「ノナの家」nonahouseは かつこ内親王、かつこ内親王2の続きのブログです。

神様達の名前は、沢山出てきますが、宗教とは全く関係ありません。
mikunenona@gmail.com

私の超現実の話

2020-03-24 07:30:00 | 日記
先週の木曜日(3月19日)は、夫の通院日でした。
今は、腎臓内科が月1回くらいになり、心臓の方は、もっと間が開くようになりました。

私は3月末で退社が決まっていたので、会社に行ったのは、3月18日が最後で、後は有給休暇の消化になりますので、これからはずっと家にいることになります。

定年になったのは、1年半前でしたが、その後は嘱託で在籍していました。
私を含めて異動の方達の送別会は全て中止になりました。

この状況は、コロナウィルスの対応で、会社全体のことなので仕方ないですが、お別れなのに会社の皆様にきちんと挨拶を言えなかったのは淋しいところです。

前回までのブログの記事は、暮れから年始のことですので、今から3ヶ月前くらいのお話ですが、夫が11月から大腸癌の手術をした後に、腹膜透析の手術をして12月に退院した後は、かなり弱っていたのでどうなるかと思っていました。
階段を昇るのも、降りるのも足が全く動かない様子でしたから。
介護タクシーの方に補助してもらってやっと歩いていました。

腹膜透析は毎日のことなのですが、最近慣れてきたように思います。
夫は、時間にきちんとしているので、毎日同じ時間にルーティンしていて、朝は5時くらいから、夕方と夜10時くらいに透析していて、中間は手術の傷口の消毒したりで本当にエライと思います。

そして、人の世話になるのが、スゴく嫌いで自分で全て行っているので私は楽ですが、やっぱり廃液を捨てたりは毎日しないといけないので、朝の時間に今までのように神様達と話すことは出来ない状態でした。

だから、やっぱり仕事は辞め時だったと思います。
有給休暇もピッタリ全部使い切りましたし。。。

腹膜透析のことは、皆様あまりご存知ないと思いますが、透析液が毎月1ヶ月分送られてくるので、それを、玄関から部屋まで運ぶのもかなりな重労働です。
エレベーターのない3階なので運送屋さんも大変ですけどね。
一箱が7キロ位あるのですが、こんな感じです。



🌟腹膜透析とは、自身の腹膜を透析膜として用いる透析療法のことです。
透析膜とは、非常に小さな穴が空いており、血液中の分子量の小さな物質のみを通すことで、透析の際に血液と透析液の濃度を等しくするものです。主に在宅での透析で行われます。



実際の方法としては、腹部に「カテーテル」と呼ばれる管を留置し、そこに透析液を注入。その後、一定時間を経てから排液するという順序になります。

これにより、患者の血液中にある老廃物などが腹膜中の血管から透析液に滲みでてくるので、血液の浄化が行えます。

透析液の入れ替えは血液との濃度の差を利用するかたちで行われ、注入には約10分、排液には約15分かかるのが一般的。


いわゆる人工透析と言われている血液透析は、病院に1日おきに行かないといけなくて、何時間も掛かるのですが、自己管理能力があれば、よい方法のようですよ。
実際、食べ物や飲み物の制限はそんなに厳しくありませんから。


私は12月には、夫の介護認定と身体障害者手帳の申請などもしていて、あまりにも弱っていたので、施設に入ってもらった方がいいのかと動いていました。
調べてよくわかったのは、介護認定(要介護4)があっても、腹膜透析の人は受け入れてくれる施設がほとんどないということでした。

そんな中で、助けていただいたのは、九州にお住まいのZさんでした。
Zさんは、男性の看護師さんなのですが、専門家としてのアドバイスも下さり、受け入れてくれる施設も一緒に探してくれたりして、ありがたかったです。

