大人ピンクの始め方

 

ピンクは大好きな色なのですが、大人にはなかなか難しい色ですよね。大人らしくくすんだ色を選ぶと、肌の色に近いがためにとたんに顔がどす黒く見えてしまいます。トップスに持ってくるなら、赤や黄色のほうがずっと簡単。とはいえ、それでも大好きなピンク、なんとか着こなしたいじゃありませんか。で、昨日はカジュアルな白パンツと合わせました(→ ピンクのワンピを試着して撃沈した話はこちらに書きました)。

ピンクブラウスと白パンツ

トップス/PLST ソフトサテンレースアップブラウス→ この日と同じ
パンツ/ FRAMeWORK バックサテンベイカーパンツ→ この日と同じ
靴/ PARADIS COULEUR チェック生地パンプス
がんばっている、と感じさせちゃダメ?
 色がピンク、素材がソフトサテン、おまけにデザイン的には胸元がレースアップ、と甘✕甘✕甘なので、ボトムはパンツ一択。それもキレイめではなくデニムかカジュアル素材のワークパンツに。さもないと、メルヘンおばあさんになってしまいます。まあ、それも嫌いじゃありませんが、昨日は、甘さを抑える方向で。
足元は、当初、裾を少しロールアップして足首見せてスニーカーをはいてみたのですが、なんというか、「ピンクを着てこなれた感じに見せたいがために必死でバランスを取っている感」があふれちゃって。事実その通りですから、あふれちゃってもしかたがないとはいえ、「がんばってる」と感じさせるのはやっぱり大人じゃないなあ、とも思うわけです。で、ピンクを拾ってチェック生地のパンプスに。ここでピンクページュのパンプスにして色をそろえちゃうとやり過ぎなので、チェックのパンプスにしたのですが、うーん、やっぱり「色合せお疲れ様!」な感じ?!

「さりげなさ」が大切なのかな

がんばって背伸びしておしゃれして、その姿が好ましく周囲の目に映るのは、若い時期だけの特権なのかもしれません。その時期って、頭の中がファッションと自分の見てくれをよくすることだけでいっぱいであったとしても(私がそうでした!)、「まあ、そういう時期もあるよね」と目を細めてもらえます。
でも、大人がそれをやったら‥‥!? いい年してなにやってるの?ですよねー。

どんどん似合うものが減っていくのに、がんばっている感じを見せちゃいけないなんて、大人ってホント大変。まあ、だからこそ工夫のしがいがあるというものです。
と考えると、大人がピンクを着るときに何よりも大切なのは、「さりげなさ」なのかもしれません。あ、ピンクに限ったことはないですね、ちょっと冒険するときに、さりげなくそれができるかどうか。ああ、大人ってほんと大変。年齢は十分大人だけど、まだまだだなあ、私。

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