だいたい秋ぐらいの時期に職場などでインフルエンザの予防接種を受ける方は多いのではないでしょうか。
ここでは、なかなかどこにも書いていないインフルエンザ予防接種をスムーズに受けるための現場での留意点などをまとめました。
受けるまでの準備
体調管理をしっかりと
インフルエンザ予防接種の当日に風邪などを引いて熱を出してしまうと摂取見送りと判断されてしまうことがあります。だいたい37.5℃を超えると摂取はしないというところが多い印象です。摂取日までは体調管理をしっかりし風邪を引かないようにしましょう。
かかりつけの医師の許可をもらいましょう
なにか持病があってかかりつけ医でお薬をもらっている方は、予防接種を受けても問題ないかどうかをかかりつけの先生に確認してから予防接種を受けましょう。
卵アレルギー、鶏肉アレルギーはないですか?
卵アレルギー、鶏肉アレルギーがあると摂取できない場合があります。アレルギーがある方は専門の医師に相談しましょう。
予防接種の当日は摂取までに熱を測っておきましょう
上に書いたようにインフルエンザ予防接種の際は必ずお熱をチェックしますので予め測っておきましょう。
問診票を予め書いておきましょう
問診票はいろいろ記入する項目が多いです。接種会場で問診票を埋めても大丈夫ですが、予め項目を埋めてから接種会場にいくほうがスムーズだと思います。
接種を受ける際の心構え
注射する場所を出してスタンバイしましょう
注射する場所は上腕外側の肘の上辺りに打ちます。肘の上まで袖をまくるか、まくれない場合は上着を脱いで待機しておきましょう。利き手と反対側の腕に注射しますので、そちら側をスタンバイしましょう。
アルコールでかぶれる方は予め伝えましょう
アルコールを含んだ消毒液で消毒をしますが、アルコールでかぶれる方はアルコールを含んでいない消毒液もありますので、スタッフに伝えましょう。
注射する時は真横を向いて手を腰に当てた姿勢を取りましょう
上にも書いたとおり、注射する場所は上腕外側の肘の上辺りなので、手を越しに当てて真横を向いてもらえると注射しやすいことが多いです。
接種後の注意事項
接種後は揉まないようにしましょう
接種は皮下にしますので揉まなくて大丈夫です。
接種直後は5−10分くらい様子をみて仕事に戻りましょう
アレルギー反応がでると血圧がさがったり、呼吸が苦しくなったりすることがあるので、医師に申し出るようにしましょう。
お風呂、シャワーは可能です
長風呂は避けるようにしましょう。
飲酒は避けましょう
飲み会がある日は予防接種はやらないようにしましょう。
激しい運動は避けましょう
運動する予定がある日は予防接種はやらないようにしましょう。
まとめ
以上、インフルエンザ予防接種の受診者のための留意点についてまとめてみました。これを読んでもらえれば、現場でそんなに戸惑うことなく接種を受けられると思います。注射は多少痛いですが、予防効果や症状を軽くする効果はありますので、受けることをおすすめします。