーロッパで人気になっています。

理由を聞くと、賢い、忠実、我慢強い、警戒心もあるので番犬にもなる、また海外で「忠犬ハチ公」の映画の影響からの日本犬の認知度、そして日本自体の文化が、お寿司や天ぷらも含めて、海外に認知されるようなところも後押しをして、柴犬の認知度も高まり、家族として迎える人が急激に増えたようです。

また2012年の世界最大級のイギリスで開催されたドックショーのタレントショー部門で優勝したこと、そして今では世界一有名な柴犬の「まる」さんの影響力もあるようです。

 

ちなみに下記の動画がイギリスで開催されたドックショーです。

 

 

 


まるさんについては、2015年のインスタグラムでは芸能人をおしのけて国内5位になるくらいの人気で、またSNSのフォロワーがほとんど外国人という、ちょっと異質な存在にもなっているようで、スーパードックになっています。

という感じで海外でも人気ですが、どのような背景を持っている犬種なのかです。
 

柴犬とは?名前の由来と歴史について


名前の由来は、柴藪(しばやぶ)から猟を助ける、毛の色が枯れ柴に似ているから、小さいものを表す古語の柴の意味からという3つの説が名前の由来になっています。

柴犬は、日本原産の日本犬の一種で、1936年(昭和11年)日本の天然記念物に指定されている6種のうちの1つで、祖先のオオカミに近い犬種ということが遺伝的に分かっていて古代犬種になっています。

日本では弥生時代くらいからその存在が確認されていて、今から1000年前ぐらいから日本で暮らしてきたことになりますので、ザ!日本犬という事になります。

そのため洋犬とは少し違うところがあり、食生活についても主に魚や穀物を主食にしてた犬種になるので、穀物の消化を得意としている傾向にあって、一般的に言われる「犬は穀物の消化は苦手」とは少し違う要素を持っています。

日本人は海藻類を消化させるための特殊な腸内細菌がいますが、外人さんは持っていないので、海藻の消化を苦手としている?のようなイメージのようなところがあります。

現在に至るまで絶滅の危機が戦争や伝染病などで2回ほどあり「このままでは絶滅してしまう!」という事で、各地の柴を集めて交配させて、これが功を奏して絶滅から免れて現在に至ります。

 

 

柴犬の特徴は?


昔から本州方面で小動物の猟のお手伝いをしてきましたので、日本の気候に強く、気候に合わせてかのように年に2回、毛が生え変わるようになっています。

そのため毛が生え変る時期は大量に毛が抜け落ちますので、この時期は掃除と毛のお手入れがちょと大変になるところがあります。

「赤毛」「白毛」「黒毛」「胡麻毛」「虎毛」と5つの毛色がありますが、毛色によって「性格違う」という説もありますけど、これはあまり関係ないようです。

また、豆柴という小柄の柴を交配させて誕生させたかのようになりましたが、必ず小さく育つわけでもなく、柴の最大の登録機関の日本犬保存会では頑固に認めない姿勢なので、豆柴という血統は事実上、存在しない事になりますが、これは気持ちの問題だと思うので、個人的にはあまり関係ないと思っています。

そして小さな立ち耳、短い毛でダブルコート、尻尾が巻き尾になっているのが柴犬の特徴になります。

猟犬でもあるので、高い運動能力も持っています。

 

 

柴犬の性格はやはり日本人的!


柴犬の一般的に言われている性格です。

 

  • 忠実
  • 賢い
  • キレイ好き
  • 警戒心が強い
  • 独立心がある
  • 頑固な一面もある
  • 無駄吠えをしない
  • クールなところがある
  • 適度に人との距離感がある


とうい事が一般的に言われていますけど、これは育て方でもかなり変わってくると思いますが、大体は当てはまることが多いと思います。

成犬になると家族以外の人には愛想をみせようとせず、ちょっと日本人的なところがあります。

一般的な人には挨拶程度、そして仲良しになると愛想を見せるようなところがあって、オープンな感じの外人のような感じでもありません。

そして家ではご主人やその知り合いがくると大喜びしますが、その後は何事もなかったかのように自分のペースになって、ちょっと猫さんのような性格の一面を持っているかのような感じもあります。

おやつのときとご飯の時は寄ってきますけど、それ以外は自分達で自由にしているような性格をしています。

そして頑固というよりも、独立心が強いところがあります。

例えばドックランなどにいくと終わりがないような感じになることもあり、帰るとなると帰りたくない病を発動したり、散歩のルートが変わると自分で修正したりすることがあります。

そしてコチラからかまおうとすると「しょうがないから遊んであげる!」かのような感じで遊んでくれたりしてくれるという、賢さのようなものを持っています。

 

忠実で、そして優しい気持ちを持っている犬種ですが、リードする人がしっかりとしていないと、時には困ることもあるかもしれません。

礼儀正しく節度をわきまえた性格なので、日本人向きだと思います。

 

 

柴犬で注意したい病気は皮膚トラブル


柴犬で多い病気というと皮膚トラブル、シニア犬では目の関係や関節関係となっています。

特に皮膚関係のトラブルは多く、原因は色々とあるようで、どれもしっかりとした対策方法が確立されているわけでもありません。

遺伝、食品、ストレスなどと、色々な説がありますけど、皮膚トラブルは、柴にとても多いことは共通しています。

 

 

柴犬の寿命は12歳~15歳ぐらいとされている?


柴犬の寿命は12歳~15歳といわれていますけど、平均は15歳ぐらいになっていて、昔から比べると寿命は延びていることになります。

ただ長生きの分、人間と同じような病気になることもあり、生活習慣に由来するものが増えてきている感じです。

食生活では、こってり肉を苦手としている傾向にあるので、ヘルシーが日本犬にあっているとされています。

ドックフードも良質なものが増えてきましたが、日本犬に合うようなものを選ぶと良いようです。

関連:柴犬にドックフードでおすすめと選び方

最新の情報では、ドックフードに含まれる油脂が酸化して、これが皮膚トラブルの1つの原因になっているのでは?のような説がありますが、食生活は基本なので、これは柴犬に限らずに注意したいところだと思います。