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2021/01/15

研究者パパ「自分の子供は研究者にならなくていい」の巻・研妻哲学368

研究者夫の育児観


自分の子供に研究者の道を勧めない理由


医者の子供が
医者の道へ進むのは
わりとよく聞く話

研究者の子供が
研究の道に進むのも
全くないわけではない

母数は少ないが
その場合
たいていの子供は
親とは違う専門分野を選ぶ

有名な海外の学者(フロイト)は
子供も同じ道に進んだが
彼らのように
親子で同じ分野を研究することは
大変珍しい

そんな現実はさておき
「親子で同じ道もいいんじゃない?」
と、冗談を交えて夫に言ったことがある

すると
わが家の研究者パパは、
本人が望めばその限りではないと
前置きがつくかたちで
「それは勧めない」
という回答だった

理由は一目瞭然

このブログを最初の頃から
読んでくださっている方は
既にご承知の通り

研究者の道のりは
非常に険しい茨の道

進んだ先で
トゲが刺さり、そのまま
何年か過ごすこともある

そんなパパ自身の
海外での苦労を思い返すと
わが子に簡単には
すすめる気になれないようだ

帯同する家族として
ずっと見てきた立場上
その気持ちは
よく理解できているはず

私としても
「子供の人生は子供のもの。
応援はしても、介入はしない」と
心掛けている手前

わが子に「研究者になれ」とは言わない

そんなふうには言わないけれど
実際は笑いながら軽いノリで
似たような道もいいかもねー
くらいのことを言ったかもしれない

2021年1月15日、金曜日の記録


*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*



就学前の子供が将来どんな道を志すのか、今は親の「わくわくタイム」として楽しむのがいいのかもしれない






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