グリーンピースの栄養素と効能|旬のものは栄養価も味も絶品

グリンピース

グリーンピースというと学校給食などでよく食べたパサパサした缶詰のものを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし旬の新鮮なグリーンピースは栄養価が高く、ホクホクしていて絶品。ここではグリーンピースの栄養素や保存方法などについてご紹介します。

グリーンピースの特徴

「グリーンピース」は、「実えんどう」ともいわれ、えんどう豆の中でも未熟な豆のことを指します。

缶詰や冷凍食品として販売されており一年中楽しめますが、3〜5月の春頃から初夏にかけて旬の時期を迎えます。旬のグリーンピースは甘味が強く、風味も楽しめるので春を感じる方も多いのではないでしょうか?

さやえんどうについてはこちら

グリーンピースの原産地

原産地は中央アジアから中近東、地中海沿岸の地域とされています。

グリーンピースには深い歴史があり、古代ギリシャ、古代エジプトでも食されていました。8世紀頃から中国などへ伝わり、江戸時代にヨーロッパから日本へとグリーンピースが普及していきました。

欧米でも品種改良が行われ、様々な品種のグリーンピースを見るようになりグリーンピースが一般的にも食べられるようになりました。

グリーンピースの栄養素と効能

さやえんどうよりもでんぷん、タンパク質、カリウム、亜鉛、ビタミンB1、B2、B6などがさらに豊富です。皮膚や消化器、神経などを健全に保つためにひつようなナイアシンも多く含んでいます。

エネルギー93kcal
水分76.5g
タンパク質6.9g
炭水化物15.3g
カリウム340mg
マグネシウム37mg
リン120mg
1.7mg
亜鉛1.2mg
0.19mg
マンガン0.48mg
ビタミンB10.48mg
ビタミンB20.39mg
ナイアシン2.7mg
食物繊維総量7.7g

※可食部100gあたり

グリンピースの選び方

グリーンピースは全体的に黄色〜緑色で変色がなくさやはふっくら張りのあるものが良しとされています。グリーンピースはさやから出してしまうとだんだんと風味が落ちてきてしまうので、さやつきのものを選ぶようにしましょう。

またグリーンピースは日持ちしません。乾燥させないように密封するよう袋に入れ、必ず野菜室で保存し2〜3日で使い切りましょう。調理する直前にさやから取り出せばよりグリーンピースの風味、美味しさを堪能することができます。

グリーンピースの食べ方

調理直前にさやから出し、2〜3分塩茹ですれば食べられます。少しずつ塩茹でしたお鍋の中に水を足すことで表面にシワがよらず、ふっくらとキレイに仕上がります。

茹でたグリーンピースは、豆ご飯や卵とじ、スープに入れるなど用途は様々です。

筋のとり方

ヘタの部分を折って片側の筋を取り、反対側の花落ち部分を摘んでとります。

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