ムシュトの使い方【デッキ例など】

オールスター

総評

「穴を埋められる、必須カードの上位互換」


カミの癒し手シリーズの第4弾として2019年12月に登場。

マジカルウォールシリーズの上位互換であるという、革命的なカードです。
フェスではないため、倍率の差こそありませんが、それでもフェーンより強いことには変わりません。
副属性もフェーンより優秀といえます。

メタっぽいことを言えば、ついにマジカルウォールの神域が完全に崩れたので、フェスで盾破壊が出る日も近いかもしれませんね。

ちなみに中性的な顔立ちで分かりにくいですが男の子です。

前髪越しに目が透けている。
半透明の髪なのかな。

リーダースキル

青属性カードの攻撃力を3.5倍、体力を3倍にし、クエスト出発時から4ターンの間、青属性カードに最大体力の20%の回復


ぷよクエでは回復できることよりも、体力倍率を上げてまず一発耐えることの方が重要です。
そのため、回復はできても体力倍率が控えめなムシュトは有効に使うのが難しいカードです。
攻撃も他のフェスなどと比べるとどうしても見劣りします。

積極的にリーダーにするカードではありません。

スキル

効果:2ターンの間、全属性盾のダメージカット後のダメージを3.5倍にする
(ただしダメージカット前のダメージを上限とする)


いわゆる盾破壊です。
今まで盾破壊スキルはマジカルウォールシリーズの独壇場で、たまに新カードとして登場してもマジカルウォールより抑えめに設定されていました。

それもコラボカードが中心で、入手難易度が高いものばかりでした。
(アレックス ver.ぷよ番隊、ヘド ver.梟谷学園高校、ドラコ ver.ぷよエヴァ、まぐろ ver.五ェ門)

ムシュトは倍率がマジカルウォールのフェーンと同じばかりではなく、対象とする色が全属性に拡大されています。
(フェーンは青属性攻撃のみ)
そのため、単純な上位互換のスキルといえます。

盾破壊自体が、全盾なら全てのデッキに入ってくるほど重要なスキルなので、当然ながらムシュトも極めて強力で(フェーン以外に)換えが効かないカードです。

フェーンと異なり、回復タイプというのも活かせる機会があるかもしれません。

ライバルカードとの比較

フェーン

効果:2ターンの間、青色盾のダメージカット後の ダメージを3.5倍にする
 (ただしダメージカット前の ダメージを上限とする)


対象範囲が青属性のみであること以外すべてムシュトと同じ効果です。
ムシュトの方が効果範囲が広いとはいえ、副属性によるダメージの差はそれほど大きくありません。

そのため実際には副属性の色の違いを考慮して、どちらを採用するか決める場面が多くなるでしょう。
この点については、デッキ考察の項目で深掘りします。

コラム:相性の良いカード、悪いカード


蒸気魔導シリーズと組むことを考えると、ムシュトと同じ副属性(紫)のカードが相性の良いカードといえます。
逆に副属性が赤のカードを使う場合には、フェーンを使ったほうが蒸気魔導を活かしやすいです。

ただし青/赤のカードについては今のところ換えが効かないほど強力なカードはありません。
ムシュトのほうが全体的には組みやすいです。

ルリシア


同時期にガチャを開催していました。
一番強いデッキを組む際に必ず必要になるパーツなので、両方引いて欲しかったんだと思います。

デッキ例


全盾デッキはまとめてこちらに載せてあります。
他の色との比較もしやすくなっています。

分離消しデッキ


青属性は乙姫セリリルリシアの2枚が極めて強力なのですが、フェーンが副属性:なのでどちらとも色が被っていませんでした。

つまり乙姫セリリ・ルリシア・フェーンと並べるとそれだけで4色になってしまい、蒸気シグを最大限活かせなかったんですね。

ムシュトはルリシアと同じ色なので、乙姫セリリ・ルリシアと組んでも3色に収めることができます。

もっとも、依然として童話枠のエースピッチャーアルル(副属性:/同時消し係数5倍)を入れることはかなわないので、今後の新カードに期待です。
でしろいフェーリのようなカードが出れば最高なんですけどね…


強引にエースピッチャーアルルを使おうとするとこうなります。

加速と火力を捨ててまで、くろいシグを使う意味はないので、無理に5色揃えないほうがいいと思います。

自前の蒸気アルルがない場合でも、ルリシアをリーダーにしてまぐろを入れたほうが↓マシです。


こんな感じ。

スキル砲デッキ

スキル砲の場合はムシュトとフェーン、どちらを使っても蒸気シグが活かせる場合がほとんどです。

玄人向けの話をすると、上記デッキではコンビ発動枚数が4枚→3枚と減っているにもかかわらず、ムシュト入り(全属性盾破壊)のほうが強力です。

仮に副属性持ちのカードが、フェーンorムシュトを含めて2枚以下の場合(画像では3枚です)、フェーン入りでコンビが1枚多いデッキのほうが強力です。

確実に言えるのは、フェーン→ムシュトに変えて、

  • 副属性が3枚以上、コンビの乗るカードの減少量が1枚以下
    →ムシュトが強力


ということです。
一元化はできませんが、ムシュトとフェーンのどっちを採用しようか迷ったときのおおよその目安にしてください。

閑話休題。


今すぐにというわけではありませんが、もし仮に青いサタカバのスキルが出た場合を想定すると、分離消しデッキと同じくムシュトに軍配が上がります。
なぜなら戦乙女ダークアルルと同じ副属性だからです。

これによって、青いサタカバが何色で出たとしても蒸気シグを活かすことができます。

今のうちから「もし」の話をしてもしょうがないといえばしょうがないのですが、出てしまったら間違いなく青最強のスキル砲になってしまうので、先を見越しておくのも意味があると思います。

ムシュトのまとめ

  • 必須カード(と、同等以上のスキルを持つ)
  • フェーンより副属性が優秀
  • ただし現状、絶対にフェーンでなくムシュトが必要、という場面はない
    (これからもないはず)

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