Lodge(ロッジ)の「ラウンドグリドル」で鉄板焼き屋さんの味を!
■クレープパンが欲しくなったきっかけは・・・
以前、「すたみな太郎」という食べ放題のお店に行った時のこと。ホットプレートのクレープパンがあって、自分で作れるようになってるんですね。当時幼稚園の年長さんだった娘はクレープを焼くのがよほど楽しいらしく(美味しかった?)、何度も何度もクレープコーナーに。うまく焼けたり、穴が空いたり様々でした興味を持った様子。
だったら、今度ウチでもやってみようとなったのですが、フライパンだとひっくり返す時にターナーが入れづらいんですよね。
そんなことから、クレープパンを探してみることに。その時に考えていた条件は、「長く使える品質」と「クレープ以外にも使えるもの」。調べてみると「ル・クルーゼ」、「ストウブ」、「デバイヤー」、「マトファー」「ティファール」といった本場フランス製のものが中心ですが、国産のものも…。
長く使えるという視点から、テフロン仕様は除外、価格的な視点から銅製も除外。結局、鉄製で絞り込み。鉄製ならお手入れも慣れているし。でも結局、購入は躊躇ってしまいました。本当に必要か?…これ以上料理器具を増やす?
そんなタイミングで夫の友人からキャンプのお誘いが!
■決め手は、キャンプでご馳走になったステーキ!?
キャンプそのものもとても楽しかったのですが…夫の友人が持参していた「ロッジ」というスキレットで有名なブランドの「ラウンドグリルドル」。形はほぼクレープパンと同じで、淵の立ち上がりがほとんどないもの。鉄板は厚さは5mmはあろうかという厚さ、それゆえ重量感もすごい! へえーこんなのがあるんだー。クレープにはぴったりだなーなんて思いつつ、男性陣が焼いてくれた分厚いステーキ肉をご馳走になってビックリです。実はそれほどBBQに期待してなかったんですが、表面はカリっと焼き固められているけど、中心はミディアムレアぐらい。あれこんなに分厚いのに上手に焼けている? えっ、BBQってもっとテキトーじゃなかった? こんなスゴイ肉焼いちゃう? と。
夫の友人が言うには、「ロッジ」のスキレットはとにかくスゴイ、と。何がスゴイかと言うと、焼き物は何を焼いても美味しいそうなんです。肉でも魚でも、野菜でも。この分厚い鉄板のお陰で温度が安定していること、温度ムラがなく表面全体が均等な温度であることがポイントだそう。なるほど、なるほど。普段からフライパンは鉄製を使っているので、その理屈はよーくわかるし、ご馳走になったものは確かに美味しい!つまり、「鉄板焼き」のイメージだな。。。と勝手に理解する私。
家庭で本格鉄板焼きが楽しめたら…とつい浮足立ってしまいそうになりますが、ここはやはり慎重に検討。また調理道具が増える…どこに収納する? 結局使わないのでは?と。
■我が家での使い途は… そして、スキレットかラウンドグリドルか?
我が家だったらまずはクレープ、ホットケーキ、ステーキ、お好み焼き、ピザもいけるかな…なんて色々慎重に考えたんですが、結局はあの時のステーキの美味しさをウチでも再現したくて、買うことに決めました。
ちなみに、夫には「キャンプやBBQにも持っていけるじゃん!」という一言で簡単に同意を得られました(爆)。
次なる問題は、種類がとても沢山あるので「ラウンドグリドル」が最善のチョイスか?ということ。「スキレット」と呼ばれるフライパン型の方が使い途が多いのでは?とも思えてくる。でも「ラウンドグリドル」は表面積が広い点と、縁の立ち上がりがないものがひとつあったら使用頻度は高いはず、というやや強引な根拠で買ってしまいました(苦笑)。有名ブランドのクレープパンと比較してお値段も手頃でしたので。
■シーズニング済みなのですぐに使える
購入したのは、Lodge(ロッジ)(公式サイトはコチラ)のキャストアイアン(鋳鉄)「ラウンドグリドル」10.5インチというもの。内径が約26cm、重量は2kg。すでにシーズニング済みなのでお湯で洗ってすぐに使える仕様です。ちなみに同じ形状で8 3/8インチ(内径約20.2cm)というひと回り小さいサイズもあります。
使いやすさはどうなのか、という点では賛否あると思いますが「重いこと」や「使用後の手入れ」などは納得の上で購入しているので、私としては特に不満なしですね。
面倒なお手入よりも、この美味しさの方が上回るという感じです。これだけ分厚い鉄板なので、夫の友人の言った通り何を焼いても美味しいです!
特にステーキには焼き上がりの違いがはっきり出るように思いました。表面はカリッと、中はじんわり温まっていく感じですね。
あとは、クレープやお好み焼きも美味しいです、お店の味に近づきます!何より縁の立ち上がりがないので、簡単にひっくり返せますし。
ハンバーグには微妙なところですね。ハンバーガーパテのように厚みがないものなら十分いけると思いますが、厚みのあるハンバーグだと多分スキレットの方が使い易いと思います。 グリルパンだと蓋がないので焼いた後に蒸す過程があるとキツイ。鉄板焼き屋さんのようにステーキカバー(鉄板用蓋)があれば良いでしょうが、さすがにそれだけの目的で買うのはちょっと無理かなーと。そんな訳で以前、代用でボウルをひっくり返して被せたりもしましたが(苦笑)。
↓先日、お好み焼きを焼いてみました(笑)!
↓ひっくり返すのがちょっと早かった!?
↓こちらは西京味噌に3日間漬けた豚肩ロースを焼いたとき
■使用後のお手入は欠かさずに!
鉄製なので、濡れた状態で放置するとすぐに錆びてしまいます! なので使用後のお手入は結構重要です。
でもお手入れさえしっかりやっておけば、多分…一生モノだと思います!
・使用直後は大変熱くなっているので冷めるまでしばらく放置
・その後たわしを使ってお湯で洗う。その際はせっかく馴染んだ油が落ちてしまうので、できるだけ洗剤は使わずに。
・汚れが落ちたら火にかけて水分を完全に蒸発させます
・そして熱いうちにキッチンペーバーや油引き等でうすーく油を引いて終了です。
実は、この「ラウンドグリドル」でロッジのキャストアイアンの凄さを知ってから、どうしても欲しくなってしまった「グリルパン」という別のタイプも買ってしまいました(爆)。
それでサムギョプサルを焼くと…もう最高!に美味しいんです。そのお話はまた後日!