コロナストレス?生理が止まった・・・

自粛自粛で自律神経?ホルモンバランス?が乱れに乱れている嘉藤です。

というのも、タイトルにある通り、今までほぼ30日周期で欠かさず来ていた生理が、4月からピタッと止まってしまいました。

生理が止まった

パートナーがいる身ですので、当初は一応『妊娠か?』という不安から入り、生理予定日の2週間後に市販の妊娠検査薬で確認してみました。

結果は、陰性

妊娠ではなかったことで一旦は胸をなでおろし、その頃すでに新型コロナウイルスの影響で学校が臨時休校になったり、不要不急の外出を避ける旨の要請が出されておりましたので、その辺のストレスによって遅れているのだろう、検査薬も陰性だったし、安心してそのうち来るべ!と軽く考え、そこから少し様子を見ることにしました。

そしてそのまま更に2週間が経過。

しかし一向に生理がくる気配はありません。

ここでもう一度妊娠検査薬を使用してみるも、また陰性

この辺りから、『…ん?』という、妊娠とは別の不安が頭をもたげるようになります。

やはりコロナのストレスか、まさか何かの病気…!?

そして今度は検索の虫と化します。

生理不順、無月経、無排卵、若年性更年期(まだギリギリ30代!笑)、早期閉経、卵巣機能不全、排卵障害、卵巣癌、子宮癌、低体温、生理が止まる病気、女性ホルモン、甲状腺ホルモン、自律神経、交感神経・副交感神経、脳下垂体、脳腫瘍、etc…

心当たりのある用語は一通り検索窓に入力しました。

こういう時、誰かが言っていた“人間は聞きたいことしか聞かない”という言葉を思い出します。

自分に不都合な病気の類はこの時点ではまだ頭から排除、そして私が拾い上げた情報は、

生理はストレスのバロメーター

2ヶ月の遅れは受診のタイミングとして微妙

という二つの情報。

そして私は更に1ヶ月様子を見ることにします。

とはいえ、“あと1ヶ月しても生理が来なかったら受診しなくちゃ”という考えも不安とともに芽生えていましたので、その時までに自分の体調を記しておこうと思い、今まで一度も付けたことがなかった“基礎体温”を測定することにしました。

基礎体温を測る

妊娠を望み始めた時につけようと思って購入したにも関わらず、ろくろく使われることのなかった基礎体温計が、干支を一回りした今、ようやく日の目を見ることになりました。

口腔内の温度を測定するタイプの体温計で、舌の裏の付け根に触れさせて測定します。

朝目覚めたら上体を起こしたりせずにできるだけ安静な状態で体温を計測しなければなりません。

10〜15秒程度で測定できます。

口を開けると口腔内の温度が下がってしまうので口を閉じて測定しなければならないのですが、朝方たまに鼻が詰まっていて苦しいことがあります。

参考までに、私が付けた基礎体温表をご紹介します。

女性のリズム手帳というアプリの基礎体温表を使用しています

…ガッタガタであります。

よく見る台形の形のグラフとは程遠い(汗)。

そして、体温自体が低い。口の中で計っているにも関わらず、低体温期は36度以下です。(やば)

月経のある女性の基礎体温は、一般的に高体温期と低体温期を交互に繰り返していて、その差は0.3〜0.5度程度と言われています。

高体温期から低体温期に移行する時(生理開始日)に、体温は1日〜2日で急激に下がります。

低体温期から高体温期に移行する時は、低体温期の最終日が一番低い体温となり(その日が“排卵日”となります)、そこからまた1日〜2日で急激に高体温期に移行します。

でも今回計ってみてわかりましたが、基礎体温を正確に計測するのはかなり難しいです。

というよりも、今回のコロナ禍で体温を計る機会が急激に増えたことも踏まえて、体温を計るということ自体がかなりアバウトなものだということがわかりました。

予測計と言われる数秒で測定できる体温計と、2〜3分かかる体温計とでは、そもそも体温自体が全然違います。

なので、今回のように毎日継続して測定するような場合は、同じ体温計で同じ条件で測らなければ意味がありません。

基礎体温に関しては、毎朝布団の中でなるべく動かずに測定しているにも関わらず、結構なズレが生じているように感覚的には感じています。

例えば前日にお酒を飲んだりすると、翌朝の体温は少し高くなる傾向があります。また、布団から体が出て冷えていたり、口を開けて寝ていたりした場合は、口の中の温度が下がっている場合があります。

ですので、婦人科の先生も全体を見てなんとなく二層になっていればOKという感覚のようです。

私の場合は夫が夜勤のある仕事のため、急に夜中や早朝に帰宅したりするので、物音で変な時間に目が覚めてしまい、余計正確に計るのが難しい環境です。

なので、あまり神経質にならずにザックリで計測し続けています。

婦人科受診

さて。

気づけば最後の生理から2ヶ月半が経ちました。

実はこの2ヶ月半の間、いくつかの体調の変化がありました。

まず、4月末のある日、夜中に鼻血とともに目が覚めました。

(実は数年前から、夜中や朝方、鼻血が出る直前に目覚めるということが起こるようになりました。毎日ではありませんが、夜更かししたり、少し負担になるような行事のある日に時々鼻血で目覚めます。鼻血の話はまた別の機会に!)