ブログを読んでくださったからということで、助けていただいて、やっぱり続けていて良かったと思いました。

結局、一ヶ所だけ受け入れてくれそうな施設を見つけましたが、最終的には夫がやっぱり行きたくないと言い出して、また別の方法を考えています。

夫が行きたくないと言ったのは、12月よりも体の状態が少し安定してきたからかと思います。

まだ、外に出るまではいきませんが、今は不要不急な外出は出来ないので、丁度いいのかと思います。


3月22日の日曜日は、久しぶりに熱海のマンションに行っていました。
荷物を持って行くことがメインでしたが、温泉に入ってスッキリしました。


いただいたプレゼントを飾りましたが、何故か、今回皆様が黄色系の花をくださったのが不思議でした。



熱海のマンションの裏山は、新緑の色になっていました。





今は、コロナウィルスで先の見えない状態が続いていますが、皆様お体に気を付けて、健やかにお過ごしいただけるようにと、思っています。

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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (きょんぴい)
2020-03-24 09:34:44
長年のお仕事お疲れ様でした。ホッとしたような少し寂しいような感じでしょうか?
ご主人様のことは本当に大変なのですね、これからは看病に力を注ぐことができますし、自分の時間も持てるようになるでしょうから、ゆっくりとその時間を大切に過ごされて下さい。

いつもブログの更新をありがとうございます。
ためになるし、感動するし、楽しみにしているので、どうかこれからもよろしくお願いします。
Unknown (のりです)
2020-03-24 18:47:13
長年の本当に勤務お疲れ様でした。

本来なら私の性格上では、色々と押しつけなどしてはいけないなどの変な性格がありまして、いつもなら深入りしてはいけないと判断するのですが。

何故か、あの時期(ブログ内の時期)に、動かないといけないと想いが強くなり腹膜透析を受け入れる施設などを探していました。

時期を経て、ご主人様の体調も良くなり、元来しっかりされている事もあり、腹膜透析で良かったと思います。人工透析と違い、水分制限や食事制限が緩やかなのがご主人様のQOLややる気を出させたのではないかと思います。

またノア様を取り巻く神様のご配慮かと思っています。

今後共々、ブログを楽しみに拝見させて頂いています。
からくれないに水くくる。死が分かつまで。😊
Unknown (のりです。)
2020-03-24 19:50:32
追伸です。
最初の書き込みに書き忘れました。

ブログ内の最後の写真ですが、おおらかに穏やかに笑ってる神様や龍神様が沢山いらっしゃるように感じました。凄い和やかに笑っていらっしゃいますので自分も穏やかな気持ちさせてもらいました^_^。
Unknown (nonahouse)
2020-03-26 08:11:37
きょんぴいさん、おはようございます。

まだ、何日かしか経っていないので、実感はないですよ。

看病という感じではないですが、やっぱり何日も家は開けられないかとは思います。

最近、きょんちゃんの「松はいね」の話で、助かった人がいますよ。
だから、本当に良かったと思います。
あの時の咳は、尋常ではなかったからですね。

まぁ、ブログは今までのように無理せずにやっていきます。
よろしくね。
Unknown (nonahouse)
2020-03-26 08:16:00
のりさん、おはようございます。

腹膜透析の仕組みは、調べてもよくわからないのと、血液透析が多いので皆様に説明するための記事でもありました。

本当に、受け入れてくれる施設が少ないのも、そういうことなのでしょうね。

いろいろと、ありがとうございました。
腹膜透析。 (沢町)
2020-03-29 12:11:02
先日、励ましありがとうございました。お陰様で退院して療養しながらも仕事に行けております。

腹膜透析は、母が一時期しておりました。ご主人様は大変なご様子ですが、それでも良くなられてきているとのことで何よりです。腹膜透析は自宅でできるかわりに、見えない細菌との戦いで気を張っていた記憶があります。今はどうだかわかりませんが、チューブをカットするカッターは毎回使い捨てだったなどの記憶があります。母は結局、管理に気が緩んでしまって、一年経つか経たないかで腹膜炎を発症→人工透析という道をたどりました。今も健在ですが、印象的だったのは、「腹膜透析はどこでもでかけられたが、常時体が辛くてそれほど動けなかった。人工透析になってから、移動は制限されるが、調子のいい日は調子いいので活動的になれた」との事でした。確かにそのように感じています。ただ、やっぱり人工透析は旅行など遠出がなかなか難しいので(全国どこの病院でも手続きさえすればできるとか言われますが実際はそう簡単ではなかったです)、良し悪しですね。

ご退職になるのですね。お疲れさまでした。ご主人様もM子さんご自身も、お大事になさって下さい。
Unknown (nonahouse)
2020-03-31 08:28:14
沢町さん、おはようございます。

腹膜透析のことは、関わりがなければよくわからないことですね。
ありがとうございます。

夫は、我慢強くて感情も出さないので、分かりにくいところがあります。

やっと退社もしたので、家の整備をしていこうと思います。

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