おこづかい帳(ちょう)はなぜ必要なの?
ずっとむかしのころ、まだお金が考えられていなかった時代のことです。
人が狩りをしながら生活をしていました。
狩りでとった食べ物と着るものをとりかえっこして、
必要なものを手に入れていました。
食べ物は時間がたつとくさって食べられなくなるので、そのまま保存できように
貝殻(かいがら)かえて、今のお金のように使うようになりました。

そして貝殻が発達(はったつ)して貨幣(かへい)、今のお金を使用するようになり
世の中に経済と言う言葉が生まれました。
みんなもおこづかいをもらうと、
おこづかい帳におこづかいを何に使ったか書いているひとが多くいると思います。

なんでおこづかい帳を書くのかな?
では問題です。
もしみんなが、ケーキ屋さんのお店を始めたとしましょう。
 
お店を始めた日に、初めてのお客さんが来て、
1個200円のイチゴのショートケーキを5個買いました。
 
そのあと、他のお客さんが来て1個300円のチョコレートケーキを10個と
イチゴのショートケーキ7個を買いました。
 
もうひとり別のお客さんがきて、
イチゴのショートケーキとチョコレートケーキをそれぞれ8個づつ買いました。
 
次の日は、お客さんがチョコレートケーキを4個とイチゴのショートケーキを7個、
1個150円のシュークリームを12個買いました。

さて、質問です。
お店を始めた日の二番目のお客さんは、何を買いましたか?
 
読み直すとわかるけど、頭の中で覚えようとしても大変だよね。
それが毎日続くんだよね。

するとみんなは学校では、忘れないようにするために勉強しているときにどうするのかな?
 
ノートを書くよね。みんなもお金のことを忘れないようにするために
いくらお金をつかって、今お金がいくらあるか忘れないようにするためにおこづかい帳を書きます。
 
欲しいものがあっても、お金が足らないときにはお金を貯(た)める必要がありますよね。
いくらお金を貯めたいのかまず目標を決めます。
いくらお金が残っているわからないと、あとどれだけお金が必要かわからないので、
お金の記録を行い今いくらあるかみんながわかるようにおこづかい帳を書きます。

そのためにおこづかい帳は必要なんだよ。
1か月たったら、おこづかい帳を見直して、何に使ったのかむだづかいは無かったか、
おうちの人ととお話をしてください。
 
これはお店も同じです.
お店も同じように記録を残しながら、いくらお金があるのかっていうの管理しています.
みんなもお小遣い帳を書くことによって、今おこづかいがいくら残っているのか
自分で理解し、あといくら使ったかという金額をきちんと覚えておきましょう。
 
特におこずかいは毎月入ってくるお金が決まってるから、
いくらお金が出て行ったのかな。
ということをきちんと自分で覚えておく必要があるよね。
おしまい。

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