それから、5月の半ばの朝5時頃、突然の発汗により目が覚めました。(これも1年くらい前に初めて経験しました。“ホットフラッシュ”というやつだと思っています)

そのあとは、生理痛とは違う下腹部の鈍痛や腰痛に、極々少量の茶色い下りものや、突然の体調不良(発熱を伴わない倦怠感)がありました。

これらの症状から、自分ではなんとなく更年期障害なのではないかと思っていました。

このまま放置しても生理がくるとは思えず…6月に入ってすぐのある日、とうとう重い腰を上げて婦人科の門をくぐることにしました。

このコロナ禍なので、産婦人科に私が行くことで妊婦さんに迷惑をかけてしまったら…という不安もあったのですが、妊婦さんは二人くらいしかおらず、他の患者さんもほとんどいなかったので、かなり距離をあけて座ることができました。

久々の婦人科では、問診を記入し、まずは妊娠の可能性を潰すべく、採尿カップが渡されました。

結果はここでも陰性

そのあとは、まず医師による問診。基礎体温表も渡しました。

そして、恐怖の内診…(笑)。(何度やっても慣れるモンじゃない)

ついでに子宮頸がん検診もしてもらいました。

この時は子宮も卵巣も特に問題ないと言われました。(子宮頸がん検診の結果は2週間後の再診の時に教えてもらいました。こちらも問題なしでした)

でも、子宮内膜が厚くなっている様子はなく、そろそろ生理が来そうな気配はないとのことでした。

そして最後にホルモンの検査をすると言われ、採血をしました。

とりあえず生理を起こす薬を出すということで、“デュファストン錠(5mg)”という薬が7日分処方され、就寝前に飲むよう指示されました。

女性ホルモンの働きが十分でない時に起こる症状を改善するお薬だそうです。

(早ければ飲み終えてから2〜3日で生理がくるそうですが、私の場合は飲み終わってからちょうど10日後に生理が来ました。)

2週間後の再診の日、先生から『生理は来ましたか?』と聞かれましたが、その時点ではまだ生理が来ていませんでした。

先生が、血液検査の結果と基礎体温表を見ながら『ちょうど前回病院に来た日が排卵日だったような数値になっている』と言っていました。

6月1日が恐らく排卵日(デュファストンを飲みはじめたのもこの日(夜から))。で、6月17日に生理が来ました。

ホルモンの数値などにも特に異常はなく、脳から卵巣への指令が何らかの影響でうまくいっていないようだと言われました。恐らくストレスによるものでしょうと。

私は、「下りものに血が混ざっていて下腹部に生理痛のようなものもあるので、そろそろ来そうです。」と言いました。

もしこのまま生理が来なければ、また2週間後、生理が来たら3ヶ月後にまた受診するよう促され、診察は終わりました。

そしてその日、病院から帰宅してすぐに生理が始まりました。

先生が言った通り、前回の初診の時がたまたま排卵日だったようで、この度の2回目の受診日がたまたま生理日に当たったようです。

(詳しいことはわかりませんが、デュファストンにはすでに排卵が起きていたり、生理がもうすぐ始まるような状態の時に作用するほどの力はない、というようなことを言われました。要するに、排卵が起きたタイミングにたまたまデュファストンを飲んじゃった。つまり、デュファストンを飲まなくても同じ日に生理が来ていたということ…だと思うんです、多分…)

毎月来ていた時は煩わしいと思っていたのに、ある日突然来なくなり、“もしや閉経!?”と不安になったあとの生理はすごく待ち遠しくて、3ヶ月ぶりにナプキンが赤く染まったことにホッとしてしまいました。

私も大概勝手な女です(笑)

来月はまたどうなるかわからないけれども、とりあえずは、良かった!

アプリのこと

いやー、しかし今は便利なアプリがあるものですね!

今回初めて使いましたが、体温を入力したら勝手にチョチョイのチョイで折れ線グラフにしてくれましたよ(^O^)

生理日を入れれば今までの周期から計算して次の生理開始日を出してくれる、なんてこたぁ朝飯前。

前出のグラフのアプリとは異なりますが、ルナルナさんのアプリも並行して利用させていただいておりまして、こちらがまたなかなか良いんですよ!

