山姥は糖尿病性腎症を闘う

  糖尿病・糖尿病性腎症・乳がんの他
   あれこれ病気の事を書き記します

山姥さんお気に入りの詩画

2019-11-02 23:23:23 | 2型糖尿病

【ミヤコワスレ/都忘れ】

  おぼえておきたいことは

  忘れてしまい

 

  忘れてしまいたいことは

  けして忘れられず

  にくらしいけれど わたしのこころ

【きく】

   よろこびが集まったよりも

   悲しみが集まった方が

   しあわせに近いような気がする

 

   強いものが集まったよりも

   弱いものが集まった方が

   真実に近いような気がする

 

   しあわせが集まったよりも

   ふしあわせが集まった方が

   愛に近いような気がする

 

【つわぶき】

    悲しくて花を見れば

    花はともに 悲しみ

    うれしくて花を見れば

    花はともによろこび

    こころ荒れた日 花を見れば

    花は静かに咲く

 

【オニノゲシ】

  だれでも棘を持っています

  外に向いているか

  内に向いているか

  それだけのちがいです

 

【おだまき】 

  いのちが一番大切だと 思っていたころ

  生きるのが苦しかった

  命より大切なものがあると知った日

  生きているのが嬉しかった 

 

 

【別れ/サンガイグサ】

 

  あなたが最後に見た季節が また巡って来ました

  あれから私は幽霊というものが

  いてもいいと思うようになりました

  できることなら あなたに幽霊になってもらってでも

  もう一度逢いたいです

 

  父ちゃん

  気づくのが少し遅かったけれど 分かりました

  詫びることも お礼をいうことも

  出来なくなる別れが あるということを

     (あなたの手のひら)より 

※【きんみずひき/金水引】

 

    正しいと思う心の中に

    揺れ動くものがある

    今日私は 私の顔をしていただろうか

    大きな鏡に

    映すような気持ちで目を閉じる

        星野富弘さん詩画集(鈴の鳴る道)より

 

【ばら】

   淡い花は 母の色をしている

   弱さと悲しみが 混じり合った

   温かな母の色をしている

     (星野富弘さん詩画より)

 

20年以上前から、辛い時・悲しい時・虚しい時に慰めてくれていた詩の数々で、

自分で撮影した花たちと一緒にご紹介させて頂いた星野さんの詩画に感謝です。

山から下りたので、山姥とは言えない山姥になりました・・・また何処かで☆ 


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