つれづれ日記

ヴァイオリンの音色に包まれて

原点回帰

ヴァイオリンの弦を購入した時と同じ状態に戻しました。

 

Goldbrokat PREMIUM Brassed Steel 0.27 を先週末に張ったのですが、直後は良い感じもしたのですが、どうも大味というか音に色が付いている感じで、繊細なイメージが皆無なので気に入らず辞めました。先生にも意見を伺ったところ最初が良かったとのこと。意見が一致したので速攻で交換しました。戻したのは Goldbrokat 0.27 です。

 

戻してみるとやはり良い感じ。繊細な音色を感じさせつつも温かく、音量を上げていっても破綻するような感じもなく抜けが良いです。どうやら変に音に色が付いていないタイプの弦が好みのようです。

 

今週末はヴァイオリンの練習時間を長く取れたせいか、色々と気付くことがありました。

 

1つ目は、どうやら張力が高い弦の方が、柔らかい弓を使っていると弾きやすいように感じること。弓で急に音圧を掛けると弦が沈み込みますが、弦の反発が強いと沈み込みが少ないので弓が不安定になることがありません。お陰で音も繋がりやすくなります。

 

2つ目は、弓を真っ直ぐに弾くガイドラインとしては、指板の終わり部分の弧を描いている箇所の角度に合わせて弾くと良いですね。

 

3つ目は、弦が気持ちよく振動するように導いて弾くと音色も良くなるのかと。雑味を除外しつつ、弓圧を掛けすぎず、最も自然に振動する感触を感じるのが良い気がします。この感じを大切にしたところ、弓毛の張りは少し弱めに戻しました。前々から思っていましたが、改めて原点回帰というか。

 

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