“今日の指数”のワンポイントアドバイスがお気に入りです。

あまり知られていないような豆知識をさりげなく入れてくるところがツボです。

“ジンジャーティーには上半身の温め効果、ココアには下半身の温め効果があるそうです”とかね。

双方体を温めることは知っていたけど、上半身と下半身に分かれて効果が出るなんて、知らなんだ。

あとは、“※何回か擦り合わせて温めた手で、左耳の下から右の鎖骨に向けて斜めに撫でると甲状腺ホルモンが出るのを助ける”みたいなことも書いてあった日があって、『へー!』って思いました。わざわざ自分で調べないとこう言った知らない知識って手に入らないので、棚ボタで嬉しくなりました(^^)(※ちなみにこれはうろ覚えなので話半分で!正確な情報は各自で調べてみてね♪)

月経から排卵までの“卵胞期”は心も体も調子が良く、代謝も良くなるのでダイエットに最適!”と背中を押してくれたり、排卵から生理までの“黄体期”は脂肪が燃えにくく、浮腫みやすい上に、イライラしたり落ち込んだりとメンタルが不安定になりやすい時期で、カフェインや甘いものなどを欲しやすいので気をつけて!と、現在の自分の状態を教えてくれたりもします。

物理的にも心理的にも、自分のことって自分からは見えにくいものですからね。

特に心理面においては、文字に起こして可視化してくれることで、“今自分がイライラしてるのは黄体期だからだ!”と自分で気付くきっかけになるので、メンタルをコントロールする上では大変役に立ちます。

もっと早くに知っていたら、子どもたちにも夫にももう少し柔らかい対応が出来たカモ…(笑)

ストレスの心当たり

最後に。

今回の生理不順に当たって、ストレスに感じていたことを一つ一つ思い起こしてみました。

まず、私の住む北海道地方では、新型コロナの影響で全国に先んじて臨時休校措置が取られましたが、実はその直前の週末に道内旅行の予定を組んでおり、楽しみにしていたその旅行を土壇場でキャンセルをすることに決めて、キャンセル料の全額を支払いました。

その翌週から臨時休校が始まりました。その週から、夜中や早朝に鼻血で目覚める日がポツポツ増えてきました。

三月の中旬には通常通り生理がありました。

そして月末3月29日、志村けんさんが新型コロナによる肺炎で逝去されました。

若者たちは知らないかもしれませんが、“志村けん”と言えば、昭和末期から平成の頭にかけて、日本中のお茶の間に笑いを届けてくれた稀代のコメディアンでした。

テレビの中の人の死で泣いたのは、志村けんさんが初めてかもしれません。

自分の両親を見て漠然と“いつかは親も亡くなるんだよな…”ということを考えることはあっても、テレビの中の人が、ましてや“志村けん”が死ぬということを微塵も考えたことがなくて、ましてや自分がこんなにショックを受けるなんて思いもしなかった。

子どもの頃、狭い実家で家族5人でゲラゲラ笑っていた日々の中に“志村けん”がいて(もちろんカトちゃんや高木ブーも、マーシーやクワマンもいたけれども)、あの頃自分は子どもだったから、お父さんとお母さんと、私と、二人の妹と同じ空間に、志村けんもいたような錯覚に陥っていて、そのまま大人になっていました。

子どもの頃一緒に暮らしていた家族の一人が、いつも笑わせてくれた面白いおじさんが死んじゃったような気がして…。

そう考えると、今でも涙が流れてきます。

みんなは笑うかもしれないけれど、私にとっては生理が止まるほどの衝撃だったと思っています。

それから、私の今の職場は病院です。

事務職ですが、やはりコロナに対する対応で仕事も臨機応変に対応を変えねばならず、また、自分が患者さんにコロナを移してしまったら…という恐怖にも似た不安が常に付き纏います。

毎週のようにドライブしたり買い物に出かけたりしていた生活が一変、マスクは手放せず、身内にもおいそれと会いにいけず、出かけるとすれば近所のお店のみ。

できることといえば、自宅の庭でバーベキューをするか、家の中でカラオケをするか、近所を散歩するか。

そして、これがいつまで続くかわからない…。

こりゃ体調も悪くなるってもんです。

そんな中、出掛けるのがあまり好きではない長男は、あまりストレスを感じていません。

ストレスにも人それぞれ耐性があります。

私ばっかりツラいとか、あの人は我慢が足りないとかではない。

我慢のならないこと、耐えられることは、みんな違うんですよね。

そこを一緒くたにしてはいけないと思っています。

それから、新型コロナが流行りだしてから、私はテレビニュースの情報、特にコメンテーターや専門家などの解説がうるさくて見られなくなりました。

あれが今現在の一番のストレスです。

だから最近は事実だけを報じるニュースしか見ません。

アベノマスクが小さいだの遅いだの、10万円がまだ入らないだの、少ないだの、方針を変えるなだの。

ストレスを何かにぶつけたいのはわからないでもないですが、公共の電波に乗せて、世界中に拡散するなと言いたいです。

言ってる自分は気持ちよくなってるかもしれないけれど、聞かされるだけのこちらにはストレスが蓄積していくだけでしんどい。

最近はNHKをよく見ます。

旅行に行けないので、解説無しの海外の景色の番組を見て行った気分になったり、自然の風景を見て癒されています。

“ヨーロッパ トラムの旅” (路面電車の旅)

“空からクルージング” (ドローンで撮影した世界の風景の動画)

“コズミックフロント・ヒーリング” (星空の動画)

そろそろ海や山に出かけて、身体中に自然を取り込み、力を回復したいと思っています。

新型コロナにかかっても負けないように!

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