血糖値が落ち着くということ

2020年1月中旬から、なにやら落ち着きを感じるようになりました。

何が落ち着いたかと言うと「血糖」です。ようやく安定してきて、血糖値スパイクと呼ばれるような状態になることが無くなりました。実感を持って感じられます。何をもって判断できるのかと言うと、おやつタイムです。

副腎疲労の治療を始めてから、ずっと食事は一日6回。朝食、昼食、夕食とそれぞれの間に軽食を取ります。

なぜ6回も食事をするのか、理由の一つは血糖値が暴れるのを避けるためです。

体調が非常に悪かった時、朝食後の軽食、昼食後の軽食、どちらも90分以上間隔をあけると血糖値が急低下し、震えが始まり、気持ちが悪くなり、イラつき、パニック状況になっていました。

そんな状態から2年ほどかけて、食事と軽食の間隔を2時間まで広げても大丈夫になりました。

そこからさらに2年ほど経った去年の秋、ドクターから食事と軽食の間隔を20%伸ばすように言われました。2時間20分にしたのですが、ほぼ問題なくそれもクリアしました。ちょうど異化状態から抜け出した頃です。

そして、2020年1月、さらに間隔を伸ばして2時間40分にしています。少し自分をプッシュしてみようと、3時間にしてみたりもしました。

時々、軽食を抜いても大丈夫じゃないかな、と思う事もある位、血糖値が落ち着いてきたのです。

それでも無理をせずに、ドクターの言う通りに毎日きちんと6食を続けてきました。副腎疲労の治療をはじめてから今までずっと、必ず決められた時間通りに食べるようにしてきました。どうしても仕事で出かける時には、小さなタッパーに軽食を詰めて持って行きました。そんな僕が、とうとう軽食を食べるのを忘れてしまうという、信じられない事が起きたのです。

snack

昨日、いつものように昼食を終え、軽食の準備も整え、ちょっとPCで仕事をしたり軽く片づけなどをしながら、軽食の時間を気にしながら過ごしていたのですが、あと10分位で食べようと思っていたのに、すっかり忘れてしまい、食べないままウオーキングに出かけてしまったのです。

駅まで7~8分歩いたところで、「あーしまった、軽食を食べずに出てきてしまった」と気づき、ちょっと自分が信じられず呆れかえってしまいました。こんな事、絶対にあり得ない事だからです。食べるべき時間を20分以上過ぎていました。

今から家に戻っていたらさらに10分かかると思い、目の前にあったコンビニに飛び込んで、ミックスナッツ(食塩が加えられているので本当は食べたくない)と、サラダチキン(添加物や色素、香料などが入っているので本当は食べたくない)を買って、店の外に立ってその場で食べたのです。

もしかしたら、そんなものを買って慌てて食べなくても大丈夫だったのかもしれませんが、あまりにも長い間、軽食を欠かさず過ごしてきたために、1回でも抜くことがどんな結果をもたらすのかわからず、怖くて抜くことができなかったのです。ここで血糖値が急降下してフラフラになったら・・・とそんな恐怖心がまだ自分の中で根深く居座っていました。

とにかく何かをお腹に入れ、これで大丈夫だと安心して、その後もウオーキングを続けました。

chain

何か食べないと!という鎖につながれていた生活から、自分を解放できる日は近づいてきていると感じてはいます。体は確実に改善してきています。血糖値も落ち着いていますが、気持ちの鎖を解くほうが、もしかしたら難しいのかもしれません。