高圧的プロ理論の撲滅を掲げて | 肩書職人のひとりごと

肩書職人のひとりごと

個人事業主やフリーランスとして
人の役に立ちながらも
自分らしく生きていきたい人に向けて
仕事やビジネス、人生観など、
肩書職人から見た話を綴っています。

なんか生きづらい

自分らしく生きたいだけの人が多いのに


なぜだ


生きるために仕事をするのか

仕事をするために生きるのか


みんなホントは何が欲しい?

地位・名声・お金・時間・健康・愛

全てにおいて完璧を望まれる世の中

その漂う空気感に穴を穿つ人


会社員じゃない生き方

その生き方をするために

とあるA氏は、B氏に言い放つ

一流から学べという

成功者から学べともいう

ちなみにA氏はコンサルタントだ

A氏は、その辺にたくさんいる存在でもある



自分が言ってることの矛盾に気付かず

それを平気で上から目線で言う


たとえ、どの一流から学んだって

自分の足で歩き始める時のB氏は

足元もおぼつかない初心者だ


B氏の仕事がなんであれ

お客様は初心者のB氏に頼むのか?

A氏の教えなら

お客様はB氏を選んではいけない

なぜなら一流じゃないからだ


お客様がお金を払って

コーチを頼もうが

コンサルティングを頼もうが

セミナーを受けに行こうが

何かサービスを受けるのなら

B氏に頼むなということだ


一流は価値の高さから価格も高い

だから分不相応にならないものを

人は「選ぶ」ということをする


人の成長やステージには何段階もあって

一流から三流・四流、富裕層や貧困層、

上級者から初心者などに

なんとなく分けられていく


いろいろな人と会う中で

上流主義というか「なんか嫌な空気感」を

ちょくちょく感じてしまう


世の中、一流ばかりなら、

それはもはや一流ではない

世の中、天才ばかりなら

それはもはや天才ではない


何かを学ぶなら一流から学べ


気持ちはわかる

言いたいこともわかる


差別する気もないが

学ぶ側にもステージがある


小学校に上がりたてのこどもに

学校で学ぶなら

一流大学で学ばなければダメだ

そう言ってるのと同じだというのを

自分で気付いていない

無責任なプロが大勢いる


これがとても気持ち悪い

学びや教えについて来れない人を

本気度が足りない

やる気がない

そういう独りよがりな

ありきたりな正論をぶつけて

すがるものを叩き落す


そういう「輩プロ」が

残念ながら非常に多い


もちろん、自分の性格や地力を把握せず

無謀な挑戦をしている方にも

問題がないわけでもない


それでも、この構図が

なんとも気持ち悪くて仕方ない


手を伸ばしてる人、一人も救えずに

プロを気取る人にはうんざりする


成功している人がいる

その人は果たしてA氏の学びだから

うまくいったのか?

たまたま、誰の下でも成功できてしまう

そんな人がA氏の下に来ただけではないのか?


全ての人は救えない

これも正論


それでも、救いを求める人に

ちゃんと手を差し伸べたのか?

出せない声に耳を傾けたのか?


プロとしてやるべきことをやったのか?

たとえ周回遅れでも、ちゃんと寄り添って

何とかしようとしているそんなプロには、

数えられるほどしか会った記憶がない


ここ最近、ずっとモヤモヤしていた

なんか気持ち悪さを感じていたモノの正体


高圧的なプロ理論とその矛盾


それに対する自分の存在意義


自分の人生を何とかしたいと思っている

自分と同じ人たちの存在

まだまだ非力で幽かな人たちのSOS


その人たちのために何かできることで

自分の居場所を創りたいんだということ

偽らない本音

 

生きてる証、存在証明

 

必要とされることで自分の正気を保つ


キレイごとでなく、自分を保つために

 

自分を生かしていくために

自分の人生を諦めたくない人たちの

手伝いがしたいんだな、僕は



1人では生きられないことをわかってるから